春になると、羽状の葉のつけ根に、薄い紫の花弁に黒い斑紋のある蝶形花が次々と咲き、花後に結実してふくらんださやは2~4個の実をふわふわの内綿で大切にくるんでいます。
2月17日の誕生花は、ふっくらとしたおいしさが魅力の豆、ソラマメ(空豆、蚕豆)。
花の名は、長楕円形のさやが空に向かってつくことから名づけられました。漢名の蚕豆は、豆の形が蚕(かいこ)のまゆに似ていることからつけられています。
ソラマメはさやが若く未熟なときは空に向かってピンと立ち、実がふくらむと重みでさやが下を向くようになり、さやの背すじが黒くなって光沢が出てきます。
花言葉「永遠の楽しみ」は、古代エジプトから4000年以上も食用として栽培され、これからも食べられ続けていくと思われる豆のおいしさからつけられたのでしょう。
花言葉「憧れ」は、花が咲き終わったあと茎につくさやが空に向かって斜め上に伸びる様子からきているのでしょう。
ソラマメもギリシャ神話のイカロスの翼、熱気球、飛行船と、かつて空を飛ぶことを夢見た人たちのように、この空をとべたらと上を向くのでしょうか。
マメ科の植物は毎年、同じ場所に植えると連作障害が出るので、家庭菜園のソラマメは一休み中です。
ご近所の広い畑では、植え場所を替えながら毎年栽培できています。
マメ科ソラマメ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:中央アジア、地中海沿岸別名:ノラマメ(野良豆)、ナツマメ(夏豆)、テンマメ(天豆)、シガツマメ(四月豆)
ソラマメ(空豆、蚕豆)の花言葉:憧れ、永遠の楽しみ。
ソラマメ(空豆、蚕豆)の誕生花:2月17日
流通時期:タネを晩夏~秋に見かけます。
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