枝先に十数個ついているつぼみの白い筒の先は明るい紫色で、今にもラッパ状の花を咲かせそうな樹高30cmほどの鉢花は「寒さに弱い」と直感したものの、つぼみの美しさに、勧められるまま、つい・・・
ガーリックバイン、価格札のちょっと恐ろしげな名前に、そっと触った葉や花にガーリック臭はありませんが、行灯仕立てに収まらず、庭をかけめぐるバイン(つる植物)たちが一瞬頭をよぎりました。
明るい紫色の筒先が5弁に開く花径4~7cmの花
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ガーリックバインは葉や花をもむとニンニクのような臭いがするので、ニンニクカズラ(大蒜蔓)とも呼ばれていて、草丈を低く抑えてコンパクトにまとまった鉢植えでは、さほどつるが伸びないそうで、ホッとしました。
ゲンペイカズラはつるを長く伸ばさなくても春~秋まで咲くので、ガーリックバインもコンパクトな鉢で咲いてくれそうな気がします。
ゲンペイカズラ
と、鉢を庭土の上に置いたら脱走して、すでに帰る鉢もない カレーカズラ
・・・
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ガーリックバインは花の咲き始めの明るい紫から薄紫、ピンク、花の終わりの白までグラデーションを楽しめます。
ガーリックバインは加湿に弱いそうですが、沖縄では年数回、垣根などで花をたくさん咲かせていると聞いたので、梅雨の時期もさほど心配しなくてもよいのかな?
お花屋さんの庭では落葉するけれど、暖地なので戸外で冬越ししているそうです。
ガーリックバインの鉢植えの育て方
ノウゼンカズラ科プセウドカリマ属、非耐寒性つる性常緑低木、原産地:熱帯アメリカ
別名:ニンニクカズラ(大蒜蔓)、ガーリックカズラ
●置き場所:日当たりのよい場所に。
●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。
●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。
赤玉土6、腐葉土3、バーミキュライト1の混合土に、緩効性肥料を適量混ぜます。
●肥料:春~秋に2ケ月に1回、緩効性肥料を。
●剪定:咲き終わった花の少しを下あたりで枝を切り戻します。
●植え替え:鉢の底から根が出てきたら、4~5月頃に一回り大きな鉢に。
花言葉:個性的、ありのままの私を見て
葉に袋があって、濃いピンクのつぼみの中… 2010.12.17
甘い香りの純白の十字花、タネは仙人のよ… 2010.12.08
しなやかにつるを伸ばして、ひっそりと可… 2010.10.07
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