気楽人

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鐵舟

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「あなたの血糖値は１１０です。」

と言われて、「気をつけないといけないな。」

とか思う人は、あまりいないと思います。

なぜなら、普段気にしてなければ想像だにしないのが

現実でしょう。

今回の津波も、大津波警報が出て高さ5メートルとか

出てましたが、規模は解りません。

そもそも、津波って波がつくけど波と思うのが間違いだと

思います。

押し上げられ、押し上げられた海水が陸岸に押し寄せるのが

津波です。

今回の東北地震では、長さ440km、幅20kmのプレートのひずみが

あったと聞いています。（確かではない）

沖合での海面上昇は2mということなので、

　440km＝440000m

　 20km＝20000m

となり、体積を求めると

　440000×20000×2=17600000000

176億です。海水比重は1.025ですが、ややこしくなるので

抜きにします。

すべての水が同じ場所に到達するわけではないので、

単純に360度に分散すると考えて割ってみると

　176億÷360＝48888888.88（4888万）

となります。

1度あたり4888万トンの水が押し寄せるのです。

(全長３００ｍぐらい)

この船が１６２隻ほど突っ込んで来ると思って下さい。

津波を舐めている方には、より現実的な例をあげると

直径1kmの湾が10cm海面上昇したなら

　πd?h÷４＝円周の体積

なので、

　π＝円周率＝3.14

　ｄ＝直径[m]

　ｈ＝高さ[m]

　1km＝1000m

　10cm＝0.1m

よって

　3.14×1000?×0.1÷４＝78500

となります。

たった10cmの津波でも、7万8500トンの水が

陸岸に押し寄せるのです。

１台１トンの車が、７万８５００台突っ込んで来る

と思って下さい。

これに津波の速度が加わるので、たった10cmの津波でも

破壊力は大きいでしょう。

今後、津波警報を出すときには、高さと共に規模を示すために

トンを用いることを提案したいと思います。

大きな数字になると、メガとかギガを使いますが

現実味に欠けるので、トンを単位にすることが良いと思います。

影響力のある人が見てくれれば良いのですが…

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