《読書グループ》塾長の『共育』日記

階段を登ったところにある山門の両側の「もみじ」の写真を撮ろうと思って、三谷寺まで行ってきた。

ところが、山門が修理中だった。「巻頭写真」も、よく見れば、瓦を修理しているのが見える。

ということで、本堂や弘法大師の像や三重の塔を撮影してきた。

三谷寺は、真言宗の(恐らく当時としては山中に建てられた)密教の面影を残す寺である。残念ながら(笑)「檀家」ではない。理由は聞いているけれど、まあいろいろあったらしい。

合宿所から、徒歩15分程度なので、時々（日程に余裕があるときに)、ピクニックにいったものだ。卒塾生でも、行った子はきっと記憶にあるだろう。

はるか昔(笑)、よく境内で遊んだものだ。境内は結構広く、所々に松などの植木が生えていたけれど、そんなことはお構いなしで、野球などもやっていた。

寺の建物の中にボールが入っては叱られた記憶が微かに残っている・・・

帰ろうとすると、山門の修理をしている人から「もしかしたら、○○さん？」と声をかけられた。声の主はマスクをしているので誰だか分からない。

名前を聞こうとしたけれど、向こうから「お父さんの調子はどうなん？」と聞かれた。彼は、今「携帯用酸素ボンベ」をつけて移動しているのだ。煙草はいかんなぁ。

「寒くなるから気をつけなければ」と言われ、「ありがとうございます」と言ったのだけれど、結局誰か分からなかった。