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当時発行していた「塾新聞」の記事の一部です。
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従来、各学校の前年度の定期試験問題については自由な閲覧を認めてきました。しかし、特にF中において、その問題が(はなはだしきは、全くそっくりに)出題されることが明白となり、この間、閲覧を禁止してきました。
我々としては、自由学習における学年の交流のかっこうの素材とは思うのですが、その明白な事実がある以上、そして現実にその点数で順位付けがなされるが故に、やはり原則を追求することに決意しました。
つまり、前年の問題を見る機会のない者と同じ土俵で闘い、堂々と勝利してもらいたいのです。そのような意味で中1クラスの中間試験におけるF中1・2位独占は全く誇るべきものと思います。
試験範囲があるものを隅から隅まで懸命にやること、結果を考えず、自分に納得のいく学習をすること。このことを実行すれば、できないはずはないのだと、本当にそう思います。
そしてまた、そのようなテストで順位付けがなされることを思うとき、少々の上下でどうこう言うことはないのだということが分かります。
ただ判断すべき根拠は、自分で満足のいく学習をしたかと、『自分に問う』ことからしか出てこないのです。
そして、その自分への批判こそが人間を発展させるものであると確信します。もっともっと『大きな』人間になって欲しい、そのことをただ願うのみです。
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この「一種の宣言」以来、所謂「過去問演習」に類するものは一切やっていません。あれから、もう20数年経過しましたが、上記の立場は、基本的に今も変わらないものだと思っています。
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