年々暑くなっていく夏に、バテぎみなお花さまたちに半日陰をつくるために、フェイジョアを植えましたが、大きく茂りすぎたので、4年間一度もしていない剪定をしました。
フェイジョアは1本だけでは実が成りにくく、他品種が必要とのことで、クーリッジ(1本で結実)とウィキトゥを50センチほど離して植えています。
花芽が枝先近くにつくため、全体を刈り込んだり、切り戻したりすると、花が咲かないそうですが、2本の枝が絡みあって、花壇の風通しが悪くなり、日陰も増えたので、3月に、思い切って剪定しました。
花びらの外側は白く厚みがあり、内側が赤色で、多数ある赤いおしべが目立つ美しい花です。
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今年は花や実を犠牲にしてでもと思いましたが、切った枝に花芽。
この花びらは甘くておいしく、受粉しながら食べると、大きい実をならせるために、つぼみを間引く必要はありませんが、
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フェイジョアの花は、梅雨頃に満開になり、雨の合間に上手に人工授粉できないので、花数ほど実りません。
フェイジョアの実は色では完熟したかどうかわかりません。
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←ウィキトゥの実の方が大きい。
クーリッジの実 ウィキトゥの実
11月に、ほぼ完熟して自然に落ちた実を拾って、実が堅いときは、室温に1週間~2週間置き、パイナップルのような香りがして、柔らかくなっていたら食べ頃です ♥
フェイジョアは南米原産の亜熱帯果樹ですが、-10℃程度まで耐えるそうで、暖地なので庭植えしています。
実の収穫が目的の時は、苗が小さいときに、枝数を増やして樹形を整えることが大切だそうです。
フェイジョアの庭植えでの育て方
フトモモ科フェイジョア属、耐寒性常緑低木
別名:パイナップルグアバ
●植える場所:日当たりのよい場所に。
●水やり:根づいたら、必要ありません。天気の良い日が続いたら根元に。
●用土:水はけが極端に悪くなければ、特に選びません。
(植えつけ時に、完熟堆肥を混ぜ込んでいます)
●肥料:春と秋に有機肥料を。
●剪定・整枝:新芽が伸びる前の3月中旬~4月中旬頃に。
花言葉:情熱に燃える心、実りある人生
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