弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2013.02.22
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カテゴリ: 2月の誕生花

早春に、フキノトウ(蕗の薹)が春の喜びを告げて花を咲かせたあと、地下を這う根茎から長い淡緑色の空洞の葉柄(ようへい)を出して、丸いハート形の大きな葉を一枚つけます。

2月22日の誕生花は、雌雄異株の香りゆたかな春から初夏の山菜、フキ(蕗)。

花の名は、雄株の雄花が冬に黄色の花を咲かせることからの冬黄(ふゆき)の略という説や、葉柄の皮が糸状の筋を引くことからの古名のフフキ(布布岐)の転化という説などがあります。

フキは薬草で、葉や茎を煎じて服用すると苦味健胃薬として胃下垂、食欲不振などに効果があり、生の葉や茎の絞り汁は打ち身、切り傷などに効果があります。

花言葉「私を正しく認めてください」は、薬用になるという俗信があったことにちなんでつけられたといわれています。

花言葉「愛嬌」は、まだ苞に包まれた若い花茎(フキノトウ)の小さなつぼみが集まるかわいらしい姿につけられたのでしょう。

フキは薬効食材として古くから活用されていて、母方の実家の辺りでは、全草が薬用として脳卒中の特効薬になるといわれています。

フキは葉と花茎が別々に出て、雄花と雌花はそれぞれ固まった群落をつくり、近所の土手や空き地のフキは冬になっても地上部分は枯れずに残っています。

ポット苗のフキは庭の片すみで少しずつ増え、最近は冬の終わりにフキノトウ(蕗の薹)をのぞかせています。

キク科フキ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国

フキ(蕗)の花言葉:愛嬌、私を正しく認めてください、正義がなされるでしょう、公平な裁き。

フキ(蕗)の誕生花:2月16日、2月22日

流通時期:ポット苗を冬~早春に見かけます。
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Last updated  2020.02.22 13:42:09
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