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2007.08.05
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カテゴリ: ボールダー通信
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海外にいると、何を見ても、つい
「日本」に置き換えてと考えることが多くなります。
  「あぁ、これは、日本と同じだなぁ」
  「これはきっと、日本ではしないだろうなぁ」

楽しかったベールでの週末避暑を終えて、ボールダーへの帰り道。
日本と同じく、週末渋滞ぎみのハイウェイの車中で、
道路からの風景をぼんやり眺めながら、そんな事を考えていました。

ロッキー山脈の雪解け水からなる河沿いに、

ある場所では、渓流ぎりぎり、あるいは崖スレスレに道路が走っているのに、
日本ではすっかいおなじみの、コンクリートの要壁が見当たらないのです。

「もしも、岩が落ちてきたらどうするの? 危なくない?」
とダーリンに聞くと、
「それはアン・ラッキーだな。。。
 岩が落ちてこないか、よほど気をつけながら運転するしかないね」
えぇ~、それだけなの? 

でも考えてみれば、
大自然のすべてをコントロールするなんて、まず不可能!
それより、落石予防のパトロールを増やしたり、
落石があった時に素早く復旧対応するための

確かに「あり」だよな。。。なんて。

思えば日本は、国土も狭いし、
自然と人の暮らしが隣接しているから、すこし自然が暴れると、
人が亡くなったり、とても大きな事になりますよね。
だから予防に予防を重ねて、道路ひとつ、崖ひとつに


どちらが良いという訳ではありませんが、
私的には
細部にこだわり、うつろいやすいものに対して、
巨費を投じて手を加えようとするのは、
もしかしたら日本人ならではの性質なのかなぁ、
と思いました。

東洋文化研究家の アレックス・カー さんは、こういった
日本人の近視眼的な性質が行き過ぎて、
本来の良さが失われていくことに警鐘を鳴らしていますが、
それも日本以外を知る、外から見た目があればこそ
できることなのでしょうね。


ほんの少しでも、この近視眼になりがちな目の
視野を広げて帰りたいなぁ、と思った車中でした。。。





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Last updated  2007.08.07 11:23:49
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