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世界史必修に関わる問題が各地で噴出している。昨日取り上げた「四国新聞」の一面に次のような記事を見つけた。
「県内の公立高35校問題なし」・・・・県教委によると・・・・各校に対して在校生が教育課程表の通り履修しているかを、直接確認。問題のある高校はなかったとしている。
これが事実かどうかは、「学校当局」でなく、「在校生」そのものに聞いてみれば分かる。新聞がそれをしないで、しかも一面でこのように書くことが「マスコミ」の実態を表していることにもなる、ということに気付かない!
それなら、単なる県教委(乃至「権力」)のスポークスマンに過ぎない。それでは「危険な時代」と同じではないか。
既に述べておいた 。
「手口」の巧妙さは開いた口が塞がらない。「表題」は世界史、テスト内容は日本史だったり地理だったり。
「学校は決して信実を教えるところではない。」という真実を反面教師として教える必要はない。また、現在の教育課程が「受験」との関係で「おかしい」のなら、そちらを変える方向に向かうべきだ。
あくまで嘘を嘘で塗り固めているとすれば・・・・もっと大きな問題になるだろう。
そして、何より恐ろしいのは、ある程度しか「自分」が出来ていない子供たちに、「ばれなければ嘘を言えばよいのだ」ということをしっかり教えていることになるということだ。
社会1教科くらいは、独学でも何とかなる程度だし、今はA教科もある。
間違いは直すのが「すじ」である。
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