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冬に後戻りしたかのような寒さと冷たい雨で、このあたりの桜も葉桜になってしまいました。4月5日、6日と栃木市に1泊旅行しました。花見を意識したわけではなかったのですが、ちょうどはらはらと花びらが散り始める最高の桜を楽しみました。花見どきの渋滞が心配でしたが、たまたまの雨で車も人も少なく、ときおりパラつく雨の合間を縫って蔵の街を楽しみました。以前見た電車の中のチラシの記憶をもとに今回の小旅行を決めました。とりあえず行ってみようと思ったのは「蔵の街」だけ。あとは駅前の観光案内所でマップでももらって…というのが昔からの私の旅のパターンです。日常の景色に山がないので、あっちにもこっちにも山のある風景、しかもどの山にも桜のピンクが配されていてプチ感動の道行でした。曇天でもやっています。蔵の街通りは見世蔵(店蔵)が並び、川越や先日行った三嶋大社前に似ていますが、魅力は道の整備がとてもよくできていることです。観光客が歩きそうな道は裏道まで歩道が広く、車椅子の旅行者もたびたび見かけました。市内を南北に流れる巴波(うずま)川の一部を観光舟で往復できます。今、たくさんの鯉のぼりと、それを映した川面がきれいです。船着場辺りには蔵が並び、川には鴨が自由に遊んでいます。宿泊は隣りの佐野市の「ホテル三吉野別館」。ロビーにはあこがれのチェスターフィールド型アンティークソファが並んでいました。和風の建物にオーナーの趣味のヨーロッパアンティーク家具が配置され、なかなかユニークな旅館でした。翌日は日曜とはうって変わって晴れ!桜名所を回ったあと市内の「くろみや」というお蕎麦屋で昼食。同じ敷地内の神社、公園と縁のお店らしく、店内に宮司さんの家系についての記述などが飾ってありました。公園の一部が日本庭園で、ここの桜が素晴らしいものでした。行き当たりばったりの旅は、思いがけないラッキーな出会いの連続でした。
2015.04.10
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