花の名前 0
ラ行の花 0
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冬から春に、長楕円形の葉のつけ根から出た短い花茎に、赤やピンク、白などの花弁に厚みのある一重や八重の花が規則正しく放射状に並んだ葉の真ん中に集まって咲きます。1月22日の誕生花は、春を告げて咲くプリムラの仲間、プリムラ・ポリアンサ。花の名(学名)は、属名がラテン語のprimus(最初)で、種小名のpolyanthaがギリシャ語のpoly(多数の)とanthos(花)で、春一番に花をたくさん咲かせることから名づけられました。ポリアンサはヨーロッパ原産のプリムラ・エラチオール、香りのよいプリムラ・ベリス、小アジア原産のプリムラ・ブルガリスなどを交配して育成された品種群です。 花言葉「富貴」は、たくさんの花が丸く中央に集まって咲く様子が富を連想させることからつけられたのでしょう。花言葉「可憐な生き方」は、原種それぞれの性質を受け継いで可憐に咲く花の姿からでしょうか。ポリアンサはコーカサス原産の赤紫色のプリムラ・ジュリエとの交配が進むうちに、株元から伸びた花茎の先に笠のように咲く花姿から、株元で咲く花姿に変わってきたそうです。 ポリアンサは咲き始めと咲き終わりで色の変わる品種、単色から複色の豊富な花色の花弁が大きな品種、色変わりなどで、ゴージャスで美しいバラ咲き、香りのよい品種もあります。庭先がさびしくなる晩秋から、ほんのりグリーンを含め、虹の七色の色彩を持つようになった大輪の花が色鮮やかに次々と咲きます。マジカブルーやブルージーンズなどの青系プリムラは花色に濃淡があるユニークな花です。サクラソウ科サクラソウ属、耐寒性多年草(一年草扱い)、原産地:ヨーロッパ別名:プリムラ・ポリアンサスプリムラ・ポリアンサの花言葉:富貴、可憐、可憐な生き方、神秘な心、うぬぼれ、無言の愛。プリムラ・ポリアンサの誕生花:1月22日、2月19日、5月1日流通時期:ポット苗や鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。 青いプリムラ
2016.01.22
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秋から初冬に、ハート形や星形などの葉をつけてよく伸び、気根を出して壁や木にどんどん這いあがったつるの先に、小さな淡い黄緑色の五弁花が咲きます。1月21日の誕生花は、再生と回復のシンボルカラー、ヘデラ。花の名(属名)は、ギリシャ語のhedra(葉が密生する)やラテン語のhaerere(しがみつく)で、葉が生い茂る姿から名づけられました。別名(英名)のアイビー(ivy)は、ヨーロッパや北アフリカ原産のセイヨウキヅタ、カナリア諸島などが原産のカナリーヅタ、小アジアなどが原産のコルシカギヅタなど多くの種類の総称だそうです。常緑のアイビーは永遠の友情や愛の象徴として、ウエディングの花飾りなどに用いられてきました。 花言葉「永遠の愛」「破錠のない結婚」は、家の壁や樹木、石垣などにしっかりつかまって成長する様子からつけられています。花言葉「死んでも離れない」は、樹木などに大きくなって木質化した太い茎がからみついて簡単に外れないことからつけられたのでしょう。 ヘデラは温帯原産のものが多く、暖地では冬枯れの中でも、生垣や公園などで青々とした葉が見られます。明治末頃に入ってきた基本種のヘデラ ヘリックスは園芸品種が多く、葉の形や大きさ、模様、生長速度など様々だそうで、公園のヘリックスは秋に花を咲かせて、翌夏に果実が熟します。花は成木にならないと咲かず、3~7裂している幼葉が成木になると卵形になるなど葉の形を変える品種が多いそうです。ウコギ科ヘデラ属(キヅタ属)、常緑つる性低木、原産地:ヨーロッパ、北アフリカ、アジア別名:セイヨウキヅタ(西洋木蔦)、アイビーヘデラの花言葉:友情、永遠の愛、破錠のない結婚、誠実、信頼、死んでも離れない。ヘデラの誕生花:1月21日、11月16日、12月3日、12月4日、12月20日流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。園芸ネット プラス、e-花屋さん、charm 楽天市場店、癒し空間 One’s Garden&Plants、Green Box (グリーンボックス)、緑の風yamashoku、元気彩園- 46 BLOOM flower works、苔工房、花みどりマーケット 楽天市場店さんにあります。
2016.01.21
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春に、ピンクのつぼみをつけて長く伸びたつるの先に、先が5つに裂けた白い漏斗形の花が30~40輪まとまって咲き、甘くよく香ります。1月20日の誕生花は、天女の羽衣のようにこぼれ咲く花、ハゴロモジャスミン(羽衣ジャスミン)。花の名は、重なり合って咲くジャスミンの花を天女のハゴロモ(羽衣)にたとえて名づけられました。ジャスミンはペルシャ語のYasminに由来します。 花言葉「愛嬌」は、ピンクのつぼみが開くと花が白く、こぼれるようにたくさん咲く花の姿に愛らしさが感じられることからつけられています。花言葉「気だてのよさ」は、花がたくさん咲いたときのむせかえるような香りが魅惑的なことからでしょうか。 ハゴロモジャスミンは小さな花を多くつける品種なので、フェンスなどに這わせると、たくさんのつるの先ごとに咲く花が白く連なって羽衣をかけたように見えます。他のつる性の花よりもつるを剪定しやすく、花が終わったあとにどんどん伸びるつるを切っても、翌春にはちゃんと花を咲かせてくれます。モクセイ科ジャスミヌム属、常緑つる性低木、原産地:中国雲南省、インド別名:ジャスミナム・ポリアンサム、ツルジャスミン(蔓ジャスミン)ハゴロモジャスミンの花言葉:温和、愛嬌、気だてのよさ、素直。ハゴロモジャスミンの誕生花:1月20日、3月24日流通時期:冬~早春に鉢花を見かけます。千草園芸、園芸ネット プラス、Green Box (グリーンボックス)、ガーデニングshop岐阜緑園、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、フラワーショップ「パレット」、トオヤマグリーンさんにあります。
2016.01.20
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晩春から秋に、萼(がく)の1枚が大きくなった白い葉が枝先に涼しげに開き、黄色い星形の小さな花が集まって咲きます。1月19日の誕生花は、白いハンカチの花、コンロンカ(崑崙花)。花の名は、白い萼(ガク)を黄河の源で天界への入り口とされた神々の住む崑崙山に積もる雪にたとえて名づけられました。別名(属名)のムッサエンダ、ムッセンダ(Mussaenda)は、スリランカでの現地名からつけられています。 花言葉「南の風景」は、いくつかまとまって咲く花の周囲に萼が広がり、複数の花がセットで一つに見え、南国を思わせるエキゾチックな花の姿からつけられたのでしょうか。花言葉「神話」は、中国古代の神話で遠い西方にあるとされた神々の山の名がつけられた花名からきているのでしょう。中国の神話では、崑崙山は人間がたどり着けないほど遠い西方にあり、古い時代には最高神である黄帝の山であり、時代が下ると不死や復活を司る仙人の西王母がいる山とされたそうです。 鉢植えのコンロンカは大きくなると戸外で冬を越せるようになり、夏には白いハンカチのような萼の数も、きらめく星のような黄色の花数も増えました。コンロンカの仲間には、花が薄い黄色のウスギコンロンカ(薄黄崑崙花)や萼が八重のコンロンカ、萼が赤いヒゴロモコンロンカ(緋衣崑崙花)などがあります。アカネ科コンロンカ属、非耐寒性半常緑低木、原産地:東南アジア~熱帯アフリカ別名:ムッサエンダ、ムッセンダ、ハンカチノハナ(ハンカチの花)コンロンカ(崑崙花)の花言葉:神話、南の風景。コンロンカ(崑崙花)の誕生花:1月19日流通時期:鉢花を春~夏に見かけます。スタジオHiro楽天市場店さんにあります。ギョリュウバイ カロライナジャスミン
2016.01.19
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春から秋に、縁に粗いギザギザ(鋸歯)のある葉のわきから垂れ下がった花柄に、赤い萼(がく)の中から黄色の花が薄紫色のおしべと花柱を突き出して咲きます。1月18日の誕生花は、細い茎にランプをつりさげたような花、チロリアンランプ。花の名は、英名のTyrolean lampで、花の形と色がランプのように見えることから名づけられました。別名のウキツリボク(浮釣木)は、つるに釣りの浮きをぶらさげたような花からつけられています。チロリアンランプはアブチロンのつる性タイプで、薄紙でつくられたような広鐘形の花がうつむきかげんに咲く木立性タイプとは花の形がまったく違いますが、同じ花言葉です。 ウキツリボクでたとえるなら、花言葉「憶測」は、釣りざおのような細い枝にぶらさがる浮きのような花が釣り上げるものを想像してつけられたのでしょうか。花言葉「さまざまな愛」は、葉の海に見え隠れするたくさんの赤い萼や、花が咲き赤と黄になった花などが入り混じる姿からきているのでしょうか。 チロリアンランプは熱帯花木なのに寒さに強く、暖地では戸外でちらほら花を咲かせながら、冬越しして、ほとんど一年中咲いています。アオイ科イチビ属(アブチロン属)、つる性常緑低木、原産地:ブラジル別名:ウキツリボク(浮釣木)チロリアンランプの花言葉:さまざまな愛、尊敬、恋の病、真実は一つ、憶測。チロリアンランプの誕生花:1月18日、9月8日アブチロンの花言葉:推測、尊敬、憶測、真実は一つ、良い便り、さまざまな愛、恵まれた環境。アブチロンの誕生花:1月9日、6月13日、9月8日流通時期:ポット苗や鉢花を春~初夏に見かけます。園芸ネット プラス、トオヤマグリーン、ガーデンタウンさんにあります。 ラナンキュラス
2016.01.18
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冬から春に、ピンと立った肉厚で幅広い濃緑色の葉のわきからしなやかに伸びた花茎に、白やピンクの優雅な花が1列に並んで咲きます。1月17日の誕生花は、洋ランギフトの代表花で花持ちがよく豪華なコチョウラン(胡蝶蘭)、ファレノプシス。花の名は、ギリシャ語のphalaina(蛾)とopsis(似る)で、木に着生する花の姿が蛾に似ていることから名づけられました。別名のコチョウラン(胡蝶蘭)は、長い茎にたくさん連なって咲く花の姿が群れ飛ぶ胡蝶に見えることから呼ばれています。 花言葉「幸福が飛んでくる」は、唇弁(リップ)が小さく、丸みを帯びた左右の花弁や萼片のあっさりした形から、ひらひらと花に飛んでくる蝶を連想してつけられたのでしょう。花言葉「あなたを愛します」も、花に寄ってくる蝶の連想からでしょう。花色は白とピンクが中心で、花色別の花言葉もつけられています。 ファレノプシスは品種改良が進んで、黄花や唇弁だけが別色のもの、花弁に斑やぼかし模様が入ったものなどがあります。ミディコチョウランは花の大きさがコチョウランより小さくコンパクトで、冬に室内で花を咲かせています。ラン科コチョウラン属、非耐寒性多年草、原産地:熱帯アジア別名:コチョウラン(胡蝶蘭)ファレノプシスの花言葉:あなたを愛します、幸福が飛んでくる、清純、機敏な人、厳粛な美しさ、永遠の幸せ。ファレノプシスの誕生花:1月17日、1月18日、11月15日、12月3日、12月18日、12月30日流通時期:鉢花を周年、見かけます。胡蝶蘭専門店 はなやか、園芸ネット プラス、ゲキハナ 感激安心のお花屋さん、胡蝶蘭専門店フォレストナーサリー、森水木のラン屋さん、charm 楽天市場店、日比谷花壇さんにあります。
2016.01.17
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秋から春まで、小さな葉を密につけて垂れるように這う柔らかく細い茎先に、白やピンク、薄紫の花弁が5つに裂けたかわいい花が咲き続けます。1月16日の誕生花は、小輪から巨大輪まで愛らしい花、ステラ。花の名(属名)は、ラテン語のstella(星)に由来するという説と、イタリア語のstella(星)でイタリアの地名に由来するという説があります。ステラは今でもバコパと流通名(旧属名)で呼ばれ、超巨大輪のタイフーン、大輪のコピアシリーズ、小輪のエバーシリーズ、スノーフレーク斑入りなどの園芸品種があります。 花言葉「小さな強さ」は、小さな葉をつけた茎先を這うようにどんどん伸ばして、小さな可憐な花が連なるように咲くことからつけられたのでしょう。花言葉「忘れられた恋人」は、見る人の心をなごませてくれるやさしいピンクや薄紫の花色の愛らしい花のどこからきているのでしょうか。 ハンギングバスケットや寄せ植えのステラは暖地では秋に鉢などの縁からやわらかい茎がしだれて、梅雨に入るまでよく咲きます。秋に植えた一株がお正月頃に花いっぱいになり、花数が減ると少し刈り込むと一回り大きくなって、花つきがよくなります。ゴマノハグサ科ステラ属、半耐寒性ほふく性多年草、原産地:アフリカ、カナリア諸島別名:バコパステラの花言葉:小さな強さ、愛らしい、忘れられた恋人、心がなごむ。ステラの誕生花:1月16日流通時期:ポット苗や鉢花を秋~春に見かけます。ガーデニング専門店 hana*world、Fleur Town 吉本花城園、園芸ネット プラス、緑の風yamashokuさんにあります。 セツブンソウ クリンソウ
2016.01.16
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春に、先端の尖った幅広の線形の数枚の葉の中心からつぼみをつけてすんなりと伸びた花茎の先に、黄色いカップのような花が一輪、咲きます。1月15日の誕生花は、今も昔も魅惑の世界にいざなう春の代表花、チューリップ(黄)。花の名は、トルコ語のtulipan(頭巾)で、トルコの人々が頭に巻いていたターバンに花姿が似ていることから名づけられました。1554年トルコ駐在大使だったオーストリアのビュスベック(ブスベック)が花の名をたずねたとき、通訳の「この頭巾に似た形の花か?」と聞き返したのを花の名と勘違いしたそうです。チューリップは花色によって花言葉が変化します。 中世のヨーロッパでは、黄色はキリスト教において裏切りの象徴だったことから、恋に関しては希望のないものになっていますが、同じ黄色でも、中国では富と名声を表わす色とされています。チューリップ(黄)の花言葉「望みのない恋」「実らない恋」は、花色からイエスを裏切ったユダのまとっていた黄色の衣を連想してつけられたのでしょう。チューリップ(黄)の花言葉「名声」は、見ているだけで心を弾ませ、幸せな気分にさせてくれる黄色の明るい花色からきているのでしょう。 春の植物園では、子供の絵に描かれようなコップ形で、童謡のチューリップに歌われる赤、白、黄色の三色が日ごとに花首を長く、花を大きくしながら、1~2週間咲いています。最近では、花形は八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、フリル咲き、パーロット咲きなどがあり、早生種、中生種、晩生種が早春から晩春にかけて順に咲きます。ユリ科チューリップ属、秋植えの耐寒性球根、原産地:中央アジア、トルコ、北アフリカ別名:ウッコンコウ(鬱金香)、ウコンコウ(鬱金香)チューリップ(黄)の花言葉:名声、希望のない恋、望みのない恋、実らない恋、愛の証、愛の表示、母の日。チューリップ(黄)の誕生花:1月15日、2月20日、3月13日、5月17日、5月23日流通時期:球根を晩夏~秋に、鉢花を冬~早春に見かけます。いつもアンのお花屋さん、花生活応援 はなさよ、渋谷園芸 植木鉢屋、Lucky Flowerさんにあります。 レンギョウ ウンナンオウバイ
2016.01.15
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春から秋に、濃緑色の厚い葉の間から伸びた赤や白、オレンジ色などに色づいた仏炎苞(ぶつえんほう)の中心に、淡黄色の小花が密集した肉穂花序(にくすいかじょ)を突き出して咲きます。1月14日の誕生花、強烈な印象のエナメル質の光沢のある大きい仏炎苞、アンスリウム(アンスリューム)花の名は、ギリシャ語の anthos(花)とoura(尾)で、仏炎苞の中心に小さな花がたくさん集まった肉穂花序が動物の尾のよう突き出ていることから名づけられました。別名のオオウチワ(大団扇)は、ハート形の大きな仏炎苞(花)を団扇(うちわ)に見立ててつけられています。アンスリウムは花を楽しむ種類、葉を楽しむ種類、実を楽しむ種類があり、仏炎苞が赤いオオベニウチワ(学名Anthurium andreanum)は品種改良が進んで花形や花色が豊富になっています。 花言葉「恋にもだえる心」は、ハート形をした仏炎苞の光沢のある鮮やかな赤から恋焦がれる胸の内を表してつけられたのでしょう。花言葉「煩悩」は、仏炎苞のギラギラした真っ赤な色からで、心を煩わして身を悩まし悟りを開く妨げになる赤色のイメージからきています。 アンスリウムはお洒落なお店のエントランスや植物園の温室で、いつも真っ赤な花が咲いています。アンスリウムの鉢植えがひとつあるだけで、トロピカルな雰囲気になります。サトイモ科アンスリウム属、非耐寒性常緑多年草、原産地:中南米別名:オオベニウチワ(大紅団扇)、オオウチワ(大団扇)アンスリウムの花言葉:煩悩、情熱、恋にもだえる心、戯れの恋、飾らない美しさ、印象深い、無垢な心。アンスリウムの誕生花:1月14日、1月22日、3月17日、6月14日、7月7日、8月8日、8月10日、8月25日、12月14日、12月16日流通時期:鉢花を周年見かけます。緑倶良部、日本花卉ガーデンセンター、遊恵盆栽 楽天市場店、渥美洋らんセンタースズキラン園さんにあります。 カトレア
2016.01.14
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冬の終わり頃から春に、線形の葉の間からまっすぐに伸びた花茎の先に、ラッパのように長い副花冠の鮮黄色の花が一輪咲きます。1月13日の誕生花は、ラッパ咲き(副花冠の長さが花弁の長さと同じかそれ以上)の西洋水仙、ラッパズイセン(喇叭水仙)。花の名は、大きくラッパのような副花冠と漢名の水仙の音読みで、スイセンは水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえて名づけられました。別名(英名)のダフォディル(Daffodil)は、ギリシャ神話の死者の国に咲く花Asphodelに由来しています。 花言葉「報われぬ恋」は、死者の国の花にちなんでつけられています。花言葉「あなたを待つ」は、黄色く輝く花が咲くと、大地の女神デメテルの元に冥界から娘のペルセポネが帰ってくるというギリシャ神話のお話からでしょうか。ハデスが冥界にペルセポネをさらっていくときに、髪につけているナルシスの化身といわれる花に触れたために、白い花が黄色に変わったといわれています。 ピンクスイセンは白弁で副花冠がアプリコットピンクでフリルが入り、大輪の花を咲かせます。ラッパズイセンの花は大きいものが多く、黄と白の系統で、副花冠は白や黄、オレンジ、ピンク色などがあり、花弁と副花冠が別色の花はコントラストがきれいです。ヒガンバナ科スイセン属、秋植えの耐寒性球根、原産地:ヨーロッパ、トルコ別名:ダフォディルラッパズイセン、ラッパスイセン(喇叭水仙)の花言葉:報われぬ恋、あなたを待つ、尊敬。ラッパズイセン、ラッパスイセン(喇叭水仙)の誕生花:1月13日、2月16日、3月1日流通時期:球根を晩夏~秋に見かけます。サイネリア ネコヤナギ ノリウツギ
2016.01.13
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厳冬から春に、よく枝わかれした枝のつややかな緑の葉のわきに、ピンク色の一重や八重の花が次々と咲き、萼を残して花弁が丸ごとぽとりと落ちます。1月12日の誕生花は、世界三大花木のひとつで春の訪れの喜びを伝える花、ツバキ(ピンク)。花(木)の名は、つやのある木からの艶葉木(つやはき)が転訛したという説や、葉が厚いことからの厚葉木(あつばき)の略音化という説、葉が丈夫なことからの強葉木という説などがあります。ツバキは百合咲きや八重咲き、蓮華咲き、筒咲き、牡丹咲きなど咲き方がさまざまで、唐子咲きは花の中心におしべ全体か葯が小花弁となってまとまっています。花の大きさも13cm以上の巨大輪から4cm以下の極小輪まであり、赤や白、黄、覆輪や絞りなどがあります。 花言葉「慎み深い」は、東洋的な気品と美しさを備えたやさしいピンク色の花に香りがないことからつけられたのでしょう。花言葉「控えめな愛」は、整った黄色いおしべ(筒しべ)をのぞかせて凛と咲くやさしい花に香りがないことと、愛をイメージさせるピンクの花色からきているのでしょう。 庭のツバキの桃太郎はまっすぐ伸びて形よく広げた枝に、ピンク地に底白の大輪の八重の花が咲きますが、なぜか雨の日に開くことが多い花です。ミニツバキのサクラはもう少し大きくしようと鉢から庭に植え替えましたが、何年経ってもフェンスを越えない小さな姿で、桜色の極小輪の八重の花を咲かせています。近くの公園のオトメツバキ(乙女椿)は千重咲きで、春に明るいピンクの中輪の花が枝いっぱいに咲きます。ツバキ科ツバキ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本、朝鮮、中国ツバキ(ピンク)の花言葉:控えめな美、控えめな愛、慎み深い。ツバキ(ピンク)の誕生花:1月12日ツバキの花言葉:誇り、完璧な魅力、(アレクサンドル・デュマ・フィスの椿姫にたとえて)私の運命はあなたの手に。ツバキの誕生花:1月25日、2月3日、4月29日流通時期:苗木や鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、トオヤマグリーン、グリーンロケット、SORA、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、、、、、、さんにあります。
2016.01.12
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冬の終わり頃から早春に、つぼみを抱いた少し幅広の2枚の葉が出て、花茎を伸ばしながら、細く青い六弁の小さな花を数輪咲かせます。1月11日の誕生花は、早春の高山に輝くように咲く可憐な花、チオノドクサ。花の名は、属名Chionodoxaの日本語読みで、語源はギリシャ語のchion(雪)とdoxa(輝き、栄光)で、スイスの植物学者Edmond Boissierが雪解けの頃に花を発見したことから名づけられました。別名のユキゲユリ(雪解百合)、英名のGlory of the snowも雪解けの中に咲くことからつけられています。 花言葉「栄光」は、雪解けにきらめく青い星のような可憐な花の名前の由来からつけられています。花言葉「たくましさ」は、雪の残る寒さの中で春を告げて澄んだ青色の花をたくさん咲かせることからきているのでしょう。 プランターのチオノドクサは寄せ植えコレクションの球根のひとつで、冬の終わり頃に葉とつぼみを同時に出します。南側のベランダでは暖かすぎたようで、花茎が伸びず花がすべて咲きませんでしたが、半日陰の涼しい庭では中心の白い青い花が次々と開きました。ヒヤシンス科チオノドクサ属、秋植えの耐寒性小球根、原産地:地中海沿岸~小アジア別名:ユキドケユリ、ユキゲユリ(雪解百合)チオノドクサの花言葉:栄光、仲間思い、たくましさ。チオノドクサの誕生花:1月11日、2月12日流通時期:球根を秋に見かけます。 ユキワリソウ
2016.01.11
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春に、細かく裂けた葉の茂みから長く伸びた花茎の先に、一重や八重の白い花が一輪咲き、花弁(萼)がひらひらと春風にそよぎます。1月10日の誕生花は、春先の花壇を飾る白い花、アネモネ(白)。花の名は、ギリシャ語のanemos(風)で、花が春風の吹く頃咲くからという説や、ギリシャ神話の西風の神ゼピュロスと恋人の妖精アネモネからという説などがあります。アネモネは一般にはAnemone coronariaの交配品種を指し、19世紀後半にフランスでつくられた一重から半八重のデ・カーン(De Caen)、大輪一重咲きのポルト(Porto)などの品種があります。 アネモネ(白)の花言葉「純粋無垢」は、清潔な印象を与える白い花色からつけられています。アネモネ(白)の花言葉「無邪気」は、すくすく育って次々とたくさん咲き、風にゆれる花の愛らしさからきているのでしょう。アネモネは白や紫、ピンクなどの花色による花言葉があります。 アネモネの花弁に見える部分は萼(ガク)が大きくなったもので、大きくてよく目立ち、一茎に一花咲きます。アネモネの仲間のAnemone multifida 'Annabella White'は北米原産で、何本も花茎に伸ばして、小さめの白い花をたくさん咲かせます。キンポウゲ科イチリンソウ属、秋植えの耐寒性小球根、原産地:地中海沿岸別名:ボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)アネモネ(白)の花言葉:純粋無垢、無邪気、真実、真心、期待、希望。アネモネ(白)の誕生花:1月10日、4月2日アネモネの花言葉:はかない恋、薄れゆく希望、明日の希望。アネモネの誕生花:1月10日、1月22日、2月2日、3月10日、3月12日、4月6日流通時期:球根を秋に、ポット苗・鉢花を冬~早春に見かけます。園芸ネット プラス、あなたの街のお花屋さんイングの森さんにあります。
2016.01.10
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春から秋に、地際に集まって茂った荒い切れ込みのある葉の間からまっすぐ伸びた細い花茎の先に、花弁の重なった一重や八重の赤い花が一輪咲きます。 1月9日の誕生花は、華やかに咲き誇る鉢植えの赤い花、ガーベラ(赤)。花の名(属名)は、ゴールドラッシュにわくイギリス領だった南アフリカで原種を発見したドイツの自然科学者Traugott Gerberにちなんで名づけられました。ガーベラはイギリスで紹介され、ヨーロッパに広まって品種改良が進み、今では鉢花や寄せ植えに向く矮性種と切り花に向く高性種、庭植えもできるガーデンガーベラなど多くの園芸品種があります。 ガーベラの花言葉「神秘」は、妖しいほどのあでやかな花の姿をたとえています。花言葉「燃える神秘の愛」は、妖しいほどのあでやかな花の太陽や炎のように熱い情熱を表す花色からつけられたのでしょう。花言葉「前向き」「チャレンジ」は、活力を与え気持ちを前向きにしてくれるエネルギッシュな赤い花色からでしょう。 ガーベラの丁子咲きは花の中心部が短い花弁のように変化して、目が隠れるほど短い花弁が多くあります。花を繰り返し長く咲かせるときは、開花株を入手したらすぐ一回り大きな鉢に植え替えて大きくさせると何度も花が咲き、苦手な高温多湿の夏を越すと秋にも花が次々と咲きます。キク科ガーベラ属、耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:オオセンボヤリ(大千本槍)、ハナグルマ(花車)ガーベラ(赤)の花言葉:神秘、燃える神秘の愛、前向き、チャレンジ。ガーベラ(赤)の誕生花:1月9日、1月21日、11月21日ガーベラの花言葉:神秘、解きがたき謎、希望、常に前進、辛抱強さ、究極の美、光に満ちた、一家団らん。ガーベラの誕生花:2月11日、3月16日、5月9日、6月9日、7月1日、8月1日、9月27日、10月1日、10月24日、11月2日、11月21日、12月30日流通時期:ポット苗や鉢花を春と秋に見かけます。e-フラワー、はな丸、緑の風yamashokuさんにあります。 エビネ
2016.01.09
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早春に、地際から出した縁にギザギザ(鋸歯)のある葉のわきから伸びた花柄に、唇弁や側弁に紫色の筋がある濃い紫や淡い紫色の五弁花が咲きます。1月8日の誕生花は、心を癒し郷愁を呼び起こす可憐な紫色の野の花、スミレ(菫)。花の名は、摘まれることからの摘みれが転訛したという説や、植物学者牧野富太郎博士の大工道具の墨入れ(墨つぼ)に花の形が似ていることからという説などがあります。スミレは狭義には濃い紫のすみれ色を標準とするViola mandshuricaを指し、スミレの仲間には花弁の形や咲き方、葉の色や形などがさまざまな品種があります。 花言葉「ささやかな幸せ」は、左右対称の整った花弁の美しさを誇ることなくつつましく咲く花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「ひそかな愛」は、日当たりのよい山野や道端などでひっそりと可憐に咲く花からでしょう。 鉢植えのスミレは毎年同じ鉢で花を咲かせることなく、フラワースタンドなどに並んだ鉢から鉢へ移っていきます。スミレは比較的短命な宿根草で、夏から秋に鉢や庭で次々と緑白色のつぼみに見える閉鎖花をつけて受粉しタネを飛ばして増え、春に花を咲かせて消えていきます。スミレは白や黄、ピンクなど花色別にも花言葉があり、ヒゴスミレやタチツボスミレなど品種による花言葉もつけられています。スミレ科スミレ属、耐寒性多年草、原産地:日本(世界で約500種のうち55種)スミレ(紫)の花言葉:ささやかな幸せ、誠実、ひそかな愛。スミレ(紫)の誕生花:1月5日、1月8日、1月9日、1月29日、2月21日、3月1日スミレの花言葉:慎み深さ、謙虚、謙遜、誠実、小さな幸せ。スミレの誕生花:2月19日、2月21日、2月27日、4月3日流通時期:ポット苗を春に見かけます。園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、紫桜館 山の花屋 楽天市場店、e-フラワーさんにあります。
2016.01.08
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夏に、縁が切れ込んだやわらかで強い香りのある羽状の葉をつけた花茎の先に、白い小さな5弁花がおしべを突き出して傘状にたくさん咲きます。1月7日の誕生花は、春の七草のひとつで夏に咲く花、セリ(芹)。花の名は、まるで競い合う(競り合う)ように群生していることから名づけられました。別名のシロネグサ(白根草)は、長く伸びた根が白いことからつけられています。セリは秋に新芽を出して冬を越し、早春に強い香りのある柔らかな若葉を七草粥にします。七草のセリには競り勝つという意味が込められています。 花言葉「貧しくても高潔」は、泥の中に白い匐枝(ふくし)を伸ばして繁殖し、田や湿地に咲く純白の花が清楚であることからつけられたのでしょう。花言葉「清廉で高潔」「清廉潔白」は、生える場所が泥の中なのに、花の汚れのない白さからつけられたのでしょう。 七草粥用に庭に植えたセリは七草の日に摘めるほど大きくならないので、今では庭の片隅で花が咲き終わると抜かれています。セリは近くの休耕田や田の側溝で群生して、夏になると競い合うように次々と花を咲かせます。セリ科セリ属、耐寒性多年草、原産地:日本別名:シロネグサ(白根草)セリ(芹)の花言葉:清廉で高潔、貧しくても高潔、清廉潔白。セリ(芹)の誕生花:1月7日、2月16日流通時期:―キングサリ キブシ フジ ニセアカシア
2016.01.07
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春に、地に伏せたハート形やほこ形の大きな葉のつけ根に、先が3つに裂けた筒状の堅い小さな暗紫色の花(萼)がひっそりと1~数輪、咲きます。1月6日の誕生花は、ユニークな花が咲く渋みのある山野草、カンアオイ(寒葵)。花の名は、アオイが同じウマノスズクサ科の冬に葉が枯れて冬眠するフタバアオイ(双葉葵)を指し、冬でも葉があり、晩秋から春にかけてアオイの花が咲くことから名づけられました。カンアオイの仲間は大きく落葉性と常緑性のグループに分けられていて、フタバアオイは落葉性グループで、光沢のある緑色の葉が美しく、徳川家の三葉葵の紋のモデルといわれています。 花言葉「秘められた恋」は、半ば土に埋もれるようにして、ひっそりと葉のつけ根に咲く花の姿をたとえたのでしょう。鉢植えのアマギカンアオイ(天城寒葵)は伊豆半島の天城山で初めて採取され濃い紫色で白い縁取りがあります。 カンアオイは花が咲き終わって、新しい葉が伸びて古い葉と交代する五月頃、品種により様々な葉模様ですが、緑の葉がつやつやしていっそう美しくなります。花(花弁はなく萼)は丸弁や剣弁などがあり、品種によって咲く時期が違います。ウマノスズクサ科カンアオイ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国カンアオイ(寒葵)の花言葉:秘められた恋。カンアオイ(寒葵)の誕生花:1月6日流通時期:鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、四国ガーデン楽天市場支店、ガーデンタウン、片岡笑幸園「悠々の森」、ガーデン・チコリ 彩乃里さんにあります。
2016.01.06
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春に、固く細い地下茎からうずまき状の芽を出して、羽状に切れ込んで裏が白い葉を左右対称に広げ、翌春に褐色の葉柄の先端から芽を伸ばし、新しい一対の羽片を広げます。1月5日の誕生花は、正月の注連飾り(しめ飾り)に使われるシダの葉、ウラジロ(裏白)。花の名は、葉の裏面が粉を吹いて白っぽいことから名づけられました。別名のホナガ(穂長)は、江戸時代に長い稲穂に見立て稲のシンボルとして飾ったことからきているのでしょう。ウラジロは葉が左右対になって何段にも重なる姿と葉の裏が白いことから、子孫繁栄や夫婦共白髪までという長寿を願う意味を込めて、正月飾りに使われています。 花言葉「無限に」は、左右両方の羽片のつけねから翌年新しい葉柄が伸びて新しい対の葉を広げ、1年に一対ずつ繰り返し伸びていく様子からつけられたのでしょう。花言葉「神秘」は、葉の裏が白く、何対も重なり合って垂れ下がる姿からつけられたのでしょうか。 春の桜山で、何段にも大きな葉を重ねて垂らしたウロジロの道が続いていました。ウロジロは根茎が長く這い、一対の羽片の葉を出したところで生長を休止して、左右の羽片の間に芽を作り、翌春に次の一対を出すことを数年間繰り返して2m以上になることがあるそうです。ウラジロ科ウラジロ属、常緑性の大型シダ植物、原産地:日本、台湾、中国別名:ホナガ(穂長)ウラジロ(裏白)の花言葉:無限に、魅惑、曖昧、神秘、魅力ある人。ウラジロ(裏白)の誕生花:1月5日流通時期:―ウラジロノキ シダの仲間
2016.01.05
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春に、タケノコが土から顔を出し、何枚も重なる産毛の生えた固い皮(稈鞘)を落としながら、節のある緑の稈(幹)を勢いよく伸ばして節から細い枝や細い葉を出し、初夏に伸びをとめます。1月4日の誕生花は、竹取物語のかぐや姫が現れた竹林、タケ(竹)。花の名は、丈(たけ)が高(たか)いで、高く伸びるものからという説や、タケノコの旺盛な成長力を意味するタケオフ(長生)からという説などがあります。タケとササ(笹)の区別は丈の高いものがタケで低いものがササ、タケの皮が伸びるにしたがって落ちるのがタケで、長くついているのがササという分け方があります。タケの節は成長して増えるのではなく、タケノコのときから同じ数の節を持っていて、節と節の間隔が広がって高くなります。 花言葉「節度」は、すらっと高く伸びた竹のもつ節からきているのでしょうか。花言葉「節操のある」は、中空の竹も節ごとにきちんと区切られていることからつけられたのでしょう。 近くの神社の裏に小さな竹やぶがあり、四季を通して変わることのない稈(かん)や緑鮮やかな美しい葉が風にざわざわゆらいで葉ずれの音が聞こえます。植物園の初夏の竹林では、ナリヒラダケ(業平竹)やホウライチク(蓬莱竹)など多くの品種の若竹がまっすぐ空に向かって細かな枝葉を雄々しく広げています。イネ科タケ亜科、原産地:東南アジア タケ(竹)の花言葉:節度、節操のある。タケ(竹)の誕生花:1月2日、1月4日、1月6日流通時期:ポット苗や苗木を春と秋に見かけます。紫桜館 山の花屋 楽天市場店、SORAさんにあります。 ツリバナ ウメモドキ
2016.01.04
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春から初夏に、細長い葉の間から長く伸びた花茎の先に、ビロードのような手触りの細かい毛の生えた赤やピンクなどの筒状の先が6つに裂けた花が咲きます。1月3日の誕生花は、カンガルーの前足(ポー)に似た不思議な花形の花、アニゴザントス。花の名(属名)は、ギリシャ語のanoigo(開く)とanthos(花)で、表面に細かい毛がびっしり生えた、先端の開いた筒状の花の姿から名づけられました。別名のカンガルーポーは、英名Kangaroo pawで、花弁の先が動物の鋭い爪のようにとがってやわらかい毛が密生した花の形がカンガルーの前足に似ていることからつけられています。 花言葉「不思議」「驚き」は、先が6つに裂けた花の形がカンガルーの前足に似ていることからつけられたのでしょう。花言葉「こっちへ来て」は、花の形や花の名からぴょんぴょん飛ぶカンガルーを連想してつけられたのでしょう。 アニゴザントスの冬の鉢花を春に二つに株分けして植え替えたら、一鉢は晩秋につぼみをつけて冬に室内で花弁の外が赤く内が緑の花を次々と咲かせましたが、もう一鉢は翌春に花を咲かせました。主な花期は春から初夏だそうで、日当たりのよい軒下で冬を過ごした鉢植えは毎年春に花を咲かせています。花色は赤やピンク、黄、オレンジなどがあります。ハエモドルム科アニゴザントス属、半耐寒性多年草、原産地:オーストラリア別名:オーストラリアン・スオードリリー、アニゴザンサス、カンガルーポーアニゴザントスの花言葉:不思議、驚き、分別、こっちへ来て。アニゴザントスの誕生花:1月3日、1月6日、1月9日、4月29日、5月14日、9月9日、10月3日、12月4日流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。園芸ネット プラスさんにあります。福袋
2016.01.03
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春に、まっすぐ伸びた細く丸い葉の間から伸びた花茎の先に、盃状の副花冠も黄色の香りのよい花が数輪、横向きに咲きます。 1月2日の誕生花は、香り高い黄金色のスイセン(水仙)、キズイセン(ジョンキルズイセン)。花の名は、花色の黄色と漢名の水仙の音読みで、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえて名づけられました。別名のイトハスイセン(糸葉水仙)は、葉が線形で細いことからつけられ、カオリスイセン(香り水仙)は強い芳香に由来します。 花言葉「騎士道精神」は、他のスイセンのように平たい葉でなく風に折れないで、まっすぐ伸びた細長い剣状の葉と香りのある黄色い花に、身分の高い騎士の精神をあらわしたのでしょうか。黄色のスイセンと同じ花言葉の「私の愛に応えて」は、ナルキッソスに恋をした森の妖精エコーの届かない思いにつけられたのでしょうか。 庭植えのキズイセンは花を咲かず増えて、ブロックの穴に入れても穴いっぱいに増え花を咲かせませんでしたが、鉢を置くためにブロックを横にしたら黄色い花を二輪咲かせました。知人宅の畑の片隅では、増え続けながら花を咲かせています。ユリ科スイセン属、秋植えの耐寒性球根、原産地:南ヨーロッパ別名:イトハスイセン(糸葉水仙)、イトズイセン(糸水仙)、カオリズイセン(香り水仙)キズイセン(黄水仙)の花言葉:騎士道精神、私の愛に応えて。キズイセン(黄水仙)の誕生花:1月2日、4月3日流通時期:球根を晩夏~秋に見かけます。黄色いスイセン苗 福袋
2016.01.02
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。冬の終わり頃から早春に、短い新芽の先に鱗片葉に包まれたつぼみをのぞかせて、黄色い花が陽を浴びて開き、茎が伸びだすと細かく羽状に裂けた葉が出て広がり、またいくつかの花が咲きます。1月1日の誕生花は、年の始めを祝福するめでたい黄金色の花、フクジュソウ(福寿草)。花の名は、旧暦の正月に花が咲くことから、幸福と長寿を表すめでたい「福寿」をあてて名づけられました。別名のガンジツソウ(元日草)は、旧暦の元旦頃に花が咲くことからつけられています。 花言葉「幸福を招く」は、お正月のおめでたいときに咲き、明るい花色と縁起のよい花の名前からつけられています。花言葉「思い出」は、学名のAdonis amurensisからで、ギリシャ神話の美と愛の女神アフロディーテが愛した美少年アドニスを思う心からつけられています。 鉢植えのフクジュソウは2月の中頃から咲き始め、2週間ほどで細かく切れ込んだ葉を展開しながら、次々とふくよかな黄金色の花を咲かせています。ポット苗のフクジュソウは黄から緑と二段に開いて散っていき、茎が伸びて葉が広がると、黄色い万重咲きの花が咲きました。花色は橙紅色や淡紅色、白などもあり、咲き方も一重~三重、八重咲き、万重咲き、黄・緑・黄色と三段に咲く三段咲きなどいろいろあります。キンポウゲ科フクジュソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:ガンジツソウ(元日草)、ツイタチソウ(朔日草)フクジュソウ(福寿草)の花言葉:永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。フクジュソウ(福寿草)の誕生花: 1月1日、1月12日、1月23日、2月26日流通時期:ポット苗を秋~年末に見かけます。千草園芸、園芸ネット プラス、charm 楽天市場店、山野草と盆栽の専門店ヴェールモア、つどいの里八ヶ岳山野草園、四国ガーデン楽天市場支店、片岡笑幸園「悠々の森」さんにあります。
2016.01.01
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早春に、伸びかけた線状の葉の間からふくらんだつぼみが大きくなり、紫や白、黄色の六弁花が数輪、朝の日差しを浴びて暖かくなると開き、夕方になると閉じます。1月31日の誕生花は、古くから愛されて神話や伝説が多く青春を象徴する花、クロッカス。花の名(属名)は、ギリシャ語のcroke(糸)で、めしべが糸状に長く伸びる品種があることから名づけられました。 花言葉「陽気」は、早春の前ぶれとしての季節感をたとえてつけられています。花言葉「切望」「青春の喜び」は、つぼみを風船のようにふくらませて咲く花の姿に、春を待ち望む気持ちと春を謳歌する喜びをあらわしています。クロッカスは花色に合わせて、恋のやるせなさを表現した花言葉もつけられています。紫色のクロッカスの花言葉「愛したことを後悔する」は、ギリシャ神話の美青年のクロッカスが羊飼いの娘スミラックスとの結婚を神々に反対されて、花に姿を変えたという悲恋にちなみます。 クロッカスはずっと前は暖地でも寒の戻りの雪の中で咲くことがありましたが、最近は早春につもるほど雪が降らず、ほとんど雪の中の花は見られなくなりました。同じように庭やプランターに植えても、紫色の花は昔のように球根が増えてくれず、花数が少なくなっていきますが、黄色のクロッカスは増えてよく咲きます。アヤメ科サフラン属、秋植えの耐寒性球根、原産地:地中海沿岸別名:ハナサフラン(花洎夫藍)、ハルサフラン(春洎夫藍)クロッカスの花言葉:陽気、切望、青春の喜び、あなたを待っています、信頼。クロッカスの誕生花:1月3日、1月5日、1月31日、2月6日、2月24日、4月7日クロッカス(黄)の花言葉:私を信じなさい。クロッカス(紫)の花言葉:愛してしまったことの後悔。愛したことを後悔する。クロッカス(青)の花言葉:あなたを信じながら心配。 クロッカス(赤)の花言葉:愛しすぎることの心配。流通時期:球根を秋に見かけます。フジ フジザクラ フジモドキ
2015.01.31
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早春から春に、線形の葉の間に花の形をしたつぼみをのぞかせ、花茎を伸ばしながら、濃い青紫色のつぼ形の花をびっしりと咲かせます。1月30日の誕生花は、花壇の前景の彩りと密植した豪華な青い花、ムスカリ。花の名は、ギリシャ語のMoschos(麝香)で、花に強い香りのする品種があることから名づけられました。英名のgrape hyacinthは、ブドウの房を逆さにしたような花の形や色が小さなヒヤシンスを思わせることからつけられています。 花言葉「黙っていても通じる私の心」「通じ合う心」は、この花の花弁の美しく、面白い姿からつけられています。花言葉「失望」「失意」は、ギリシャ神話のヒアキントスの物語から悲哀のシンボルとなった紫系の花色からきています。花言葉「夢にかける思い」「明るい未来」は、球根がよく増えて、春の暖かい日ざしを受けて元気いっぱいに鮮やかな青紫の花がたくさん咲くことからでしょうか。 ムスカリ・アルメニカム ブルースパイクムスカリの代表種のアルメニカム(学名Muscari armeniacu)は強健で球根がよく増え、葉が長く伸びます。鉢や花壇に植えっぱなしのムスカリは秋から伸びた葉が春にかなり長くなるので、まだつぼみが出る前に一度刈り込んでおくと、花が咲いたときすっきりして見栄えがよくなるそうです。ムスカリの園芸品種には、ボリュームのある八重咲きや細い糸のような花びらが羽毛のようになるものもあり、白花など春から新葉が出るタイプや、葉が長く伸びないタイプもあります。ユリ科ムスカリ属、秋植えの耐寒性小球根、原産地:地中海沿岸、西南アジア別名:ブドウムスカリ、グレープヒヤシンスムスカリの花言葉:黙っていても通じる私の心、通じ合う心、失望、失意、夢にかける思い、明るい未来。ムスカリの誕生花:1月30日、2月21日、2月26日、3月7日、4月22日、4月26日、4月28日流通時期:球根を夏~秋に、芽出し苗を冬~早春に見かけます。イン ナチュラル 楽天市場店、フラワーショップ「パレット」、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、はなや IchiJin‘いちじん’さんにあります。 チューリップ スキミヤ
2015.01.30
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盆栽の鉢に植えつけたハイゴケ(這苔)は横に這うように茎を伸ばして、モスグリーンの羽状の葉を広げ、冬には葉を落とした木の下で脇役から美しい主役になります。1月29日の誕生花は、苔玉と苔鉢で楽しめる地上最古の生命の一つ、コケ(苔)。花の名は、樹木につく毛からの木毛(こけ)、細かい毛からの小毛(こけ)から名づけられました。コケは蘚類(せんるい)、苔類(たいるい)、ツノゴケ類のコケ植物と、地衣類などの総称で、蘚類は葉と茎の区別があり、苔類は葉と茎の区別があるものとないものがあります。コケ植物は大規模に地上をおおった最古の植物群で、小さく原始的なままで、今よりも苛酷な環境から世界中で生き延びています。 花言葉「母性愛」は、樹木や岩石をおおう様子から母が子をかばうという意味でつけられています。花言葉「孤独」は、寄り集まって群れをつくって生えるコケのどこからきているのでしょうか。森の中のコケは自分の重さの数十倍もの水をたくわえて、降った雨水が流れ出るのをせき止め、森に水分をたくわえるそうです。 近くの神社では樹齢を重ねた大きなクスノキの北側に生え、山の斜面の道路わきのコンクリート壁では、冬にさまざまな種類のコケが青々とした模様を描いていて、見とれてしまいました。コケは動物などのユニークな形の鉢や盆栽、庭園や苔庭だけでなく、今では屋上や壁面の緑化にも使われています。コケ(苔)の花言葉:母性愛、信頼、孤独、物思い。コケ(苔)の誕生花:1月22日、1月29日、8月10日、12月2日流通時期:コケマットやコケ玉などを通年、見かけます。園芸ネット プラス、ソラニワ、エストアガーデン、ひょうま楽天市場店、パキラと観葉植物専門店 Marubunさんにあります。
2015.01.29
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冬から晩春にかけて、先が鋭く尖ってちくちくする短い線形の葉をつけた細長い枝に、白や赤、ピンクの一重や八重の花がにぎやかに咲き、一重の白い花から蜂蜜(マヌカハニー)がとれます。1月28日の誕生花は、愛らしい花の蜜とお茶の代用の葉、ギョリュウバイ(魚柳梅、御柳梅)。花(木)の名は、ギョリュウ科のギョリュウ(御柳)に似た小さな葉と花がウメ(梅)に似ていることから名づけられました。ギョリュウ(御柳)は、年を経て枝がだんだん垂れ下がってくる姿がヤナギ(柳)に似ていることからつけられています。別名のレプトスペルマムは、ギリシャ語のlepto (薄い、細い、弱い)とspermum(種子)で、小さな褐色の実が裂けて出るタネが細長いことからつけられています。英名のTea treeは、キャプテン・クック(18世紀の海洋探検家)が葉を茶葉にして飲んだことからつけられ、オーストラリアやニュージーランドの入植者も葉を煎じて飲用したそうです。 花言葉「華やいだ生活」は、びっしりと咲くきれいな花の蜜やお茶の代用の葉が荒野を開拓する移民の厳しい生活に潤いと華やぎを与えたことからきているのでしょう。花言葉「蜜月」は、ハネムーン(蜜月)の旅行先として人気があるオーストラリアやニュージーランドで仲良く寄り添うように咲く花の姿からでしょうか。 ギョリュウバイの鉢花は樹高20~30cmほどで、八重の白い花や赤、ピンク、白のグラデーションの花が美しく整えられていましたが、翌年からは長い枝が伸びた自然な樹姿になりました。今では、小さな鉢から庭土に根を下ろして背丈よりも高くなって、真冬から晩春までポツポツと花を咲かせ続けています。一重咲きのピンクの花は春になって、しだれた枝に目にも鮮やかに花を咲かせます。フトモモ科レプトスペルマム属(ネズモドキ属)、半耐寒性常緑低~高木、原産地:ニュージーランド、オーストラリア別名:ティーツリー、マヌカ、レプトスペルマムギョリュウバイ(魚柳梅、御柳梅)の花言葉:蜜月、華やいだ生活、質朴な強さ。ギョリュウバイ(魚柳梅、御柳梅)の誕生花:1月22日、1月28日、1月31日、2月6日、2月21日流通時期:冬~春に鉢花を見かけます。Green Box (グリーンボックス)、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、モダン盆栽 中村屋、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、千草園芸、ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。
2015.01.28
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早春から初夏に、切れ込みが深くそり上がった羽状の葉のわきに伸びた細長い花穂の総苞から、丸く巻いた赤い花柱が出てきてまっすぐ伸び、花弁のない花が次々と咲き続けます。1月27日の誕生花は、ミツスイなどの鳥が訪れる甘い蜜がよく出るユニークな花、グレビレア。花の名(属名)は、イギリスの王立園芸協会の創始者の一人Charles Francis Grevilleにちなんで名づけられました。グレビレアは品種が多く、苞の色は白、黄、ピンク、オレンジ、赤などがあり、穂の形はクモの巣状、ハブラシ状、円筒状などがあります。別名のスパイダーフラワーは、花の姿がクモを連想させることから呼ばれています。 花言葉「あなたを待っています」は、甘い蜜をたくさん出してミツスイなどの鳥の訪れを待つ風変りな花からつけられたのでしょう。花言葉「情熱」は、小さく丸まっている赤いめしべが飛び出して、真っ赤な花穂が惜しみなく蜜を出す様子からでしょうか。 グレビレア ラニゲラグレビレア スパイダーツリーは、次々と総苞から出てくるめしべの花柱がまっすぐ伸びてブラシ状になり、花後に花がらを切っていると手がベタベタするほど蜜をよく出します。「スパイダーとクモの巣」のイラストのタグがつけられていた樹高20cmほどのポット苗は、あっという間に1.5mと大きくなって、庭植えできる知人宅にもらわれていきました。ヤマモガシ科グレビレア属、耐寒性・耐暑性常緑低木~高木、原産地:オーストラリア別名:ハゴロモノマツ(羽衣の松)、スパイダーフラワーグレビレアの花言葉:あなたを待っています、情熱、平和。グレビレアの誕生花:1月12日、1月27日、10月6日流通時期:鉢植えを冬~春に見かけます。遊恵盆栽 楽天市場店、千草園芸、花みどりマーケット、緑の風yamashokuさんにあります。 ブラシノキ
2015.01.27
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春から初夏に、ひし形の葉をつけて這うように広がった茎先に、紫や白、ピンク、紅色などの十字形の花が4~6輪、次々と咲き広がります。1月26日の誕生花、4枚の花弁が十の字の形になっている花、オーブリエチア花の名は、英名のaubrietiaで、英名はフランスの有名な植物画家Claude Aubrietにちなんで名づけられました。オーブリエチアはAubrieta deltoidea(ムラサキナズナ)を主として改良された園芸品種で、別名のムラサキナズナ(紫撫菜)は、明るい紫の花色と十字状の花姿からつけられています。 花言葉「つつましやかな物腰」は、ムラサキナズナの落ち着いた花色と慎ましく咲く花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「君に捧げる」は、キリスト教圏の人が十字形の花姿にキリスト教の十字架を連想することからきているのでしょうか。賛美歌「キリストの愛 我に迫れり」に、「キリストの愛 我に迫れば わが命 君にささげて ひたすらに 主のために生く」があります。 オーブリエチアのポット苗は花壇に植えると、花の盛りには株をおおうように咲きます。高温多湿に弱く、暖地ではなかなか夏越ししてくれません。オーブリエチアは八重咲きや斑入り葉もあります。アブラナ科ムラサキナズナ(オーブリエタ)属、耐寒性多年草(秋まき1年草扱い)、原産地:地中海東部沿岸別名:ムラサキナズナ(紫撫菜)オーブリエチアの花言葉:つつましやかな物腰、君に捧げる。オーブリエチアの誕生花:1月26日、2月5日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ガーデニングクラブことぶきさんにあります。カイドウ
2015.01.26
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早春から初夏に、軟毛の生えた葉の間に固まったつぼみをつけて伸びた茎先に、白い小さな花弁の先が浅く2つに裂けた5弁花が咲きます。1月25日の誕生花は、勢力旺盛な帰化植物、オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)。花の名は、異国(外国を表すオランダ)のミミナグサ(耳菜草)で、ミミナグサは向かいあう柔らかな葉の形を鼠(ねずみ)の耳に見立て、若葉が食べられる(菜)ことから名づけられました。オランダミミナグサは在来種ミミナグサの近縁種で、明治末期に牧野富太郎博士によって帰化が確認されたと伝えられています。 花言葉「聞き上手」は、ねずみの耳に見立てられた葉の形が聞き耳を立てているように見えることからつけられたのでしょうか。花言葉「純真」は、寄り添って咲く可憐な花の花色のイメージから連想してつけられたのでしょう。 オランダミミナグサは庭や鉢の中に、秋に芽生えて冬にもうつぼみをつけているものや冬に芽生えるものもあり、暖地ではどんどん増え、晩春になると急いで芽生え、すぐに花を咲かせています。花が咲く前にできるだけ抜くようにしていますが、抜くときに腺毛や軟毛がある茎が少し粘る感じがして、抜いても抜いても庭から出ていってくれません。庭だけでなく、ご近所の畑や道端ものぞいていますが、オランダミミナグサばかりで、ミミナグサはすっかり姿を消したようで見当たりません。 ナデシコ科ミミナグサ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:ヨーロッパオランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)の花言葉:聞き上手、純真。オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)の誕生花:1月25日ミミナグサ(耳菜草)の花言葉:無邪気、純真、可憐な。ミミナグサ(耳菜草)の誕生花:1月25日流通時期:―果樹ポポー フェイジョア
2015.01.25
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晩春から初夏に、根元から伸びた革質の厚い葉につつまれるように伸びた花茎に、淡い黄緑の小さな花が円筒状に集まって咲き、秋につやのある赤い実が固まってつきます。1月24日の誕生花は、引っ越しやお祝いの観葉植物、オモト(万年青)。花の名は、漢名の万年青で、漢名は四季を通じていつも青く、葉が絶えないことから名づけられ、オモトの読みは根茎が太く大きい意味のオオモト(大本、大元)からです。オモトが新築や結婚、子孫の誕生などのおめでたいときに飾られる習慣は、徳川家康が三河の国長沢村の長島長兵衛が献じたオモトの鉢を持参して江戸城へ入城したという故事からきています。 花言葉「相続」は、家が栄えるといわれ、家の安全と繁栄を願って庭に植えられ、何代にも渡って、絶えることなく青々とした葉を見せることからつけられたのでしょうか。花言葉「長寿」「長命」は、力強い生命力を感じさせる葉の若々しい豊かな緑をたとえたのでしょう。 鉢植えのオモトは新しい葉がつきることなく開き、新しい葉と古い葉の間に赤い実をつけています。オモトは江戸時代後期から品種改良が行われ、葉の大きさや幅の広さ、ねじれや縮み、波打つもの、縞や覆輪などの斑入り模様などがあります。ユリ科オモト属、半耐寒性常緑多年草、原産地:日本、中国別名:マンネンセイ(万年青)、ロウボソウ(老母草)、オモトグサ(老母草)、レイロ(黎蘆)オモト(万年青)の花言葉:長寿、崇高な精神、長命、母性の愛、相続。オモト(万年青)の誕生花:1月24日、12月19日流通時期:鉢植えを春と秋に見かけます。緑の風yamashoku、癒し空間 One’s Garden&Plants、グラッシーズ 観葉植物と暮らす、四国ガーデン楽天市場支店、GRANDY、フラワーネット 日本花キ流通、園芸ネット プラス、片岡笑幸園「悠々の森」さんにあります。
2015.01.24
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春の訪れを感じる頃から、つぼみが集まった花茎を伸ばしながら、心地よい香りのする黄やオレンジ、白、赤などの4弁花が次々と咲きます。1月22日の誕生花は、気取らない明るい春の花、チェイランサス(ケイランサス)。花の名は、旧属名のCheiranthusからで、旧属名はギリシャ語のcheir(手)とanthos(花)で、香る花(ブーケ用)を手に持ち歩いたことから名づけられました。別名(新属名)のエリシマムは、ヒポクラテスが用いた古ギリシャ名のerysimon(救う)で、薬効があることからつけられています。 14世紀のスコットランドでお姫さまが恋人と駆け落ちするとき、つたいおりる縄梯子から誤って石畳の上に落ちてしまい、恋人を失った青年は吟遊詩人になって、さ迷い歩いたそうです。花言葉「愛の絆」は、この花を駆け落ちの合図に使ったことからきているそうです。花言葉「ときめき」は、愛する人を待つお姫様や愛する人を迎えに行く青年の気持ちを表したものでしょうか。 斑入りエリシマムは花色がブロンズがかったピンクからライラック色に変化し、花のないときには細長い斑入りの葉が美しい宿根タイプで、何年か鉢植えで楽しみました。エリシマム・アリオニー シトロナイエローは毎年、植物園の花壇を縁取って濃黄色の花をたくさん咲かせています。チェイランサスの園芸品種のベガシリーズは極矮性で、秋から春まで緋色や黄色などの花が咲きます。アブラナ科エリシマム属、耐寒性一年草(多年草)、原産地:南ヨーロッパ別名:エリシマム、ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)、ウォールフラワーチェイランサス(ケイランサス)の花言葉:ときめき、愛の絆、ほのかな思い、末長い愛情。チェイランサス(ケイランサス)の誕生花:1月7日、1月22日、1月28日、3月9日、3月30日、4月9日、4月13日、5月1日、5月6日流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。ここなぎ、ハッピーガーデンさんにあります。 イエローガーデン
2015.01.22
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春に、枝分かれして広がる細い茎に、淡い緑白色の小花が小さなハート形の葉に隠れるように咲いて、初夏に密についた葉の間にオレンジ色のかわいい実が見え隠れし、やがて葉の上に出てきます。1月21日の誕生花は、小さな葉の上に集まるオレンジ色の丸い実、コケサンゴ(苔珊瑚)。花の名は、英名のCoral mossからで、地を這うように広がる草姿と珊瑚のようなオレンジの実から名づけられました。別名(属名)のネルテラは、旧学名Nertera granadensisの音読みからで、種小名のgranadensisは原産地コロンビアの旧名New Granadaの名にちなんでつけられています。 花言葉「そっとしておいて」は、手を触れたら転がっていきそうなサンゴの珠のような小さな実につけられたのでしょうか。コケのように広がっても、コケサンゴの根はとても弱く、適度な湿り気のある半日陰で、夏は冷涼な場所を好みます。 最近では、実つきの鉢植えは葉の下のたくさん実が葉の上に出て、鉢から転がり落ちそうになる前に暖地の猛暑で枯れてしまうので、花を見たことがありません。昨夏は実が落ちたあと、どんどんほふくして隣のミズゴケのプラスチックケースへと伸び広がり、晩夏まで茂っていました。コケサンゴの実はオレンジ、白、黄の三色があり、三色を一緒に植えた鉢植えもあります。アカネ科タマツヅリ属、半耐寒性ほふく性多年草、原産地:中央アメリカ~南アメリカ、ニュージーランド別名:ネルテラ、タマツヅリ(玉綴り)コケサンゴ(苔珊瑚)の花言葉:そっとしておいて。コケサンゴ(苔珊瑚)の誕生花:1月19日、1月21日流通時期:実つきの鉢植えを晩春~夏に見かけます。フラワーギフト花樹有さんにあります。ホワイトガーデンの花木
2015.01.21
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夏から秋に、真の葉が退化して枝が変化した仮葉のわさわさと茂る細い茎が四方にしだれ、風にふんわり揺れて、白い釣鐘型の花が緑の茎にたくさんぶら下がって咲きます。1月20日の誕生花は、新陳代謝を高め、疲労回復などの効果があるアスパラギン酸が発見された野菜、アスパラガス。花の名は、英名のasparagusで、英名は古代ギリシャ語のasparagos(新芽)で、若茎を食用とすることから名づけられました。食用アスパラガス(Asparagus officinalis)は古代ギリシャ時代から栽培され、江戸時代にオランダ人によって伝えられました。観賞用アスパラガスには、食用アスパラガスに草姿がよく似たアスパラガス・ヴィルガツス、繊細な葉が茂るデンシフロルスの園芸品種スプレンゲリ(スギノハカズラ)やメイリーなどがあります。 花言葉「何も変わらない」は、葉がいつも青々としていることからつけられています。花言葉「我が勝利」「私が勝つ」は、生育旺盛で茎葉が大きく茂って雑草などに負けないことからでしょうか。それとも、古代ギリシャやローマ時代に何か勇ましい伝説があるのでしょうか。 ご近所の畑のアスパラガスはトマトやキュウリの収穫が終わる端境期によく目立っています。スギノハカズラ(杉葉蔓)は小枝を多く出して四方に広がり、仮葉が杉の葉に似ていて、初夏に白い小さな花を咲かせ、秋に紅色の実をつけます。観賞用アスパラガスは株が大きくなりやすいので、小さめの鉢に植え、肥料や水やりを控えめにすれば、インテリア・グリーンで楽しめるそうです。ユリ科アスパラガス属、耐寒性多年草、原産地:南アフリカアスパラガスの花言葉:我が勝利、勝利の確信、私が勝つ、何も変わらない、普遍。アスパラガスの誕生花:1月20日、5月25日流通時期:ポット苗を春に見かけます。緑の風yamashoku、アリスガーデン、euro plants studio、iファーマー らんぼ店、charm 楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、ハッピーガーデン、観葉植物-美濃焼-萩焼Cosmosquareさんにあります。
2015.01.20
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夏に、新しく伸びたつるや分枝したつるの暗緑色の大きな葉のわきに、先が5つに裂けた白い筒状花が5~7輪ほど房になって咲きます。1月19日の誕生花は、あんどん仕立ての鉢に咲く美しい白花、マダガスカルジャスミン。花の名は、アフリカのマダガスカル島原産で花にジャスミン(モクセイ科ソケイ属)に似た芳香があることから名づけられ、ジャスミンはペルシャ語のyasminに由来します。別名のハナヨメバナ(花嫁花)は、花がブライダルブーケに用いられることから呼ばれています。 花言葉「清らかな祈り」「愛される花嫁」は、花嫁のように初々しく清楚で気品のある純白の花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「二人で東方へ旅に」「二人で遠くへ旅に」は、星形の真っ白い花の清純といった感じがふさわしく、こんな感じの人と旅をしたいといった意味からつけられたのでしょうか。「愛される花嫁」と旅にでるなら新婚旅行で、旅先が「東方へ」「遠くへ」なのは、原産地のマダガスカル島からはるばるとやって来たからでしょう。 鉢植えのマダガスカルジャスミンはコンパクトにして室内で冬越しするので、花数が少なく、年によって初夏に咲いたり晩夏に咲いたりしています。新しく伸びた枝づるは切らずに、あんどん型の支柱に二重三重にぐるぐる絡ませますが、生育旺盛な夏には支柱からはみ出しています。一度咲いた節からは二度と咲かず、花を咲かせたつるの節からも翌年分枝し、株が成熟すると、つるの長さが1mで花が咲き、勢いがよい株では10~12輪が一つの房になって咲くそうです。トウワタ科ステファノティス属、非耐寒性つる性常緑低木、原産地:マダガスカル島(アフリカ)別名:ステファノティス、ハナヨメバナ(花嫁花)マダガスカルジャスミンの花言葉:清純、清らかな祈り、二人で東方へ旅に、二人で遠くへ旅を、愛される花嫁。マダガスカルジャスミンの誕生花:1月19日、3月21日、7月26日。流通時期:あんどん仕立ての鉢花を春~初夏に見かけます。ハゴロモジャスミン その他
2015.01.19
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冬から春にかけて、左右交互に重なった葉の中心から長く伸びた花茎の先に、唇弁(リップ)が袋状をしたロウ質の光沢のある黄金色や淡い黄色、純白、紅紫などの花が咲きます。1月18日の誕生花は、愛と美の女神アフロディテのスリッパ、パフィオペディラム。花の名(属名)は、ギリシャ語のpaphos(愛と美の女神アフロディテのキプロス名)とpedilon(サンダル)に由来し、袋状の唇弁を女神のサンダルにたとえて名づけられました。パフィオペディラムは冬から春にかけて咲く系統と夏咲きの系統があり、一つの茎に一つの花が咲く(一茎一花)タイプや一茎多花のタイプ、葉に美しい斑模様のある品種などがあります。 花言葉「気まぐれ」は、自由奔放で気まぐれな女神アフロディテのスリッパにたとえられたことからきているのでしょう。花言葉「変わりやすい愛情」も、多情で恋多き女神のアフロディテからの連想でしょう。花言葉「優雅な装い」は、花弁に光沢があり、上弁に入る斑点や模様、袋状の唇弁など優雅な花形につけられたのでしょうか。 淡いクリームの花色に惹かれた鉢花は花をひとつだけ咲かせていましたが、翌冬はつぼみが二個あり、上の花が咲き終わったあともう一つ咲き、今年は続けて二花咲いています。知人宅とラン展で、リップ以外が違う形をしたパフィオペディラムを見ました。パフィオペディラムは葉肉が薄く、太った茎(バルブ)がない洋ランで、初冬につぼみをつけ、花茎が伸びてつぼみが下を向くと開花し、花を長く観賞できます。ラン科パフィオペディラム属、非耐寒性常緑多年草、原産地:東南アジア、中国別名:レディース スリッパパフィオペディラムの花言葉:思慮深い、官能的、優雅な装い、気まぐれ、変わりやすい愛情。パフィオペディラムの誕生花:1月11日、1月18日、2月9日、12月27日、12月28日流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。森水木のラン屋さん、緑の風yamashoku、渥美洋らんセンタースズキラン園、フタバ園本店さんにあります。
2015.01.18
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冬から春の田畑や道端で、まっすぐ伸びた花茎の花穂の下から順に、白い小さな四弁花が三角形の種子をつけながら次々と咲きます。1月17日の誕生花は、春の七草の一つのナズナ(薺)、ペンペングサ(ぺんぺん草)。花の名は、三味線を弾く擬音語のペンペンで、実の形が三味線のバチに似ていることから名づけられ、シャミセングサ(三味線草)とも呼ばれています。別名のナズナ(薺)は、撫でたいほどかわいい花なので撫菜(なでな)が転訛したという説や、夏になると枯れるので夏無(なつな)からきているという説などがあります。 英名のShepherd's purseは、学名Capsella bursa-pastorisの種小名bursa-pastoris(羊飼いの財布)と同じで、花茎につくさや形の実が財布の形をしていることからつけられています。花言葉「あなたに私のすべてを捧げます」「あなたにすべてお任せします」は、財布を預けることからきているといわれています。昔は財布=全財産だったのでしょうか。 ペンペングサは一度、七草粥に入れるために庭に植えましたが、七草が揃わず庭の片隅一面を覆いそうになったので、抜くとあっさり出て行ってくれました。「ペンペングサの生えた庭」は家や土地が荒れ果てているようすを指し、廃屋のわら屋根によく生えることから貧乏の象徴になったそうです。子供の頃、実がたくさんついた花茎を折って、皮で実がぶらさがるように実の柄を持ってすべて下に引き、花茎をくるくる回して、しゃらしゃらと実の触れ合う音を鳴らして遊びました。ご近所の田畑や道端でよく見かけたペンペングサも今では少なくなりました。アブラナ科ナズナ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:中国別名:ナズナ(薺)、シャミセングサ(三味線草)ペンペングサ(ぺんぺん草)の花言葉:あなたにすべてお任せします、あなたに私のすべてを捧げます。ペンペングサ(ぺんぺん草)の誕生花:1月17日流通時期:春に田畑や道端などで見かけます。サンシュユ コーネリアンチェリートサミズキ
2015.01.17
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晩秋から春まで、まっすぐ上に向かって伸びた花茎に、愛嬌のあるふっくらした赤や黄、白などの唇形花が穂になってにぎやかに咲きます。1月16日の誕生花は、浮かれた金魚のように陽気な花、キンギョソウ(金魚草)。花の名は、ふっくらした花が鉢や水槽で尾ひれを広げて群がって泳ぐ金魚のように見えることから名づけられました。英名のsnapdragonは、花筒を横から指でつまむと唇弁が上下に開く花の姿を、口をあけてかみつくドラゴンに見立ててつけられています。ヨーロッパでは、キンギョソウの花の強い香りが悪魔を追い払うといわれ、家畜に食べさせたり、家畜小屋で燃やしたりしたそうです。 花言葉「おしゃべり」「でしゃばり」「おせっかい」は、口をパクパクさせて話すような花姿からつけられています。花言葉「騒々しさ」は、1本の花茎に「おしゃべり」な花が集まって咲く姿からつけられたのでしょう。花言葉「清純な心」は、可憐な白い花に対して与えられています。 子供の頃のキンギョソウは春花壇を彩る花でしたが、暖地ではこんもり茂る矮性種が寄せ植えや花壇の縁取りで、晩秋から長く咲き続けます。高性種は昔と変わらず、春から初夏まで植物園の花壇をにぎやかに彩っていました。花色はオレンジなど濃い色から白やピンク、パステルカラーとバラエティに富み、八重咲き、銅葉の品種などがあります。ゴマノハグサ科キンギョソウ属、耐寒性多年草(秋まき一年草)、原産地:南ヨーロッパ、北アフリカ別名:スナップドラゴン、スナップキンギョソウ(金魚草)の花言葉:でしゃばり、おせっかい、清純な心、騒々しさ、推測ではやはりいやです。キンギョソウ(金魚草)の誕生花:1月16日、3月17日、5月26日、7月2日、12月21日流通時期:ポット苗を秋~早春に見かけます。ここなぎ、ハッピーガーデン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店さんにあります。 香りのよいオガタマノキ
2015.01.16
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冬の終わりから春に、葉より先に鋭いトゲのある短い枝の節に、緋紅色や白、朱、白と紅の咲き分け、絞り模様などの5弁花が数輪ずつ、枝いっぱいに咲き、大きい実が秋に黄色く熟します。1月15日の誕生花は、ふんわりとかわいらしい花と瓜に似た実、ボケ(木瓜)。花(木)の名は、果実が瓜に似ていることからの木瓜(もけ、ぼっくわ)が転訛したといわれています。ボケは平安時代に渡来し、酸味の強い実はボケ酒にすると低血圧や疲労回復などの効果があるとされています。同属のクサボケ(草木瓜)は18世紀末に、ヨーロッパで初めて日本のボケとして紹介され、赤く明るい花の姿から「妖精の火」と呼ばれて、人気の庭園樹になったそうです。 花言葉「妖精の輝き」は、早春に朱色の小さな花を咲かせるクサボケの「妖精の火」からきているのでしょうか。花言葉「熱情」は、晩秋から冬に咲いてまた春にも咲くヒボケ(緋木瓜)の鮮やかな緋色の濃艶な花からつけられています。花言葉「平凡」は、土質を選ばず、木があまり大きくならないので小さな庭に向いていることからつけられたそうです。花言葉「先駆者」は、春に先駆けて花が咲くことをたとえたのでしょうか。 ボケの天下一は実を食べるために作られた品種で、1本で極大の実がなり、大きい鉢に植え替えてから花数が増え、昨秋植物園のボケの実よりずっと大きい実を3個つけました。花数のわりに実が少ないのはめしべが未熟な雄花が大半で、実をつけることができる両性花がわずかで、実がつきにくいからだそうです。バラ科ボケ属、耐寒性・耐暑性落葉低木、原産地:中国別名:放春花、カラボケ(唐木瓜)ボケ(木瓜)の花言葉:先駆者、指導者、妖精の輝き、熱情、平凡、早熟。ボケ(木瓜)の誕生花:1月15日、1月21日、2月2日、2月4日、2月5日、2月17日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、伊勢盆栽、日本花卉ガーデンセンター、トオヤマグリーン、石田精華園 楽天市場店インターフェース市、e-フラワーさんにあります。 クサボケ
2015.01.15
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晩春から晩秋まで、這うように伸びてしだれた茎先の縁にギザギザ(鋸歯)のある葉の間から、花穂がやわらかな赤い花を次々と咲かせながら長く伸びていきます。1月14日の誕生花は、猫のように元気でかわいい夏の花、キャットテール(キャッツテール)。花の名は、真っ赤な花穂が猫のしっぽのような形をしていることから名づけられました。別名のアカリファ(属名)は、ギリシャ語のacalephe(イラクサ)で、花がイラクサに似ていることからつけられています。キャットテールの学名はAcalypha reptansで、種小名は reptans(匍匐性の)です。アカリファの仲間には紅色の長い紐のような花穂を咲かせるベニヒモノキ(Acalypha hispida)、葉に赤い斑模様が入るニシキアカリファ(Acalypha wilkesiana 'Musaica')などがあります。 花言葉「気まま」は、猫のしっぽを思わせる花の印象からつけられたのでしょう。花言葉「上機嫌」は、ご機嫌な猫がしっぽを垂直にピンと立てているような花穂にたとえたのでしょう。花言葉「愛撫」は、つい撫でてしまう気持ちのよいふっさりした猫のしっぽのような花穂からでしょう。 ふわふわした赤い花は穂状のつぼみからおしべがどんどん伸びてふさふさした穂になるものと、最初は少し赤い毛が生えたような状態からふさふさした穂になるものがあります。雄花と雌花でしょうか。以前は花に水がかかると一晩で黒く変色したので、雨が降るたび、鉢を軒下に移動しましたが、最近のキャットテールは水をかけても雨が降っても平気です。トウダイグサ科エノキグサ属、非耐寒性多年草、原産地:西インド諸島別名:アカリファ、キャッツテールキャットテールの花言葉:陽気、上機嫌、気まま、愛撫。キャットテールの誕生花:1月14日、10月26日流通時期:ポット苗や鉢花を春~夏に見かけます。charm 楽天市場店さんにあります。ジンチョウゲ
2015.01.14
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晩夏から翌春にかけて、細かく枝分かれして茂った枝の細長い葉のわきに、濃いピンクや淡いピンク、白い星形の5弁花が咲きます。1月13日の誕生花は、クロウエアのロマンチックな和製ニックネーム、サザンクロス。花の名は、オーストラリア原産の星形の花であることから日本で名づけられました。英名のサザンクロス(南十字星)はセリ科の別の花だそうです。別名のクロウエアは、18世紀のイギリスの植物学者James Croweにちなんでつけられています。 花言葉「願いをかなえて」は、花の名と星形の花が星を連想させることからつけられたのでしょう。流れ星にまつわるいくつかの言い伝えの中に、古くから有名な「流れ星に願い事をすると願いがかなう」があります。花言葉「遠い思い出」は、子供の頃の星をながめ短冊に願い事を書いて笹飾りに結んだ七夕を星形の花から連想してつけられたのでしょうか。 四季咲きのサザンクロスは冬の間も咲き続けて、春の花がピークを過ぎても切り戻しをしなかったら、夏にもちらほらと花が咲いていました。斑入りサザンクロスのフイリーナは葉の鮮やかな斑が晩秋に紅葉します。ミカン科クロウエア属、半耐寒性常緑低木、原産地:オーストラリア別名:クロウエアサザンクロスの花言葉:願いをかなえて、まだ見ぬ君へ、遠い思い出。サザンクロスの誕生花:1月13日、9月18日流通時期:ポット苗や鉢花を春と秋に見かけます。錦幸園 楽天市場店、あなたの街のお花屋さんイングの森、遊恵盆栽 楽天市場店、千草園芸さんにあります。 ヤマボウシ
2015.01.13
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冬から初夏まで、へら形の葉を互い違いにつけてよく分枝した茎先に、日が射すとオレンジや黄色などの一重や八重の花が次々と輝くように開き、日が落ちると閉じます。1月12日の誕生花は、ギリシャ神話の悲恋の花、キンセンカ(金盞花)。花の名は、漢名の金盞花で、花の色と形が黄金色の盞(さかずき)に似ていることから名づけられました。キンセンカの学名Calendula officinalisの属名は、ラテン語のCalendae(月の最初の日)で、どの月の初めにも咲いているほど花期が長いことからつけられています。種小名はofficinalis(薬用の、薬効のある)で、キンセンカは古代エジプトでは若返りの妙薬で、中世ヨーロッパで乾燥した花弁が民間薬として使われていました。 花言葉「慈愛」は、金盞花の花弁に薬効があり、古くからメディカルハーブであったことからつけられています。まばゆい花色に、悲しい花言葉「悲嘆」「別れの悲しみ」は、ギリシャ神話の日輪の馬車に乗り大空を駆けている太陽神アポロンを仰ぐ少年クリムノンのお話からきています。太陽神アポロンは、昼をとても幸せに、日が沈むと悲しんで毎日を過ごすクリムノンをいとおしく思っていましたが、嫉妬深い雲の神は面白くなく8日の間、アポロンを雲の中に閉じ込めました。9日目に姿を現したアポロンは、クリムノンがアポロンを待ち焦がれて悲しみに耐えられずに死んでいたので、クリムノンを太陽の輝く姿に似せた花に変えました。また、太陽神アポロンへの悲恋によって水の精クリティが姿を変えた花という伝説もあります。 キンセンカは真冬に身をちぢめても寒い季節に長く咲き続け、春になると次々と花を咲かせます。キンセンカは江戸時代末期に渡来し、春の彼岸の切り花として親しまれてきた高性種と矮性種があり、今では丁子咲きのものやパステルカラーなどもあります。キク科キンセンカ属、半耐寒性一年草、原産地:南ヨーロッパ別名:ポットマリーゴールド、トウキンセンカ(唐金盞花)、カレンジュラキンセンカの花言葉:慈愛、失望、悲嘆、悲しみ、別れの悲しみ、乙女の美しい姿。キンセンカの誕生花:1月12日、2月8日、2月9日、3月26日、8月3日、8月24日流通時期:ポット苗は初冬~早春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ここなぎ、Green Box (グリーンボックス)、ハッピーガーデンさんにあります。 サイネリア 初恋草
2015.01.12
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春から秋に、8~10枚の手のひらを広げたような小葉をつけた茎先に、おしべを突き出した淡い緑の小さな五弁花が房になって無数に咲き、晩秋にたくさんの実が赤く熟します。1月11日の誕生花は、手のひら状の葉が密生するユニークな観葉植物、シェフレラ。花の名(属名)は、19世紀のドイツの植物学者J. C. Schefflerにちなんで名づけられました。別名のカポックは葉の形がパンヤ科のカポックに似ていることから呼ばれていますが、パンヤ科のカポックが別種なので区別して属名のシェフレラで呼ばれるようになっています。 花言葉「とても真面目」は、働き者の手のような葉の形につけられたのでしょうか。暖地では鉢植えで大きくなりすぎたら、庭植えにするようで、ブロック塀からのぞいています。2~5mの高さに生長したシェフレラはいつのまにか花を咲かせて、気がつくと黄色からオレンジ、熟して赤くなる実をたくさんつけていました。 シェフレアはアルボリコラ(Schefflera arboricola)とその園芸品種が多く見られるそうです。園芸品種のホンコンカポックは、光沢のある濃緑色の葉に厚みと丸みがあってバランスよく茂り、黄色い斑が入る斑入り種ホンコン・バリエガータもあります。ウコギ科シェフレラ属、半耐寒性常緑高木、原産地:台湾、中国別名:カポック、ホンコンカポック、ヤドリフカノキ(宿り鱶の木)シェフレラの花言葉:とても真面目。シェフレラの誕生花:1月11日流通時期:鉢植えを春と秋に見かけます。緑の風yamashoku、LAND PLANTS 楽天市場店、FlowerKitchenJIYUGAOKA観葉植物-美濃焼-萩焼さんにあります。
2015.01.11
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春に、剣状の葉の間から伸びた細い花茎が最初のつぼみのところで急に曲がり、白や黄、赤、紫などのロウト状の6弁花が傾きながら6~12輪ほど並んで次々と咲き、よい香りがします。1月10日の誕生花は、まだ浅い春に卒業生を送るのにふさわしい花、フリージア。花の名(属名)は、19世紀のドイツの医師F. H. T. Freeseにちなんで名づけられました。デンマークの植物学者Christian Friedrich Ecklonが南アフリカで発見し、親友のFreeseの名をつけて紹介したといわれています。別名のアサギスイセン(浅黄水仙)は、淡い黄色の花色とスイセン(水仙)のような雰囲気があることからつけられています。 原種の花色は白と黄色で、白くて香りの良い野生種フリージア・アルバが19世紀末に、イギリスで初めて市場に流通して、品種改良が行われるようになり、新しい花色が次々と作出されました。 花言葉「清香」「清らかな香り」は、甘くスッとした香りからつけられています。花言葉「潔白」「純白」は、最初に多く出回った白い花からきています。花言葉「無邪気」は、子供たちが手をつないで元気よく遊んでいるような黄色の花の明るい印象からつけられたのでしょう。フリージアは花色別に花言葉があり、紫色の花言葉「あこがれ」は、育種家のあこがれの色だったのでしょうか。 春の暖かく快適な日には、原種に近い白や黄色の花が特によく香りますが、それ以外のピンクやオレンジなどの花は香りが弱いです。繁殖力も黄色の花が強いようで、色とりどりのフリージアを植えていても最後には黄色一色になってしまうので、今では黄色の花は他の色の花と離して植えています。アヤメ科フリージア属、半耐寒性秋植え球根、原産地:南アフリカ別名:アサギスイセン(浅黄水仙)、コウセツラン(香雪蘭)フリージアの花言葉:無邪気、清香、慈愛、親愛の情、期待、純粋、純潔、あこがれ。フリージアの誕生花:1月10日、1月18日、2月2日、2月11日、2月13日、2月14日、2月22日、2月27日、2月28日、3月13日、8月20日、12月17日フリージア(白)の花言葉:純潔、あどけなさ。フリージア(白)の誕生花:2月2日、3月13日フリージア(黄)の花言葉:無邪気。フリージア(黄)の誕生花:2月14日フリージア(赤)花言葉:純粋。フリージア(赤)の誕生花:2月22日フリージア(紫)の花言葉:あこがれ。フリージア(紫)の誕生花:12月17日流通時期:球根を晩夏~秋に、芽出し球根、鉢花を冬~早春に見かけます。ハッピーガーデンさんにあります。フリージアの花束 バラ フリージア
2015.01.10
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冬の終わりから早春に、淡い紅色の輝くような筋が入った暗緑色の葉の間から長く伸びた花茎に、花筒の長い小さな白い花が穂になって次々と咲きます。1月9日の誕生花は、葉がキラキラと美しいジュエルオーキッド(宝石蘭)、ホンコンシュスラン(香港繻子蘭)。花の名は、東南アジア原産のラン科の花で、葉の表面に織物の繻子(シュス、サテン)のような艶があることから名づけられました。別名のビロードランは葉にビロードのような光沢があることからつけられています。ホンコンシュスラン(ルディシア属)は日本原産の野生ランのシュスラン(シュスラン属)の近縁種で、園芸ではシュスランと呼ばれています。 シュスランと同じ花言葉の「日々平安」は、葉裏が赤紫色をした美しいビロード状の葉と惜しげもなくたくさん咲く清楚な花のどこからきているのでしょう。シュスランは里山などの落葉樹林の下で、落ち葉に包まれるように葉を広げて群生して、晩夏から秋に、淡い桃色の小さな花を咲かせた茎は枯れ、地下茎から新芽を伸ばして増えるそうです。 ホンコンシュスランも花が終わった多肉質な茎は枯れ、そのままにしておくと根茎が傷むそうなので、一番先端の葉のつけ根で花茎を切って、一回り大きな鉢に植え替えました。植え替えたあと室内に戻さずに、秋まで鉢を戸外のフラワースタンドに置いたので、葉が少なく汚れてしまいましたが、花茎を多く出して花がたくさん咲きました。ラン科ルディシア属、非耐寒性多年草、原産地:東南アジア別名:ルディシア・ディスカラー、ビロードランホンコンシュスラン(香港繻子蘭)の花言葉:日々平安。ホンコンシュスラン(香港繻子蘭)の誕生花:1月9日流通時期:鉢花を冬に見かけます。 ハナモモ
2015.01.09
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初夏に、濃い緑の葉のわきに白い小さな花が下向きにたくさん咲き、晩秋から冬にかけて、枝にぶらさがった緑の小さな実が赤く色づき、翌年も赤い実が残ります。1月8日の誕生花は、冬の庭に彩りを添える縁起木、マンリョウ(万両)。花の名は、実がセンリョウ(千両)よりも大きく美しいことから、さらに価値のあるものとして名づけられました。両の名のつく縁起木はイチリョウ(一両)からマンリョウまであり、秋から冬に熟す赤い実は名の通りつく数が多く、豪華になっているようです。 花言葉「寿ぎ」は、お正月に豊かさへの願いを込めて、たわわに実るつややかな赤い実を飾り、新年を祝うことからつけられたのでしょう。花言葉「金満家」は、熟しても長く落ちないで枝先に房になってぶら下がる実をたとえたのでしょう。 晩秋に赤く熟した実は鳥に食べられなければ、翌年の初秋まで残っていて、夏には赤い実の上についた新しい緑の実が二段になって楽しめます。マンリョウは枝分かれせずに古い小枝や葉を落としながら伸びていくので、今では庭の片隅で細長い幹の上についた葉とたわわな実の重さで頭でっかちになり、昨秋の台風で斜めに傾いています。斑入り葉の鉢植えは小さいポット苗でしたが、植え替えると一年で三倍の大きさになり、ピンク色の実をつけています。マンリョウの園芸品種には白やピンク色の実、斑入り葉や新葉が赤紫色の赤葉など多くあります。ヤブコウジ科ヤブコウジ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本、東南アジア別名:ハナタチバナ(花橘)ヤブタチバナ(藪橘)マンリョウ(万両)の花言葉:寿ぎ、徳のある人、金満家、財産、慶祝。マンリョウ(万両)の誕生花:1月2日、1月3日、1月8日、1月11日、1月23日、11月6日、12月28日流通時期:実つきの鉢植えを晩秋~早春に見かけます。花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、千草園芸、Green Box (グリーンボックス)、渋谷園芸 植木鉢屋、GRANDY、緑の風yamashoku、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2015.01.08
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冬の終わりから春に、3つに裂けた葉を広げた株の中心から伸びた花茎の先に、白やピンク、紅紫などの一重や八重、千重の花が一輪咲き、株いっぱいに愛らしい花が咲きます。1月7日の誕生花は、大きな雪布団が残る山地の斜面や林に咲きだす可憐な花、ユキワリソウ(雪割草)。花の名は、キンポウゲ科ミスミソウ属を指す園芸名で、雪解けの季節にあたり一面に咲き競うことから呼ばれ、高山で咲くサクラソウ属のユキワリソウとは別の花です。ミスミソウ属にはミスミソウ(三角草)やスハマソウ(洲浜草)、ケスハマソウ(毛州浜草)、オオミスミソウ(大三角草)などがあります。 花言葉「自信」「忍耐」は、深い雪の下でじっと春を待ち、長く厳しい冬を乗り越えて雪解けとともに可憐な花が咲くことからつけられています。花言葉「はにかみや」は、春を待ちきれないでうっすらと残る雪の下から恥ずかしげに顔をのぞかせることからつけられています。 ガーデニングを始めた頃は大きな鉢を埋めつくすほどいっぱいに色とりどりの花が咲きましたが、最近は猛暑日が続く夏に葉枯れして、秋に葉がなくなり、夏越しがむずかしくなりました。春の日差しを受けてキラキラ輝く濃いピンクの花を次々と咲かせてくれたミスミソウも、だんだんと葉や花数が少なくなりました。ユキワリソウのポット苗はそのまま花を咲かせて、うまく夏を乗り越えたら秋に植え替えています。キンポウゲ科ミスミソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、東アジア、ヨーロッパミスミソウ属のユキワリソウ(雪割草):ミスミソウ(三角草)、スハマソウ(州浜草)、オオミスミソウ(大三角草)、ケスハマソウ(毛州浜草)ユキワリソウ(雪割草)の花言葉:あなたを信じます、はにかみや、慕われる人、自信、忍耐。ユキワリソウ(雪割草)の誕生花:1月5日、1月7日、1月11日、 2月28日、3月2日、4月24日、5月23日流通時期:ポット苗を冬から春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、錦幸園 楽天市場店、伊勢盆栽、Rocca-clann、e-フラワー、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、グリーンバンクさんにあります。
2015.01.07
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秋から春まで、よく分枝した茎についた葉のわきから出した花柄の先に、花弁の縁が波打つようなフリルや中心にブロッチの入る大柄でカラフルな花が次々と咲きます。1月6日の誕生花は、恋人に贈る愛の花、パンジー。花の名は、フランス語のpensee(考える、物思う)で、ブロッチ(花の中心の暗色の大きな模様)を一人で考え込んでいる人の顔に見立てて名づけられました。パンジーは、19世紀に野生のサンシキスミレ(三色菫)と他の野生スミレを交配させて生まれたのが始まりといわれています。 花言葉「物思い」「思想」は、名前の由来である思索にふける人の顔に見える花から連想してつけられています。花言葉「愛の使者」は、愛の神エロス(キューピッド)の面影と三色を宿して、愛と喜びの便りを告げるために、世界の果てまでゆかしく咲き広がったというギリシャ神話からつけられたのでしょう。地上に降りたったエロスは、野に咲く淡い香りの小さな花を見つけて、地上にこんなにも愛らしい花があるのかと驚きの声を上げてささやき、そっと三度キスをしました。「わたしの面影をうつしてあげよう、人々に天上の想いと清らかな愛を伝えなさい。あなたの行く末が栄光に満ち、この花を見る人に幸があるように」花言葉「私を思ってください」も、愛の神エロスの面影を宿して優しく可憐に咲くようになったという伝説からでしょう。 パンジーの初期の園芸品種はひとつの花に三色をもち、子供の頃にはサンシキスミレと呼ばれていて、こぼれダネから咲かせた花はだんだん小さくなり、原種のスミレに戻っているようでした。ガーデニングを始めた頃は黒いブロッチが苦手で、ヒゲが少し入った花を選んでいましたが、今は泣き顔、怒り顔、しかめっつらと表情が豊かで、ポット苗の顔を見て手に取っています。春の植物園の広い花壇一面に、黄色に黒いブロッチの大輪のパンジーが泣き笑いし、パステルカラーの小輪の花が咲き乱れていました。スミレ科スミレ属、耐寒性多年草(一年草)、原産地:ヨーロッパ別名:サンシキスミレ(三色菫)、コチョウソウ(胡蝶草)、ユウチョウカ(遊蝶花)パンジーの花言葉:私を思ってください、物思い、思想、心の平和、愛の使者、純愛、平穏。パンジーの誕生花:1月6日、1月9日、1月18日、2月2日、2月6日、3月5日、3月11日、3月12日、3月15日、5月25日、12月27日流通時期:ポット苗を秋~冬に見かけます。花みどりマーケット、あなたの街のお花屋さんイングの森、園芸ネット プラスさんにあります。 サイネリア
2015.01.06
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冬の終わりから早春に、葉に先だって若枝の節ごとにつけたつぼみがほころび、白や紅、ピンクの一重や八重の花がふくよかな香りを漂わせて、枝いっぱいに咲きます。1月5日の誕生花は、百花に先がけて春の訪れを知らせる清らかな香りと気品のある花、ウメ(梅)。花の名は、中国語の梅(メイ)が転訛したという説や、薬用に燻製にした実の烏梅(ウメイ)が転訛したという説、花の美しさからの愛目(うめ)が転訛したという説などがあります。ウメには可憐な花を観賞するハナウメ(花梅)と、果実の収穫を目的とするミウメ(実梅)があります。 花言葉「気品」は、春に先がけて咲く花の清らかさにつけられています。花言葉「潔白」「忠実」は、学問の神様の菅原道真公にかけてつけられています。菅原道真公の飛梅伝説は、平安時代の貴族、菅原道真が藤原時平との政争に敗れて遠く大宰府へ左遷されるとき、庭の梅に名残を惜しんで、東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそと詠み、屋敷内のウメの片枝が道真を慕って空を飛んで、京の都から一晩にして大宰府の道真の屋敷の庭に降り立ち根をおろしたというお話です。 庭のフェンス沿いのウメは親鸞聖人が梅干しの種を庭に植えたところ、芽が出て花1つに8つの実を結ぶようになったと伝えられる八房梅です。1本でほとんど実がならないので、八重咲きの上品なピンク色の花を楽しんでいますが、たまに3~5個の実が固まってついています。バラ科サクラ属、耐寒性落葉高木、原産地:中国別名:コウブンボク(好文木)、コノハナ(木の花)、ハルツゲグサ(春告草)、カゼマチグサ(風待草) ウメの花言葉:潔白、忠実、高潔、気品、清香、上品な美しさ。ウメの誕生花:1月5日、2月1日、2月7日、10月24日、12月27日コウバイ(紅梅)の花言葉:忠実、優美な人、優美。コウバイ(紅梅)の誕生花:1月1日、1月18日、1月24日、2月2日、2月3日、2月8日ハクバイ(白梅)の花言葉:清香、気品、忍耐、澄んだ心。ハクバイ(白梅)の誕生花:1月1日、1月6日、1月31日流通時期:苗木を秋~春に、盆栽を秋~冬に見かけます。モダン盆栽 中村屋、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、遊恵盆栽 楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、園芸ネット プラス、花ひろばオンライン、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、、、、
2015.01.05
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晩秋から春に、へら形の葉の間から伸びた花茎の先に、黄色い花芯(筒状花)の白や赤、ピンク、絞りなどの花(舌状花)が咲き、暖かくなると次々と咲き続ける花でおおわれます。1月4日の誕生花は、花壇や寄せ植えで冬を彩る愛らしい花、デージー(デイジー)。花の名は、day's eye(日の目)が転訛したもので、太陽の光がさすと花を開いて黄色い花芯を見せ、日が沈むと閉じることから名づけられました。別名のヒナギク(雛菊)は、接頭語の雛(小さくてかわいらしいもの)とキク(菊)で、キクより小さくてかわいらしい花が咲くことからつけられています。ひな祭りの頃に花が咲くからともいわれています。デージーの学名はBellis perennisで、属名がギリシャ神話の美しい森の妖精ベリデスからという説と、ラテン語のbellus(美しい)からという説があり、種小名はperennis(多年性の)です。 花言葉「美人」は、属名の美しい森の妖精ベリデスやラテン語のbellus(美しい)の語源からきています。森の妖精ベリデス(ベリジス)が恋人と楽しく踊っているところを、そばを通りかかった果樹園の神ベルタムナスは一目で気に入り、追い回したので、ベリデスは一輪の花に姿を変えました。花言葉「無垢」「無邪気」は、この花の愛らしさに対してつけられています。花言葉「あなたと同じ気持ちです」は、夫が戦死し愛児も亡くしたカレドニアのマルヒナの泣き悲しむ様子を見て、近所の少女が「ひなぎくの歌」を歌って慰めたという古い物語からでしょうか。 晩秋にイチゴと寄せ植えにしたデージーは、イチゴが実り終わった初夏までの長い間かわいらしく咲き続けて、夏の暑さに枯れました。野生種は白い一重咲きの花で、イギリスでは花占いや婚期を知る占いに使われているそうです。最近の園芸品種は半八重、八重咲きで花弁が多く、花色は赤やピンク、絞りもあります。キク科ヒナギク属、耐寒性多年草(一年草扱い)、原産地:ヨーロッパ、地中海沿岸別名:ヒナギク(雛菊)、エンメイギク(延命菊)、チョウメイギク(長命菊) デージー(デイジー)の花言葉:無邪気、無垢、平和、希望、あなたと同じ気持ちです、共感します。デージー(デイジー)の誕生花:1月4日、1月9日、2月15日、3月5日、3月6日、3月12日、4月17日、5月27日流通時期:ポット苗を晩秋~早春に見かけます。ガーデニングshop岐阜緑園さんにあります。福袋
2015.01.04
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冬から春に、細長く白っぽい緑の葉の間からすっと伸びた花茎の先に、中心にカップやラッパ、バタフライなどさまざまな形をした副花冠のある一重や八重の黄や白の花が咲きます。1月3日の誕生花は、香り高く清楚なニホンスイセン(日本水仙)と華やかなセイヨスイセン(西洋水仙)、スイセン(水仙)。花の名は、漢名の音読みで、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえて名づけられました。スイセンは地中海沿岸原産の冬に芳香のある花が房になって咲くニホンスイセン(日本水仙)と、原産地のヨーロッパで品種改良され、早春から咲くセイヨウスイセン(西洋水仙)があります。セイヨウスイセンは副花冠が白や黄、オレンジ、ピンク色などカラフルで、花弁と副花冠が別色の花はコントラストがきれいです。 花言葉「自信を持って」は、水辺であたかも美しい自分の姿を覗き込んでいるようにうつむいて咲く花の姿からつけられています。花言葉「自己愛」「自惚れ」は、女神ネメシスにより水鏡に映った自分の姿に恋をして花になったギリシャ神話の美少年ナルキッソスに由来します。 庭のフェンス沿いに植えたニホンスイセンが初冬から咲き始め、春めくとキズイセン、ラッパスイセンなどが順に咲き、白い花弁に副花冠がピンク色のスイセンが最後に咲きます。スイセンは白と黄の花色別に花言葉と誕生花があり、ラッパスイセン(喇叭水仙)やニホンスイセン、クチベニズイセン(口紅水仙)なども花言葉と誕生花を持っています。ヒガンバナ科スイセン属、秋植え耐寒性球根、原産地:地中海沿岸、ヨーロッパ、トルコなどスイセン(水仙)の花言葉:高貴な美しさ、高潔、自信を持って、うぬぼれ、自己愛。スイセン(水仙)の誕生花:1月2日、1月3日、1月4日、1月13日、1月19日、12月29日スイセン(黄)の花言葉:もう一度愛して下さい、私の愛にこたえて、私のもとへ帰って、感じやすい心、気高さ。スイセン(黄)の誕生花:1月2日、1月4日、1月19日スイセン(白)の花言葉:高貴な美人、飾らない心、素朴。スイセン(白)の誕生花:1月3日、1月13日流通時期:球根を秋に、芽出しポット苗や鉢花を冬~春に見かけます。千草園芸、charm 楽天市場店、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、Green Box (グリーンボックス)さんにあります。 ミツマタ シジミバナ
2015.01.03
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