Das Tagebuch von Judith

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liebejudith

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July 25, 2006
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カテゴリ: 音楽・芸術


レナード・バーンスタイン指揮/ベルリンフィル





世界最高のオーケストラの一つと言われる、ベルリンフィル。
熱心なクラシック好きでなくても名前ぐらいは聞いたことがあるだろう。
あまりにも有名なこの両者が共演したのはただ1回のみ。
このディスクは、その一期一会の記録。

並々ならぬ緊張・激情。
幸せな共同作業というより、両雄が力づくでぶつかり合う演奏。
とにかくアツイ。アンサンブルは崩壊寸前になるが、その熱さで音楽を保っている。
バーンスタインのうなり声や指揮台を踏みならす音が生々しい。

俺は特にマーラーが好きなわけではないが、この9番だけは特別。
凄い曲だ。
優しく包まれ、フワッと持ち上げられ、心地よい揺れに浸っていたら、
だんだんと激しく揺さぶられ、突き落とされ、混沌に巻き込まれ、
取り憑かれ、開放され、最後は天上の彼方へ消えていく・・・
そんな音楽。
ライヴで聴くと、最後の音が消えゆき、静寂が訪れるこの時がたまらない。
「時間の流れが止まる」を体験できる。


個人的には、高校2年生から10年間師事した自分の師匠、K先生が
この録音に参加しているのも思い入れのあるところです。
K先生は、その昔、3年間のみですがベルリンフィルで仕事をしていた方でした。
私は音大で勉強し、ドイツにも修行に行き、世界中の名手と呼ばれる
トロンボーン吹きの演奏に触れたりレッスンを受けたりしましたが、
それでもなお、K先生が理想のオーケストラプレイヤーです。
昨年、読売日本交響楽団首席トロンボーン奏者のK田氏(同門の兄弟子です)と
飲み会でご一緒させていただく機会がありましたが、
K田氏も同じ事をおっしゃっていました。
「自分も、いまだに『K先生のように吹きたい』と思っている」と。
K先生の弟子はみんな同じ事を思っているようです。
大変残念なことに、K先生はご病気のため3年前に現役を引退されています。
ここ数年の日本のトロンボーン界は、アメリカンなスタイルが主流です。
K先生のような、ドイツのスタイルを持ったトロンボーン奏者は今後現れるのでしょうか・・・?





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Last updated  July 25, 2006 08:41:34 PM
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