弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2017.04.01
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カテゴリ: 4月の誕生花
早春に、地中から白く丸い顔をのぞかせ、切れ込みの少ない楕円形の葉の間から長く伸びた花茎の先に、十字形の黄色い4弁花が次々と咲きます。

4月1日の誕生花は、弥生時代に大陸から伝わった根菜、カブ(蕪)。

花の名は、根の形が頭(かぶり)のようだからという説や根を意味する株からという説、形が弓の矢の先に付ける鏑(かぶら)に似ていることからという説などがあります。

古名のスズナ(鈴菜、菘)は、鈴のように丸い根の菜からつけられ、春の七草のひとつで神を呼ぶ鈴を表し、1月7日に食べる七草粥の習慣は江戸時代に広まりました。


カブは胚軸(茎の組織)が肥大したもので、カブの仲間には、胚軸の大きさや色から大カブや中カブ、小カブ、赤カブなどがあり、根は胚軸の下に細く伸びてひげ根がついています。

花言葉「慈愛」は、やせた土地でもよく育ち短期間で手軽に収穫でき、根に消化酵素アミラーゼを含み整腸作用があり、身体によいことからつけられたのでしょう。

花言葉「晴れ晴れと」は、カブが胃腸によく食べると健康になることからきているのでしょうか。
それとも、青空に映えて咲く黄色い花の様子からでしょうか。


年末に根が小さく収穫できないまま忘れていたコカブが葉を茂らせ、春に次々と花茎を伸ばして、鮮やかな黄色い花を咲かせていました。

古くからのなじみ深い野菜には花言葉や誕生花がつけられています。

アブラナ科アブラナ属、耐寒性一年草・二年草、原産地:アフガニスタン、地中海沿岸
別名:スズナ(鈴菜、菘)、カブラ

カブ(蕪)の花言葉:慈愛、晴れ晴れと。

カブ(蕪)の誕生花:4月1日、10月5日

流通時期:タネを春と秋に見かけます。

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Last updated  2017.04.01 10:30:03
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