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早春から初夏に、地下茎から出たくるっと丸まった新芽をつけて伸びていく茎の先が3~5つに分かれて、羽状に切れ込んだ黄緑色の大きな葉(3回羽状複葉)を広げます。2月24日の誕生花は、春を告げる山菜の王様、ワラビ(蕨)。花の名は、新芽の形が童(子供)の拳ように見えることからの童が転訛したという説や、アク出ししたワラビの色が燃やしたワラに似ていることからのワラ火という説などがあります。 花言葉「真面目」は、春になると毎年日当たりのよい丘や低い山などの同じ場所に出てきて、身近で簡単に採れる山菜であることからきているのでしょう。花言葉「不変の愛」は、ワラビが古く万葉集に詠まれた昔から山菜採りで若芽を摘まれて食べられ続けていることをたとえたのでしょうか。 ワラビは冬枯れの庭の陽だまりで何年も冬の終わりごろから芽を出して、夏には涼しげな葉を広げて、晩秋には枯れていきます。ワラビは毎年同じ場所で取り続けると防衛のため苦みを出すそうです。コバノイシカグマ科ワラビ属、夏緑性シダ植物、原産地:日本、北半球別名:ヤマネグサ(山根草)、ワラビナ(蕨菜)ワラビ(蕨)の花言葉:不変の愛、真面目。ワラビ(蕨)の誕生花:2月24日、2月26日、11月23日、12月7日流通時期:ポット苗を春~秋に見かけます。園芸ネット プラス、e-フラワー、トオヤマグリーンさんにあります。 コゴミ
2020.02.24
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晩夏から秋にかけて、まっすぐ伸びた四角い茎につく葉のわきから出た花茎の先に、5枚の花びらの下の一枚に白い斑点が入った青紫色の花が数輪ずつ、たくさん咲きます。9月12日の誕生花は、おしべとめしべの花柱が弓なりに飛び出たユニークな花、カリガネソウ(雁草、雁金草)。花の名は、花の形を雁の空を飛ぶ姿に見立てたという説と雁の首に見立てたという説、雁金家紋の結び雁金や一結雁の形に見立てたという説があります。カリガネソウの名は鳥のような花形で、雁が渡るころに咲くことからきていると思っていました。 花言葉「楽しい思い出」は、夏に次々とたくさん咲くニチニチソウやハマボウなどの花につけられています。カリガネソウの花言葉「楽しい思い出」は、次々とつぼみをつけて風に揺れる茎に蝶や鳥が舞うような青紫の花の姿を、秋の遠足や行楽を楽しむ子供たちにたとえたものでしょうか。 花言葉「清楚なひと」は、青紫色の清々しい花色で、さわやかな秋の風情があるところからつけられたようです。カリガネソウは強い風に吹かれても辺りに臭いが漂うほど葉や茎に強い臭気があり、花柄や花後の茎をまめに切らないので、丸い萼の中に2~4個入っていたタネがこぼれて増えています。クマツヅラ科 カリガネソウ属、耐寒性多年草、原産地:日本、中国、朝鮮半島別名:ホカケソウ( 帆掛草)カリガネソウ(雁草、雁金草)の花言葉:誠実、楽しい思い出、清楚なひと、実質、実質を求める。カリガネソウ(雁草、雁金草)の誕生花:9月12日流通時期:ポット苗を春に見かけます。四国ガーデン楽天市場支店、園芸ネット プラス、石田精華園 楽天市場店、つどいの里八ヶ岳山野草園さんにあります。 9月12日の誕生花 キイジョウロウホトトギス 9月12日の誕生花 ルリマツリモドキ
2013.09.12
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冬の終わりの暖かい頃から春にかけて、小さな薄紅色の壺形の花が枝先に房になり、房がいくつも垂れ下がって木をおおうように次々と咲きます。4月10日の誕生花は、万葉の時代から春の訪れを待ちかねて咲くアセビ(馬酔木)の紅花種、ベニバナアセビ(紅花馬酔木)。花(木)の名は、食べると足がしびれることからつけられたアシビ(足癈)が転訛したアセビ(馬酔木)の紅花種で、漢字の馬酔木は馬が葉を食べると酔ったようになることからあてられています。 ベニバナアセビ(紅花馬酔木)はアセビと同じ花言葉がつけられています。花言葉「犠牲」は、アセビの英名Japanese andromedaからきていて、ギリシャ神話のエチオピアの王女アンドロメダを表しています。アンドロメダは母カシオペイアがネーレイス(海のニンフ)より美しいと娘を自慢したため、海神ポセイドンの怒りをかい、海の怪物ケートスの生贄にされるところを英雄ペルセウスに救われました。花言葉「あなたと二人で旅をしよう」は、こんな感じの人と旅をしたら楽しいだろうという意味でつけられているそうです。こんな感じとはハラハラ、ドキドキする美しい人? 紅花のクリスマスチアーは前年の秋頃に枝先に垂れ下がってたくさんのつぼみをつける美しい園芸品種で、白花のアセビよりも一足早く咲きます。ツツジ科アセビ属、耐寒性常緑低木、原産地:日本(東北以南)別名:クリスマスチアー、アケボノアセビ(曙馬酔木)、ウスベニアセビ(薄紅馬酔木)ベニバナアセビ(紅花馬酔木)の花言葉:犠牲、献身、あなたと二人で旅をしよう、静かな主張、危険。ベニバナアセビ(紅花馬酔木)の誕生花:4月10日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。e-フラワー、ガーデンタウン、花ひろばオンライン、トオヤマグリーン、千草園芸、Green Box (グリーンボックス)、相馬グリーンさんにあります。 ヒメイチゴノキ
2017.04.10
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春から秋に、茎上部の白い綿毛の生えたヘラ形の葉のわきに、筒状花の集まった花弁(舌状花)のない小さな淡褐色の花(頭花)が集まって咲きます。誕生花のない花は、チチコグサに似て非なる(擬き)外来種の花、チチコグサモドキ(父子草擬)。花の名は、在来種のチチコグサ(父子草)に似ていることから名づけられました。チチコグサは花が黄色い近縁種のハハコグサ(母子草)に比べて、花が褐色で地味なことから、ハハコグサに対してつけられています。 花言葉「父に似た人」は、そのまま花の名からきています。花言葉「いつまでも忘れないで」は、つぼみを包んでいた総包の根元から生えている白い冠毛がタネと一緒に飛ばずに残ることからつけられたのでしょう。 チチコグサモドキはロゼットから少し大きくなると、毛が生えた葉の上にまとまった頭花をつけ、やがて伸びた茎の上半分の葉のわきにも花をつけます。40年近く前に引っ越してきたときはチチコグサだけでしたが、いつしかチチコグサモドキやウラジロチチコグサモドキがほぼ一年中、暖地の庭のどこかで花を咲かせています。キク科ウスベニチチコグサ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:北アメリカチチコグサモドキ(父子草擬)の花言葉:父に似た人、いつまでも忘れないで。チチコグサモドキ(父子草擬)の誕生花:―流通時期:―エゾチチコグサ ニリンソウ
2024.03.01
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晩春から秋に、前年枝の光沢のある葉のわきにつぼみをつけて、淡い紅紫色の小さな花が幾度か咲き、緑の実は赤く熟すとジューシーで甘酸っぱい味がします。7月13日の誕生花は、ビタミンCたっぷりのトロピカルフルーツ、アセロラ。花の名は、スペイン名のAcerolaで、英名のバルバドスチェリーは真っ赤な果実がサクランボに似ていることから、スペイン人がcereza(サクランボ)と呼んだことに由来します。 バルバドスは西インド諸島の島国で、アセロラは西インド諸島の人々が昔から食用にしていて、健康を維持するためになくてはならない神の果物だったといわれています。 アセロラの果実には、コラーゲン生成を促進し、抗酸化作用があり、免疫力アップや疲労回復効果が高いビタミンCが豊富に含まれています。花言葉「健康増進」は、レモンの20~30倍のビタミンCが含まれ、体の健康を維持するといわれている果実に対してつけられたのでしょう。 両性花で自家受粉します。花言葉「愛の芽生え」は、ピンクのかわいい花の形に与えられたのでしょう。アセロラは酸味が少なく甘い品種と、酸味が強い品種があり、甘い品種はそのまま食べられ、酸味の強い品種はビタミンCが多く、実つきがよいのでジュースやジャムに使われています。キントラノオ科ヒイラギトラノオ属(マルピーラギ属)、非耐寒性常緑低木、原産地:西インド諸島、熱帯アメリカ別名:バルバドスチェリー、西インドチェリーアセロラの花言葉:愛の芽生え、永遠の幸せ、健康増進。アセロラの誕生花:7月13日流通時期:鉢花を夏に見かけます。沖縄の陶器とガラス『琉球カフェ』、ジョイフル ガーデン ヤマナオ、日本花卉ガーデンセンター、オオシロ樹木、沖縄サトウキビ畑、e-フラワー、ぬちぐすい沖縄さんにあります。
2012.07.13
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晩夏から秋にかけて、束状の大きな楕円形の葉の間から先が淡いピンク色をした白い花穂が伸びて、鱗のように重なった淡い緑の苞の中に黄色い花が咲きます。8月22日の誕生花は、カレーの香辛料ターメリックの花、ウコン(鬱金)。花の名は、漢名の鮮やかな黄色を意味する欝金(ウッコン)の字音が変化したもので、根茎(生の根はオレンジ色)から黄色の染料がとれることから名づけられたそうです。 花言葉「あなたの姿に酔いしれる」は、つぼみを包んでいた苞の中にひっそりと咲く幻想的な花の美しさにつけられています。ウコンは、春に咲く春ウコン(キョウオウ)、秋に咲く秋ウコン(ウコン、ターメリック)、初夏に咲き、根茎の切り口が薄い紫色の紫ウコン(ガジュツ)の3種があります。 秋ウコンの根茎は肝機能を強化するクルクミンを豊富に含み、二日酔い防止やカレーのスパイスのターメリック、染料としても使われています。ウコンの花の香りは気がつかなかったのですが、花言葉の「乙女の香り」にふさわしいさわやかな香りがするのでしょうか。ショウガ科ウコン属、春植えの半耐寒性球根、原産地:東南アジア別名:ターメリックウコン(鬱金)の花言葉:乙女の香り、あなたの姿に酔いしれる。ウコン(鬱金)の誕生花:8月22日流通時期:ポット苗を春に見かけます。アイランド楽天市場店、charm 楽天市場店、ファーム フローラル、花と雑貨のABCさんにあります。 キンモクセイ ギンモクセイ
2012.08.22
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昨春に、「めったに出回らない花だから」と勧められ、白い斑入りの葉を思わずナデナデしたら、葉の表面に生えているやや硬めの毛が、手に触れて、ちょっとザラザラしていました。タグの写真では、「プルモナリア コットンクール」は、すっと伸びた花径の先に、ブルーとピンクの2色の小さなラッパのような花をたくさんぶらさげて咲いています。 090911 花はつぼみと咲き始めがピンクで、咲き進むと明るいブルーに変わるそうで、葉の白い斑の模様がきれいなのに、心惹かれました。プルモナリア ブルーエンサインは、大輪の濃い紫がかった青色の花で、プルモナリア コーラルスプリングは美しい白い斑入りの葉が少し細く、サンゴ色の花が多く見られます。 100311 100303 100313 ↑ ↑プルモナリア ブルーエンサインとコーラルスプリングは咲きましたが、花の咲くのを一番楽しみにしていたコットンクールだけが、春になったのに、大きくならず、花芽がつきませんでした。→ 100221 100313プルモナリアは、暖地では夏に日陰に鉢を置くと、育てやすいそうで、涼しい日陰を探して、鉢をかかえてあちこち移動しても、コットンクールにも咲いてほしい・・・お花屋さんにプルモナリアが「めったに出回らない」のは、鉢植えの流通が少ないからだそうです。プルモナリアの鉢植えでの育て方ムラサキ科プルモナリア属、ヨーロッパ原産の耐寒性多年草●置き場所:暑さや強光に弱いので、半日陰から明るい日陰に。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。●用土:水はけと水もちのよい肥沃な土に。●肥料:元気がなくなったら、液肥を。●植え替え:春先か秋口に。花言葉:孤独な魂半日陰のカラーリーフとしてオススメ【花が終了間近の為、値下げしました! 2個セット】プルモナリア季節の宿根草苗プルモナリア【ご予約特価5%OFF!】【ご予約区分D】■宿根草■春の宿根草プルモナリア カリビアンナイト10.5cmポット季節の宿根草苗プルモナリア【ご予約特価5%OFF!】【ご予約区分D】■宿根草■春の宿根草プルモナリア マジェスティー10.5cmポット
2010.03.13
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秋に、光沢のある濃緑色の葉の中央から斜めに出した淡いピンク色のしゃもじ形の花苞の間に、濃紫色の3弁花が次々と咲き出ます。1月29日の誕生花は、鮮やかな花苞とエキゾチックな花、ハナアナナス(チランジア・キアネア)。花の名は、パイナップルを意味する先住民の呼称a(果実)とnana(すぐれたもの)に由来するアナナス類の中で、大きくきれいな花が咲くことから名づけられました。別名のチランジア・キアネア(Tillandsia cyanea)は学名の音読みで、属名 Tillandsia がスウェーデンの植物学者Elias Tillandzにちなみ、種小名のcyanea(藍色の)は花色からつけられています。パイナップル科の植物全般をアナナス類と呼び、葉が独特な構造をしていることから、アナナス類に共通の花言葉がつけられています。 花言葉「貯える」は、パイナップルと同じように、水が溜まるように葉が基部で重なり合い筒状になっていることからつけられています。花言葉「増す愛情」は、苞がたくさん集まって一つになっている花苞の様子からきているのでしょうか。 一度花が咲いたハナアナナスは次の花を咲かせないので、花後に株元にできた子株を2~3年育てると、また花が見られますパイナップル科ハナアナナス属、半耐寒性多年草、原産地:ペルー、エクアドル別名:チランジア・キアネアハナアナナス(花アナナス)の花言葉:たくわえる、あなたは完全です。ハナアナナス(花アナナス)の誕生花:1月29日流通時期:鉢花を春~秋に見かけます。ランドプランツ、エアープランツ専門店 B&Lさんにあります。 エアプランツ
2013.01.29
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晩春に羽状の葉の間から伸ばした長い花茎の先に、切れ込みが入った鮮やかな黄色い花が夏まで咲き続けます。7月8日の誕生花は、今では栽培禁止になった美しい黄花、オオキンケイギク(大金鶏菊)。花の名は、美しい花色や花の姿から、体の黄色い美しい金鶏鳥(天に住む想像上の鶏)に見立てて名づけられたキンケイギクより、花が大きいことから呼ばれています。 花言葉「きらびやか」は、輝くばかりに美しく、華やかな金色の花の姿に与えられています。花言葉「新鮮で華やか」は、次々と新しい花が華やかに咲くことからつけられたのでしょう。オオキンケイギクは明治の中頃に渡来した繁殖力の強い多年草ですが、増え広がることもなく毎年同じ場所で、数株が梅雨空の下、花言葉どおり「いつも明るく」咲いています。 排ガスにも強く国道の路肩などを黄色く染めて、かつては初夏の風物詩だったオオキンケイギクは在来の植物を駆逐するので、特定外来生物に指定され、今では栽培が禁止されています。キク科コレオプシス(ハルシャギク)属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカオオキンケイギク(大金鶏菊)の花言葉:いつも明るく、きらびやか、上機嫌、陽気、新鮮で華やか。オオキンケイギク(大金鶏菊)の誕生花:6月25日、7月8日、7月17日流通時期:―元気色のハイビスカス
2012.07.08
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夏から秋に、巻きひげで木などにつるを絡みつけながら、白い5弁花が夕方に開き始め、夜に花弁の縁を糸状に広げて咲き、午前中にしぼんで、晩秋に鮮やかな黄色い実をつけます。誕生花のない花は、夜だけでなく朝日の中でも見られる雌雄異株の花、キカラスウリ(黄烏瓜)。花の名は、実が赤く熟すカラスウリ(烏瓜)に似ていて、熟した実が黄色であることから名づけられました。カラスウリの名は、紅熟した実を烏が食べることからという説と、瓜状の朱色の実が古く唐から渡来した朱墨(しゅずみ)の唐朱(からす)に似ていたことからという説があります。 花言葉「平凡の非凡」は、林の縁や藪などによく生えていそうであまり見られないことからつけられています。花言葉「明るい希望」は、夕方から開いた花が朝日を受けても咲いている姿からでしょうか。 キカラスウリの花色は純白ではなく少しクリーム色がかった白で、糸状に広げた花弁の縁はカラスウリほど繊細なレースではありません。ご近所のブロック塀と生垣の二か所で花が見られましたが、実は雌雄そろって生えているブロック塀の内側の庭木にぶら下がっていました。ウリ科カラスウリ属、つる性の耐寒性多年草、原産地:日本キカラスウリ(黄烏瓜)の花言葉:平凡の非凡、明るい希望。キカラスウリ(黄烏瓜)の誕生花:―流通時期:―ハイビスカス
2022.06.30
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初夏に、葉先が鋭くとがった細長い葉の間から長く伸びた太い花茎の先に、つぼみをたくさんつけて、橙赤色の細長い筒形の花が咲き上がり、花は咲き進むと淡い黄色に変わります。7月20日の誕生花は、ダイナミックに咲くユニークな明るい花、トリトマ。花の名(旧属名)は、ギリシャ語のtri(3)とtomos(切断)で、花の内部構造に由来して名づけられました。英名のred hot poker(赤く焼けた火かき棒)は長い茎先の橙赤色の花の様子から、torch lilyは茎先の橙赤色の花が燃える松明(たいまつ)のように見えることからつけられています。 花言葉「恋のつらさ」「恋するつらさ」は、次第によじれるように曲がる穂状の花の様子を恋の苦しさにたとえてつけられています。花言葉「あなたは私を楽しませる」は、小さいつぼみは色が濃く、ふくらんでくると徐々に薄くなり、咲き進むと淡い黄色になる印象的な花の姿からつけられたのでしょう。 公園のトリトマは植えっぱなしで横に広がりよく増えて、次から次へと伸びていく花穂は下から順に咲き進んだ黄色になった花とオレンジ色の花、暗赤橙色のつぼみが見られます。樹木の下の薄暗がりを、幾本も並んだ花穂が松明のように明るく照らしているのを初めて見たときはびっくりしました。ユリ科シャグマユリ属、耐寒性多年草、原産地:南アフリカ別名:トーチリリー、シャグマユリ(赤熊百合)トリトマの花言葉:あなたは私を楽しませる、恋するつらさ、恋の痛み、あなたを思うと胸が痛む、切実な思い。トリトマの誕生花:7月20日、8月4日、8月16日、9月8日流通時期:ポット苗を春に見かけます。産直花だん屋、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。 ルリヤナギ カンナ
2015.07.20
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春から初冬に、先が尖った長卵形の葉をつけて地を這って伸び斜めに立ち上がった赤みを帯びた茎先に、白い小花が集まって咲き、咲き終わるとまた閉じます。誕生花のない花は、つる状に這う茎と白い米粒大の花、ツルソバ(蔓蕎麦)。花の名は、つる性で、ソバ(蕎麦)に似た葉や花をつけることから名づけられました。ツルソバは花弁がなく、深く5つに裂けた白いガク(萼)が開き切らない花を咲かせ、花後に水分で透明なジェル状にふくらんだ5枚のガクが黒い実を1個ずつ包んでいます。 花言葉「いつもそこに」は、目立たない花が長い間咲いていることからつけられています。ツルソバは春から夏の山道では見かけませんでしたが、秋に花が咲き始めたかのようで、初冬になってもほとんど暗黒紫色に熟した実をつけていませんでした。 つぼみの基部が淡紅色で、少し紅色を帯びる淡い色合いのツルソバの白い花の群生を見逃すことはないので、鳥がどこかからタネを運んできたのでしょう。年明けて散歩コースの山道にでかけると、きれいに草刈りされていて、草花はひとつも咲いていませんでした。タデ科イヌダテ属、つる性多年草、原産地:東アジアツルソバ(蔓蕎麦)の花言葉:いつもそこに。ツルソバ(蔓蕎麦)の誕生花:―流通時期:―ヒメツルソバ
2024.02.04
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早春に、地際から出した縁にギザギザ(鋸歯)のある葉のわきから伸びた花柄に、唇弁や側弁に濃い青紫色の筋がある濃い青色から淡い青色の五弁花が咲きます。3月15日の誕生花は、春の気配にいち早く咲く野の花、スミレ(菫)。花の名は、摘まれることからの摘みれが転訛したという説や、植物学者牧野富太郎博士の大工道具の墨入れ(墨つぼ)に花の形が似ていることからという説などがあります。スミレは狭義には濃い紫のすみれ色を標準とするViola mandshuricaを指し、スミレの仲間には花弁の形や咲き方、葉の色や形などがさまざまな品種があります。 花言葉「用心深さ」は英語での花言葉で、落ち着きや冷静さ、知的な青色のイメージから、用心深さ、油断をしないという意味を持ってつけられています。花言葉「愛情」も、クールな青色のイメージから浮かれたものではなく、自分と相手の心を誠実に見つめる慎重な愛をあらわしています。鉢植えのスミレは長年の使用でフラワースタンドが下段から錆びてきて、猛暑の夏の水やりもできなくなったので、フラワースタンドを処分し、庭植えにしたら数を減らしました。早春に道路わきのコンクリートやアスファルトの隙間で咲いていた青いスミレの花も姿を消して今はもう見かけなくなりました。スミレ科スミレ属、耐寒性多年草、原産地:日本(世界で約500種のうち55種)スミレ(青)の花言葉:愛情、用心深さ。スミレ(青)の誕生花:1月8日、3月15日スミレ(紫)の花言葉:ささやかな幸せ、誠実、ひそかな愛。スミレ(紫)の誕生花:1月5日、1月8日、1月9日、1月29日、2月21日、3月1日スミレの花言葉:慎み深さ、謙虚、謙遜、誠実、小さな幸せ。スミレの誕生花:2月19日、2月21日、2月27日、4月3日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ハッピーガーデン、産直花だん屋、花みどりマーケット、日本花卉ガーデンセンター annex、園芸ネット プラスさんにあります。
2024.03.15
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夏に、灰緑色の丸い葉をつけた細い茎先に、苞葉(ホウヨウ)がピンクや淡いグリーンに色づき、重なって房になって垂れ下がり、苞の間に小さな紫色の花が次々と咲きます。誕生花のない花は、花を観賞する園芸品種のオレガノ、オレガノ ケントビューティー。花の名は、属名origanumがギリシャ語のoros(山)とganos(喜び)に由来し、山野に自生する淡い紅色の香りのよい花の魅力から名づけられました。オレガノ ケントビューティー(Origanum 'Kent Beauty')はスカブルム(Origanum scabrum)とロツンディフォリウム(Origanum rotundifolium)の交配による園芸品種名です。 花言葉「誠実」は、花弁のように見える苞葉が房になって重なりあい、次々と愛らしい花を咲かせることからつけられたのでしょう。花言葉「実質」は、ハーブとして効能があるオレガノよりもきれいな花を観賞する花オレガノの美しさからきているのでしょうか。 ケントビューティーは高温多湿が苦手で、吊り鉢でも庭植えでも梅雨が終わる頃から少しずつ茎が枯れていき、晩秋に地上部がすっかり枯れても、春に芽を出して何年か花を咲かせていました。シソ科オレガノ属、耐寒性多年草、原産地:園芸品種オレガノ ケントビューティーの花言葉:実質、輝き、誠実。オレガノ ケントビューティーの誕生花:―流通時期:ポット苗を春と秋に見かけます。サニーポップ、おぎはら植物園、千草園芸、花みどりマーケット 楽天市場店、みんなの花屋さん ほのか、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、園芸ネット プラス、大神ファームさんにあります。
2019.05.26
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株元から4~5cmの高さを指差しながら、お花屋さんに教わっても、メタリックな光沢の美しい葉が好きなので切れずに、たれた枝が他の花におおいかぶさるほど大きくなって、初めて切り戻しました。コンボルブルス・クネオルムは鉢から根を下ろしていて、一昨年1mも樹高があったのを、20cmくらいの高さに切り戻すと、昨年は花を咲かせませんでした。 すくすくと、また大きくなって、今年は少したれた枝に花芽をいくつもつけています。 ↓ ↓ 090724 100317 ↑どんと建った東側のマンションと南の椿に、日当たりが悪くなって、少し間伸びしたようです。西日の当たる北西のフラワースタンドでも、切り戻したコンボルブルス・クネオルムのシルバーリーフが、真夏の太陽にキラキラしていましたが、急にしょんぼりしました。 見ると、アワダチソウグンバイの攻撃を受けていました。 ↓ 090701 090906 100114 ↑ コンボルブルス・クネオルムの葉は細長く、表面に細かいシルバーの産毛があります。 梅雨の長雨も、猛暑日も、雪の日も平気なのに、虫数匹に負けたなんて・・・アワダチソウグンバイは、セイタカアワダチソウやヨモギなどキク科の雑草で、成虫で冬越しして、6月にキクなどに飛来するそうです。今年、お花屋さんにまた「花が咲き終わったら、ここから切り戻して」と何度も念押しされて、北西のフラワースタンドに「プラチナ コンボルブルス」を連れ帰りました。 100315 100317 100317 プラチナ コンボルブルスは、ピンクの蕾が折りたたんだ傘が開くように咲いて、白い花は中心が淡い黄色で、ヒルガオのように、夕方閉じます。今度はお花屋さんの言うとおり、地際から4~5cmで切り戻して、枝を多く分岐させ、コンボルブルス・クネオルムのシルバーリーフが映えるように、丸くきれいに仕立ててみようかな・・・(プラチナ コンボルブルスはコンボルブルス・クネオルム シルバーより、樹高が低い?)コンボルブルス・クネオルムの鉢植えでの育て方ヒルガオ科セイヨウヒルガオ属、地中海沿岸原産の耐寒性常緑低木●置き場所:日当たりと風通しのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。(赤玉土に、元肥として緩効性肥料を混ぜて植えています)●肥料:植え付け時に緩効性肥料を。春と秋に置き肥。●冬越し:凍らないように腐葉土などで、マルチングしています。花言葉:楽しい想い出コンボルブルス■新鮮花壇苗■コンボルブルス クネオルム シルバー10.5cmポット1823◆銀葉に光沢ある白花【コンボルブルス・クネオルム】【ガーデニング 花苗】【10P16mar10eagles】【P16mar10eagles 新規店】シルバーリーフがきれい!コンボルブルス・クネオルム5号鉢人気の植物です
2010.03.18
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春は日当たりを、夏は半日陰を好み、20年以上も特徴のある6弁花をたくさん咲かせています。北方原産のお花にしては、元気すぎておかしいと思っていましたが、花の名の由来は、太平洋戦争中の5月に、アリューシャン列島アッツ島で日本軍が玉砕したことを悼み、「アッツ桜」という名前で、売り出されたことによるそうです。(アッツ島を占領したことを記念して名付けられたという説も)耐暑性がやや弱いけれど、南アフリカ原産の育てやすいお花で、小型の球根が鉢植えで、とにかくよく増えます。もう何度も、置き場がなくなったら、可憐なお花が咲いた時、すかさずお嫁に出しています。最近の珍しい黄色の花、覆輪花や八重咲き(濃赤・ピンク)などの品種も育てたいのに、また、増えている・・・ ↑ ↑もらい手の決まったお花 お嫁に行く順番待ちのお花 ジブリプランターに植えて、プレゼントに・・・2センチほどの6弁花は、外の3弁が内の3弁より大きく、おしべ、めしべが隠れていて見えません。葉は長さ6~7センチで先が尖っています。鉢を凍らせないようにして、軒下で冬越しさせています。花言葉:愛を待つ、可憐【ポイント10倍中!】アッツ桜八重咲 3球【S】【FGR0327gg】□□山野草苗!!【山野草】 アッツ桜 ルビーの輝きバラ咲き桃色アッツ桜 ポット苗
2009.04.29
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秋から初夏まで、小さな葉のわきからすらりと長めに伸びた花茎の先に、澄んだ空色の舌状花と黄色い管状花がきれいな花を次々と咲かせます。2月4日の誕生花は、空色の花の代表花、ルリヒナギク(瑠璃雛菊)。花の名は、接頭語の雛(小さくてかわいらしいもの)とキク(菊)で、キクより小さくてかわいらしい瑠璃色の花が咲くことから名づけられました。別名のブルーデージーは、青い花の形がデージーに似ていることから、デージーはday's eye(日の目)で、花芯の黄色を太陽に見立ててつけられています。属名のFelicia(フェリシア)は、ラテン語のfelix(恵まれた、幸福な)で、ブルーの花弁と黄色い花芯のきれいな花であることからつけられました。 花言葉「恵まれている」は、属名に由来して、さわやかなブルーのすっきりした花弁と小さめの黄色い花芯のコントラストが絶妙で美しいことからきています。花言葉「かわいいあなた」は、瑠璃色の花の愛らしさからつけられたのでしょう。 ルリヒナギクは品種改良が進んで、葉を楽しめる斑入りや黄金葉などの品種もあります。花後に花茎を切り戻すと、約1カ月後に再び花が咲き、暖地でも夏涼しい場所では夏越しして、秋になるとまた咲き始め、花壇をさわやかに彩ります。キク科フェリシア属、半耐寒性常緑小低木、原産地:南アフリカ別名:ブルーマーガレット、ブルーデージールリヒナギク(瑠璃雛菊)の花言葉:恵まれている、協力、かわいいあなた、美は常に新しい、幸福。ルリヒナギク(瑠璃雛菊)の誕生花:2月4日、3月14日、3月26日、6月10日、6月26日流通時期:ポット苗や鉢花を秋から春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、ハニーミント、千草園芸、園芸ネット プラス、charm 楽天市場店、、、、、さんにあります。
2013.02.04
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湖沼の底で、たくさんの小さな糸状の藻がからみあって緑の毬の形をつくり、阿寒湖では最大で直径30cmほどの球の形に発達するものがあります。誕生花のない花は、特別天然記念物の阿寒湖のマリモ、マリモ(毬藻)。花の名は、毬(ボール)のような形の藻から名づけられました。マリモが球状になる理由は湖の流れによって自然に丸まったという説や、マリモをつくっている糸状の藻が絡まりやすい性質を持っているという説などがあります。3月29日は1952年に北海道阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されたことからマリモの日に制定されました。 阿寒湖の展示マリモ 花言葉「懐かしい関係」は、糸状の藻が絡み合ったり離れたり、湖底で寄り添っていた球が水の流れに離れ、また寄り添うことからつけられたのでしょうか。マリモは成長しすぎてバラバラになっても、死んでしまったわけではく、小さなバラバラの藻はまた小さなマリモに成長していくそうです。 昔、ホームセンターで初めて見かけたマリモは何年かして直径4cmくらいになった真夏に、形がくずれてバラバラになったので、枯れたと思って捨ててしまいました。お花さんで見つけたマリモは一緒に入っていた藻が枯れてもなかなか大きくなりませんが、元気に育っています。養殖マリモは釧路湿原国立公園のシラルトロ湖生まれだそうです。シオグサ科マリモ属、淡水性緑藻、原産地:日本、ヨーロッパ北部、ロシア、北アメリカなどマリモ(毬藻)の花言葉:懐かしい関係。マリモ(毬藻)の誕生花:―流通時期:瓶入りを春~秋に見かけます。お土産通販北海道ギフトバザール、イチネンネット、阿寒湖 きりりさんにあります。
2015.03.29
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春になると、羽状の葉のつけ根に、薄い紫の花弁に黒い斑紋のある蝶形花が次々と咲き、花後に結実してふくらんださやは2~4個の実をふわふわの内綿で大切にくるんでいます。2月17日の誕生花は、ふっくらとしたおいしさが魅力の豆、ソラマメ(空豆、蚕豆)。花の名は、長楕円形のさやが空に向かってつくことから名づけられました。漢名の蚕豆は、豆の形が蚕(かいこ)のまゆに似ていることからつけられています。ソラマメはさやが若く未熟なときは空に向かってピンと立ち、実がふくらむと重みでさやが下を向くようになり、さやの背すじが黒くなって光沢が出てきます。 花言葉「永遠の楽しみ」は、古代エジプトから4000年以上も食用として栽培され、これからも食べられ続けていくと思われる豆のおいしさからつけられたのでしょう。花言葉「憧れ」は、花が咲き終わったあと茎につくさやが空に向かって斜め上に伸びる様子からきているのでしょう。ソラマメもギリシャ神話のイカロスの翼、熱気球、飛行船と、かつて空を飛ぶことを夢見た人たちのように、この空をとべたらと上を向くのでしょうか。 マメ科の植物は毎年、同じ場所に植えると連作障害が出るので、家庭菜園のソラマメは一休み中です。ご近所の広い畑では、植え場所を替えながら毎年栽培できています。マメ科ソラマメ属、耐寒性一年草(越年草)、原産地:中央アジア、地中海沿岸別名:ノラマメ(野良豆)、ナツマメ(夏豆)、テンマメ(天豆)、シガツマメ(四月豆)ソラマメ(空豆、蚕豆)の花言葉:憧れ、永遠の楽しみ。ソラマメ(空豆、蚕豆)の誕生花:2月17日流通時期:タネを晩夏~秋に見かけます。イチゲ
2016.02.17
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晩夏から初秋に、先が少し垂れ下がった細長い葉の間から細く伸びた花茎に、ガク(萼)の先が6つに裂けた花弁のない白い小さな花が下向きに咲きます。誕生花のない花は、ヤブラン(薮蘭)より大柄な草姿、ノシラン(熨斗蘭)。花の名は、花茎が扁平で熨されたような形をしているからという説や、細長く縦の節目が目立つ葉の形が進物や縁起物に添える熨斗に似ていることからという説などがあります。学名のOphiopogon jaburanは、属名が和名を直訳したギリシャ語のophio(蛇)とpogon(髭)から、種小名jaburan(ヤブランのような)は草姿がヤブランに似ていることからきています。 花言葉「ひっそり」は、木陰などで生い茂った濃い緑の細長い葉の間に浮かび上がるようにして穂状に咲く白い小さな花の様子からつけられたのでしょう。庭のノシランは錆びて倒れた藤棚を片付けたら日当たりがよくなったためか、果皮が剥がれ落ちて緑色のつやのある楕円形のタネが剝き出しになったまま、立春を過ぎてもまだ熟していません。 山道の木陰の叢生するノシランを見ると、花茎がびっしりついたタネの重みで倒れたようで、光沢のある濃青色に熟したタネが葉の下にひっそりと隠れていました。キジカクシ科(ユリ科)ジャノヒゲ属、耐寒性常緑多年草、原産地:日本、東アジアノシラン(熨斗蘭)の花言葉:ひっそり。ノシラン(熨斗蘭)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を春~秋に見かけます。園芸ネット プラス、おぎはら植物園、植木組合、トオヤマグリーン、ガーデンショップさんぽ道 、エクステリアのキロ楽天市場支店、Garden Shop OHANAさんにあります。
2024.02.10
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晩春から夏にかけて、枝先の厚い葉のわきに、白い5弁の花がたくさん咲いて、小さな緑の果実をつけ、冬に熟すと橙色になります。9月7日の誕生花は、お正月のしめ飾りなどに用いられる縁起のよい果実、ダイダイ(橙)。花の名は、代々からで、冬に熟した果実が2~3年に木に残り、2~3世代の果実が同時になっていることから名づけられました。別名のカイセイトウ(回青橙)は、冬に鮮やかな橙色になった果実が、春に再び緑色を帯びて目立たなくなることからきています。 花言葉「相思相愛」は、前年の大きな黄橙色の果実が今年結実した緑の小さな果実に寄り添う姿からつけられたのでしょうか。橙色の果実を枝につけたまま残しておくと、春には緑色を帯びてくすんで、晩春に咲いた花が新しく結んだ緑の果実と並んで枝につきます。ダイダイは「代々」から「代々栄える」という子孫繁栄の縁起樹で、正月飾りに用いられるようになったそうです。 ご近所の畑のダイダイは、晩春に枝いっぱいに咲く花と新緑で、前の年になった果実が隠れていますが、夏には今年なった果実と一緒に姿を見せます。冬に今年の果実が大きくなって、橙色に色づくともう前年の果実かどうか見分けられません。ミカン科ミカン属、常緑中低木、原産地:インド、ヒマラヤ別名:サワーオレンジ、ビターオレンジ、カイセイトウ(回青橙)、カブス(蚊無須、蚊燻)、アベタチバナ(阿部橘)ダイダイ(橙)の花言葉:相思相愛、愛への誘い、誇り、温情、寛容、寛大、泰平、陶酔、豪快。ダイダイ(橙)の誕生花:9月7日、9月24日流通時期:苗木を秋~春に見かけます。園芸ネット プラス、ガーデニングショップ四季の里、土っ子倶楽部、GRANDY、トオヤマグリーン、国華園、ゲキハナ 感激安心のお花屋さん、ガーデン ストーリーさんにあります。
2014.09.07
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夏から秋に、まばらに枝分かれした長い花茎の先に小さなつぼみをつけ、ピンク色の五弁花が午後3時頃に咲き、夜になると閉じてつぼみになります。10月3日の誕生花は、午後に3時間ほど咲くユニークな小花、サンジソウ(三時草)。花の名は、午後3時頃になると開花することから名づけられました。別名のハゼラン(爆蘭)は、丸くふくらんだつぼみが爆ぜるように開き、小さな花がきれいなことから蘭にたとえたといわれています。サンジソウは明治中頃に観賞用に渡来して帰化し、サンジカ(三時花)やサンジノキコウシ(三時の貴公子)、ホシノシズク(星の雫)、ハナビグサ(花火草)など多くの別名を持っています。 花言葉「真心」は、丸い小さなつぼみが一気に爆ぜるように開いて見せるピンクの小さな愛らしい花の姿からつけられたのでしょう。花言葉「永遠にあなたのもの」は、花の咲いている時間が短いのですが、夏から晩秋まで長く咲き続けることからつけられたのでしょうか。 サンジソウは道端のコンクリートの隙間からたくましく花茎をいくつも出して、秋の夕暮れ近くに通りかかるとピンクの花をちらほち咲かせ、丸い小さな実をたくさんつけていました。黒いタネがいっぱい入っている小さな実をもらって、プランターに植えたら軟弱に育ち、初夏に花茎を伸ばして、花と実をまばらにつけました。園芸品種に斑入り葉があります。スベリヒユ科ハゼラン属、耐寒性多年草、原産地:南アメリカ別名:サンジカ(三時花)、ハゼラン(爆蘭)、ハナビグサ(花火草)サンジソウ(三時草)の花言葉:真心、永遠にあなたのもの。サンジソウ(三時草)の誕生花:10月3日流通時期:ポット苗を夏に見かけます。リューココリネ フリチラリア モレア
2014.10.03
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冬から早春に、地際からたくさん立ち上がった枝の先の葉のわきにつぼみが数個つき、濃黄色の五弁花が輝くように次々と咲きます。誕生花のない花は、冬枯れの庭を明るく照らす黄色い花、ウンナンゲッコウカ(雲南月光花)。花の名は、中国の雲南省に自生し、美しい黄色の花が月の光に似ていることから名づけられました。別名のキバナアマ(黄花亜麻)は、アマ(亜麻)の仲間で黄色い花を咲かせることからつけられています。 花言葉「希望」は、春に先がけて冬枯れの景色を明るく照らして咲く黄色い花の姿からつけられたのでしょう。ウンナンゲッコウカは毎年年末頃からつぼみをふくらませて、お正月を祝うように咲き始め、早春まで次々と花を咲かせています。 夏の高温多湿には弱いようで、小さな鉢植えはうまく夏越しさせられなかったのですが、庭の方では暖地でも夏越ししています。アマ科キバナアマ属、耐寒性常緑亜低木、原産地:インド、中国別名:キバナアマ(黄花亜麻)、レインワルティアウンナンゲッコウカ(雲南月光花)の花言葉:希望。ウンナンゲッコウカ(雲南月光花)の誕生花:― 流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンターさんにあります。キンシバイ
2019.01.23
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春から秋に、放射線状に広げた細長く羽状に切れ込んだ長楕円形の葉の中心からまっすぐ伸びた花茎が枝分かれして、舌状花の先が5つに裂けた黄色い小花を次々と咲かせます。4月30日の誕生花は、暖地では冬も咲いている小さな野の花、オニタビラコ(鬼田平子)。花の名は、タビラコ(田平子)に似ていて、大きいことから名づけられました。タビラコは、田んぼで平たく葉を広げていることからつけられ、オニタビラコより小さいことからコオニタビラコと呼ばれるようになりました。 花言葉「純愛」は、純粋や潔癖をイメージする白ではなく、快活や陽気、幸福などを連想させる花色を持つ黄色い小さな花のどこからきているのでしょう。花言葉「想い」は、ロゼットの中心から何本もすっと伸びた花茎の先に群れ咲き、次々と実を結び白い冠毛で舞い立つ花のどこからつけられたのでしょうか。 オニタビラコは道端や畑、荒れ地など、どこにでも生える乾燥に強い野草で、育つ場所によって大きさに変化があります。庭の隅では大きくのさばって、鉢植えの中では鉢主に遠慮がちに草丈を合わせて花を咲かせています。キク科オニタビラコ属、耐寒性越年草(一年草)、原産地:日本、朝鮮、中国、東南アジアオニタビラコ(鬼田平子)の花言葉:純愛、想い。オニタビラコ(鬼田平子)の誕生花:4月30日流通時期:―スイレン
2020.04.30
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梅雨の頃から初秋に、掌状の葉をつけた枝先から伸びて、小さなつぼみが段になった長い穂の下から順に、筒形の花弁の先が5つに裂けた青紫の小さな唇形花が咲きます。7月22日の誕生花は、中国原産のニンジンボク(人参木)の近縁種の花や葉に香りがあるハーブ、セイヨウニンジンボク(西洋人参木)。花(木)の名は、ヨーロッパ原産のニンジンボクからつけられ、ニンジンボクは葉がヤクヨウニンジン(薬用人参)に似ていることから名づけられました。セイヨウニンジンボクは明治中期に渡来し、乾燥した実はコショウの代用などに用いられ、女性のホルモンバランスを改善するハーブとして活用されているそうです。 英名の Chaste tree(清純な木、貞操の木)は、古くに修道士が性欲を抑えるために実を香辛料として利用したことからといわれています。花言葉「純愛」は、英名の Chaste treeから、心と心だけのプラトニックラブを連想してつけられたのでしょうか。花言葉「思慕」は、空に向かって穂状に寄り添って咲くたくさんの淡く繊細な薄紫の花をたとえたのでしょうか。 セイヨウニンジンボクは春に枝が伸びはじめ、初夏にブッシュ状に勢いよく伸びた新しい枝先に次々と花穂をつけるので、長い間大きな穂状の花がたくさん見られます。お寺の門の外に涼しげに咲く花は夏の盛りにひときわ目立っています。クマツヅラ科ハマゴウ属、耐寒性落葉低木~小高木、原産地:南ヨーロッパ、西アジア別名:チェストベリー、イタリアニンジンボクセイヨウニンジンボク(西洋人参木)の花言葉:思慕、純愛、才能。セイヨウニンジンボク(西洋人参木)の誕生花:7月22日流通時期:鉢花を初夏~秋に見かけます。遊恵盆栽 楽天市場店、遊恵盆栽 楽天市場店、千草園芸、園芸ネット プラス、土っ子倶楽部、日本花卉ガーデンセンター、花ひろばオンラインさんにあります。
2014.07.22
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お花屋さんの昨春の寄せ植えは、流れるようなラインが美しいヒロハナカフオリヅルラン(広葉中斑折鶴蘭)と、よく香る四季咲きのレースラベンダーにヘデラ。レースラベンダーは高温多湿に弱いので、晩秋に鉢花を連れ帰って、インドチョウラン(シャムオリヅルラン)の鉢と並べて、記念写真。 091107 091107 100615インドチョウランは寒さに弱く葉先が枯れてきたので、室内に入れましたが上部が枯れて、寄せ植えにできませんでしたが、春に新葉が出ました。インドチョウランはオリヅルランより小型で葉が薄く、わさわさの広く短い葉の中から小さな白い花が顔を出していました。 緑色の葉に入る白い覆輪の斑がきれいなインドチョウラン ↓ 090815 090820 100727オリヅルランのように、細長い茎(ランナー)を出して、花や折り鶴をぶら下げたりしないけれど、寄せ植えのお相手が決まるまで、吊り鉢に。インドチョウラン(印度蝶蘭)の鉢植えの育て方ユリ科オリヅルラン属、非耐寒性常緑多年草、原産地:ガボン(アフリカ)別名:シャムオリヅルラン●置き場所:日当たりと風通しのよい場所に。真夏は風通しがよい明るい日陰で。●水やり:鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷりと。●用土:市販の観葉植物の土に。赤玉土小粒6、腐葉土4の混合土に。●肥料:春~秋に液体肥料を与えます。●植え替え: 鉢から根が出たら、5~6月に植え替えます。株が大きくなったら一回り大きな鉢に。●冬越し:寒さに弱いので、明るい室内に。オリヅルランの花言葉:子孫繁栄グリーンの可愛い小花の寄せ鉢木製のナチュラルな風合いが人気です♪【送料無料】観葉植物のウッドプランター寄せ植え ギフト包装可★ 【smtb-KD】ミニ観葉植物ミニ観葉植物 送料無料【ミニ観葉植物】【限定1個】 インドチョウラン ミニ観葉植物 お祝い 【NS02送料無料(一部地域を除く)】 【smtb-s】 【FGP0723_5】
2010.07.28
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甘く食べられる花はエキゾチックで美しく、銀葉は輝き、実はパイナップル、イチゴやバナナなどと合わせた味?とも言われますが、他の果実にたとえようもなく、フェイジョアの味で、甘くておいしいです♥実が目的なら、苗が小さいときに枝数を増やして樹形を整え、生け垣なら、目的の高さまで育っていなくても、枝先だけは切りつめて、横枝や下枝を充実させていく・・・ 090526 090613そういうことはしなかったので、シンボルツリーにも生垣にもならなかった茂り放題のフェイジョアでした。今年は3月に込み合った太い枝を間引いたので、夏バテするお花さまたちに快適な半日陰はつくれましたが、今年は涼しい夏でした。 ↓ 091114 ↑ 091108 ↑ 091115 11月に入ると、夜半に風雨の強かった朝、実が何個も落ちていました。今年のフェイジョアの実は粒が揃っていなくて、大小取り混ぜ、これまでに80個あまり収穫し、まだ少し木に残っています。 ↓ 091115 ↑ 091123 091123 実は熟して自然に落下したものを拾い、パイナップルのような香りがして、指で押して柔らかくなったら食べごろ♥切ったらすぐ食べないと、時間をおいたリンゴのように色が変わります。受粉に他品種が必要なウィキトゥは、1本で結実するクーリッジより花が咲くのが少し早いので、クーリッジより実は少ないですが、実が大きいから量的には同じぐらいです。フェイジョアは-10℃程度まで耐えるそうで、暖地なので庭植えしています。フェイジョアの庭植えでの育て方フトモモ科フェイジョア属、耐寒性常緑低木(南米原産の亜熱帯果樹)別名:パイナップルグアバ●植える場所:日当たりのよい場所に。●水やり:根づいたら、必要ありません。天気の良い日が続いたら根元に。●用土:水はけが極端に悪くなければ、特に選びません。(植えつけ時に、完熟堆肥を混ぜ込んでいます)●肥料:春と秋に有機肥料を。●剪定・整枝:新芽が伸びる前の3月中旬~4月中旬頃に。花言葉:情熱に燃える心、実りある人生フェイジョア苗 ユニーク 1株フェイジョア アポロ苗 1m貯蔵性、香り高い中玉品種 果樹苗木 フェイジョア “トライアンフ”2年生苗
2009.11.24
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初夏から夏に、厚い線形の葉の間からまっすぐ伸びた太い茎先に、大きな純白の漏斗形の花が10数輪、横向きに次々と咲きます。 7月17日の誕生花は、夏の浜辺で咲くハマユウ(浜木綿)の仲間、インドハマユウ(印度浜木綿)。花の名は、インド原産で葉がハマユウに似ていることからつけられ、ハマユウは白い花が木綿(コウゾの樹皮を細く裂いてつくった繊維)を垂らしたように見えることから名づけられました。明治初期に渡来したインドハマユウは最近、同定に誤りがあったことが判明し、呼び名がアフリカハマユウに、学名がCrinum latifoliumからCrinum bulbispermumに改められたそうです。 インドハマユウはハマユウと同じ花言葉がつけられています。花言葉「汚れがない」は、純白の清楚な花の姿からつけられています。ハマユウの花言葉「どこか遠くへ」は、浜辺に多く見られ、大きなタネが軽く水を通さないので、波に運ばれて、どこへでも流されていくことからつけられています。インドハマユウも浜辺で自生しているそうで、タネがハマユウのように流されていくかどうかはわかりませんが、堂々として見ごたえのある花の姿と花の名が遠い国に誘ってくれます。 子供の頃からインドハマユウの名に親しんでいるので、公園の白い花の名がアフリカハマユウに変わっても以前の名で呼んでいます。友人の家では折れ曲がっている光沢のある緑の長い葉が、公園では葉先を短く切られていました。近くの畑などで、ピンク色の花も見かけます。ヒガンバナ科ハマオモト属、海浜多年草、原産地:南アフリカ別名:アフリカハマユウ(阿弗利加浜木綿)インドハマユウ(印度浜木綿)の花言葉:どこか遠くへ、あなたを信じます、汚れがない。インドハマユウ(印度浜木綿)の誕生花:7月17日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ACID NATURE 乙庭、小森谷ナーセリー 楽天市場店さんにあります。 クリナム ハマユウ
2014.07.17
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初夏から秋に、枝の上部の縁にギザギサ(鋸歯)のある葉のわきから、ふさふさとした赤い花穂が紐状に長く垂れ下がります。8月29日の誕生花は、モコモコした鮮やかな赤い花を楽しむ花木、ベニヒモノキ(紅紐の木)。花の名は、枝に紅色の長い紐のような花穂を垂れ下げることから名づけられました。ベニヒモノキの学名のAcalypha hispidaは、属名がギリシャ語のacalephe(イラクサ)で、花がイラクサに似ていることからつけられ、種小名はhispida(剛毛のある)だそうです。近縁種のキャッツテール(Acalypha reptans)は、猫のしっぽのような形をした短く真っ赤な花穂を咲かせます。 花言葉「気まま」は、仲間のキャッツテールのイメージと、長く伸びて枝でゆれる長い花穂からきているのでしょう。花言葉「誠の救世主」は、何本も伸びた紐のような花穂のどこからきたのでしょうか。枝から垂れた花穂が命綱のように見えることからでしょうか。 数年前から植物園の温室に植えられているベニヒモノキはまだ小さく、花穂も短かったのですが、去年の秋にはだいぶ長くなっていました。今春の温室をのぞくと、枝先の花穂の数が昨年よりも増えていましたが、木が背丈以上に高くなって、花穂をもう少し長く、たくさん枝にぶら下げるまでにはもう少しかかりそうです。トウダイグサ科アカリファ属、非耐寒性常緑低木、原産地:マレー半島、インドネシア、ニューギニア別名:アカリファベニヒモノキ(紅紐の木)の花言葉:偽りのない心、誠の救世主、気まま、愛撫。ベニヒモノキ(紅紐の木)の誕生花:6月22日、8月28日、8月29日流通時期:鉢花を夏に見かけます。園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。 キャットテール
2014.08.29
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晩春から夏に、縁に鋭いギザギザ(鋸歯)のある葉の上に、淡い黄緑色のめしべと白い粒のようなおしべのついた花弁のない小花が集まって咲き、晩秋になると小さな実が固まって赤く熟します。12月26日の誕生花は、迎春を彩る縁起木のひとつ、センリョウ(千両)。花の名は、漢名の仙蓼が転訛したという説と、実が上向きにつくので、下向きにつくマンリョウ(万両)より軽いことからという説があります。両の名のつく縁起木はイチリョウ(一両)からマンリョウまであり、秋から冬に熟す赤い実は名前の順に、実の数が多く豪華になっているようです。 花言葉「恵まれた才能」は、新梢ごとに葉の上にたわわに実るつややかな赤い実の豊かさをたとえたのでしょう。花言葉「裕福」「富」「財産」は、葉の上にたくさんの実をつける様子が富を連想させることからつけられたのでしょう。それとも、花の名前の大金を表す千両箱を連想してつけられたのでしょうか。 赤や黄色の実は冬の庭に彩りを添えてくれますが、センリョウは葉の上に実をつけるので、以前は鉢植えの実は色づくとすぐ鳥に食べられて、お正月まで残っていませんでした。今はハルサザンカやツバキが大きくなって、鉢の上で花をたくさん咲かせているためか、実を食べられず、お正月飾りに使えるようなりました。センリョウ科クロランサス属、半耐寒性常緑小低木、原産地:日本、朝鮮半島、台湾、中国、インド、マレーシア別名:クササンゴ(草珊瑚)センリョウ(千両)の花言葉:富貴、利益、富、財産、裕福、恵まれた才能。センリョウ(千両)の誕生花:1月3日、11月13日、12月26日、12月28日、12月29日、12月31日流通時期:赤や黄色の実つきの鉢植えを秋~冬に見かけます。園芸ネット プラス、ガーデンタウン、千草園芸、SORA、日本花卉ガーデンセンター、GRANDY、花ひろばオンライン、インターフェース市さんにあります。
2014.12.26
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初夏から秋にかけて、3枚の卵形の小葉に分かれた葉(3出複葉)をつけた新枝に、鮮紅色の蝶形花が大きな房になって咲き、次々と新しい枝を伸ばして花が咲き続けます。6月8日の誕生花は、青い夏空によく映える真紅の花、アメリカデイゴ(亜米利加梯梧)。花の名は、南アメリカ原産で沖縄の県花のデイゴに似ていることから名づけられ、デイゴは漢名の梯梧の音読みで、由来は不明だそうです。別名のカイコウズ(海紅豆)は、江戸末期に渡来した海外の赤い豆で、花色に由来しています。 花言葉「夢」は、南国の風情あふれるエキゾチックな真っ赤な花から連想してつけられたそうです。花言葉「活力」は、連なってたくさん咲くことと強烈な赤い花色がもたらすアクティブな印象からきているのでしょう。花言葉「童心」は、この花の咲く地域では子供の頃に花の下で遊んだ思い出などを誘うことからでしょうか。 テレビの花便りで、公園のアメリカデイゴの花が放映されたときに初めて出会い、エネルギッシュで華やかな花に元気を分けてもらって、じめじめした梅雨のうっとうしい気分を払ってきました。植物園にはアメリカデイゴが何本もあり、初夏にひとしきり咲き終わたあとには、どれかの木が晩夏から秋までかわるがわる花を咲かせていて、花を長く見られます。マメ科デイゴ属、落葉小高木、原産地:南アメリカ別名:カイコウズ(海紅豆)アメリカデイゴの花言葉:夢、活力、童心。アメリカデイゴの誕生花:6月8日、7月20日流通時期:鉢花を初夏に花を見かけます。観葉通販aiaiさんにあります。グリーンカーテン
2015.06.08
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初夏から秋に、よく枝分かれした茎の節と節の間や葉のわきから伸びた細長い花枝に、先が5つに深く裂けた白い小さな花が数輪ずつ咲き、緑の実が次々と熟して黒くなります。7月17日の誕生花は、白い花が結ぶ黒い小さな実、イヌホオズキ(犬鬼灯、犬酸漿)。花の名は、ホオズキに似ているけれど役に立たないことから、似て非なる物、役に立たないという意味のイヌをつけて名づけられました。イヌホオズキは古い時代に渡来し、ソラニンなどのアルカロイドを含む毒草ですが、開花期の全草を天日で乾燥した生薬は解熱や利尿などに利用されています。 花言葉「嘘」「嘘つき」は、子どもたちが口の中で鳴らして遊ぶ真赤なホオズキと違って、黒い実が萼(がく)に包まれず、毒があることからつけられたのでしょう。花言葉「真実」は、役に立たないという名の由来とは別に、民間薬として利用されていることからきているのでしょうか。 イヌホオズキは黒い実につやがありませんが、数年前から畑や道端、空き地などで、実が黒光りして目を引くイヌホオズキをよく見かけるようになりました。イヌホオズキの仲間には、南アメリカ原産のオオイヌホオズキ(大犬酸漿)、北アメリカ原産のアメリカイヌホオズキやテリミノイヌホオズキなどがあります。アメリカイヌホオズキには花言葉「汝を呪う」「男への死の贈り物」がつけられています。ナス科ナス属、非耐寒性一年草、原産地:日本、熱帯~温帯地域イヌホオズキ(犬鬼灯、犬酸漿)の花言葉:嘘、嘘つき、真実。イヌホオズキ(犬鬼灯、犬酸漿)の誕生花:7月12日、7月17日流通時期:―クロサンドラ ハス
2015.07.17
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晩春から初夏に、縁にギザギザのある細長い葉をつけた短い新梢に、真っ白い小さな5弁花が房になってこぼれるように咲きます。5月19日の誕生花は、夏の訪れを告げる清楚な白い花、ヒメウツギ(姫空木)。花の名は、成長すると幹の中心が空洞になる空ろな木からつけられたウツギ(空木)より、葉や花が小さいことから名づけられました。 花言葉「秘密」は、ウツギと同じ花言葉で、幹が空洞になっていることから連想してつけられています。花言葉「秘密の恋」は、花の名のヒメ(姫)から連想した恋を、幹の空洞に隠したということでしょうか。花言葉「夏の訪れ」は、晩春から初夏になるまでの間に咲くことからつけられています。 鉢植えのヒメウツギは今年伸びた短い枝に、ウツギより少し早くゴールデンウイーク前に、小さな花を咲かせています。ヒメウツギの新品種の紅がすみは紅色のつぼみが開くと、白い花弁の裏に残った紅色の縞が透けて見えます。ユキノシタ科ウツギ属、耐暑性耐寒性落葉低木、原産地:日本ヒメウツギ(姫空木)の花言葉:秘密、秘めた恋、夏の訪れ。ヒメウツギ(姫空木)の誕生花:5月19日流通時期:鉢花を春に見かけます。園芸ネット プラス、千草園芸、ガーデニングショップ四季の里、Garden Shop OHANA、苗木部 by 花ひろばオンライン、山野草と盆栽の専門店ヴェールモア、苗木の専門店 グリーンでGO!さんにあります。
2019.05.19
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冬に、細長く白っぽい緑の葉の間からすっと伸びた花茎の先に、中心に盃状の副花冠をもつ白い小さな一重の花が房になって咲きます。1月3日の誕生花は、香り高く清楚なニホンスイセン(日本水仙)の白い花、スイセン(白)。花の名は、漢名の音読みで、仙人は天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙という中国の古典に由来し、水辺で咲く姿を仙人にたとえて名づけられました。ニホンスイセンは自生地の地中海沿岸地方からシルクロードを経由して中国に入り、中国の福建省の海岸地帯から海流に乗って運ばれた球根が日本の海岸に流れ着いたとされています。 花言葉「尊敬」は、寒風にも雪にも負けずに白い花を咲かせる生命力の強さからつけられています。花言葉「神秘」は、寒さの中で咲く清々しく香る純白の花の清楚な姿からきているのでしょう。白い副花冠をもつ花はシロバナスイセン(白花水仙)で、平安時代に渡来したといわれています。 庭のフェンス沿いで、シロバナスイセンも、黄色の副花冠のニホンスイセンの一重や八重の花と一緒に初冬から咲き始め、並んで咲くと花弁の白さが際立って見えます。ヒガンバナ科スイセン属、秋植え耐寒性球根、原産地:地中海沿岸、ヨーロッパ、トルコなどスイセン(白)の花言葉:尊敬、神秘。スイセン(白)の誕生花:1月3日、1月13日スイセン(水仙)の花言葉:高貴な美しさ、高潔、自信を持って、うぬぼれ、自己愛。スイセン(水仙)の誕生花:1月2日、1月3日、1月4日、1月13日、1月19日、12月29日流通時期:球根を秋に、芽出しポット苗や鉢花を冬~春に見かけます。春植え球根 グラジオラス
2024.01.03
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早春から春に、広円形の葉に先だってよく枝分かれした細い枝先や枝の節に、淡黄色の小さな五弁花が数輪、黄色いおしべの葯をのぞかせて垂れ下がって咲きます。3月18日の誕生花は、茶花として人気の春を告げる花木、ヒュウガミズキ(日向水木)。花(木)の名は、葉がミズキ(水木)に似て、明智日向守光秀の所領の丹波地方に多く自生することからという説や、小さいトサミズキの意のヒメミズキの転訛という説があります。ヒュウガミズキの仲間には、トサミズキ(土佐水木)、キリシマミズキ(霧島水木)、コウヤミズキ(高野水木)などがあります。 花言葉「思いやり」は、柔らかな春の日差しのような淡い黄色の小さな花が2~3輪寄り添って咲く様子からきているのでしょうか。冬の公園のヒュウガミズキはたくさんの細い枝につけた広卵形の花芽が少しずつふくらんで、短い穂状の花序をだし、花序には1~3個の花が垂れ下がってつきます。 冬の公園のヒュウガミズキはたくさんの細い枝につけた広卵形の花芽が少しずつふくらんで、短い穂状の花序をだし、花序には1~3個の花が垂れ下がってつきます。お花見に訪れると、開き始めた花や1輪、2輪と穂状に寄り添う花が見られ、花弁の長さより少し短いおしべがのぞく花で、枝いっぱいになるのはもう少し先です。マンサク科トサミズキ属、耐寒性落葉低木、原産地:中国別名:イヨミズキ(伊予水木)ヒュウガミズキ(日向水木)の花言葉:思いやり。ヒュウガミズキ(日向水木)の誕生花:3月18日、4月14日流通時期:鉢植えや苗木を冬~春に見かけます。苗木部 by 花ひろばオンライン、園芸ネット プラス、花と緑、遊恵盆栽 楽天市場店、千草園芸、Tree shop園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、、日本花卉ガーデンセンター annexさんにあります。
2024.03.18
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澄んだ淡い水色の花はホームセンターに訪れた人たちの目にとまり、たくさんあったポット苗はすぐなくなりかけて、あわてて最後の2ポットのうち、花穂がたくさん上がってきている苗を選びました。昨春ホームセンターに初登場した矮性のデルフィニウムは、葉が細く切れ込んでいるので、花が咲いていないと、別の花と思いそうです。 100405 ↑デルフィニウム アクアブルーの薄く透ける、花びらに見える部分はガク(萼)で、花は中央の白い部分です。ガーデニングを始めた頃のデルフィニウムは花茎が70~80cmに伸びて、長い花穂に、次々と紫と水色の八重の花が咲くと、豪華で美しく、でも梅雨の間に何度植えても消えてしまいました。昔の通販のデルフィニウムは育て方がなく、暖地では一年草扱いと知らずに、育てられないと思いこんで、最近ホームセンターに並ぶようになったポット苗に手が出ませんでした。 日当たりのよい軒下で、つぼみがついています。 ↓ 100221 100404 100405 ↑ 最近は大きくならないデルフィニウムなのかもと、ポット苗を。昨年50~60cmくらいで、透明感のある水色の花が咲いているデルフィニウムの鉢がありました(こちらは価格で手がでませんでした)。デルフィニウムの花色は、ピンクやホワイトなどもありますが、初めて育てた薄く透けた水色の花が忘れられなくて、真っ先に手が出ました。 ↑ デルフィニウムはつぼみの形がイルカ(ドルフィン)に似ていることからついたそうですが、この角度の形だとマンボウに見えます・・・デルフィニウムの鉢植えでの育て方キンポウゲ科デルフィニウム(ヒエンソウ)属、耐寒性多年草(暖地では秋播き1年草)別名:ヒエンソウ(飛燕草)、デルフィニューム●置き場所:日当たりと風通しのよい場所に。●水やり:鉢土の表面が乾いたら。●用土:市販の培養土、水はけのよい土に。●肥料:植え付け時に緩効性肥料を。3月と5月頃に、化成肥料を株元に少量与えます。花言葉:清明、あなたは幸福をふりまく、高貴デルフィニウム■宿根草■デルフィニュームガラハット10.5cmポットデルフィニウムの苗【ライトパープル】 大輪八重咲きでボリュームいっぱい★デルフィニュームの苗【F1オーロラ】 2.5号ポット 【宿根草】青と白の色合いがさわやかです!デルフィニウム“スターブルー”5号鉢花付デルフィニウム ミントブルー(3.5号)
2010.04.07
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冬から春に、ハート形の葉をつけてすらっと伸びた花茎の先に、ピンクや紫、青、紅色など一重の花がドーム状にたくさん咲き、花色があせてきたら摘むと下の次のつぼみが咲きます。2月14日の誕生花は、真冬のどんよりした空の下でよく咲くサイネリア(シネラリア)や木立性セネシオ(コダチセイセネシオ)、ペリカリス。花の名(属名)は、ギリシャ語のperi(周りの)とkallos(美しい)で、筒状花のまわりの舌状花が美しいことから名づけられたようです。ペリカリスはサイネリアの現属名で、Pericallis cruentus や Pericallis lanata などを交配して品種改良の進んだサイネリアと、サイネリアに再度、野生種を交配した木立性セネシオがあります。木立性セネシオは旧属名のセネシオの名残で、桂華(けいか)や貴凰(きおう)、セネッティなどの園芸品種があります。 花言葉「常に輝かしく」は、冬から春にかけてあくまで明るく咲く花の姿にたとえたものだそうです。花言葉「いつも快活」「いつも喜んで」は、鮮やかな色の傘を広げたようにたくさんの花がこんもりと長く咲き続ける花の姿からつけられています。 木立性セネシオも、サイネリアと同じように花色が豊富で、花が一段落したら、わき芽のあるところまで切り戻すと、そこから花芽が大きくなり、二番花が咲きます。木立性セネシオ貴凰の青い花は暖地では真冬の戸外で少しずつ開き、早春にはこんもり半球状になって、晩春に二番花が少し咲きました。木立性セネシオ桂華は寒さに強いようで、雪の積もった日も元気で、サーモンピンクの花が進むと、花色がだんだん濃くなってから薄色に移り変わり、豪華な花色の変化を楽しめます。キク科ペリカリス属(セネシオ属)、耐寒性一年草、原産地:アフリカのカナリア諸島別名:シネラリア、サイネリア、フウキギク(富貴菊)、フキザクラ(富貴桜)ペリカリスの花言葉:常に輝かしく、常に快活、いつも喜んで。ペリカリスの誕生花:1月4日、1月24日、2月14日、12月2日流通時期:鉢花を冬~早春に見かけます。アリスガーデン、緑の風yamashokuさんにあります。 サイネリア ハエマンサス
2015.02.14
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濃い緑の細長い葉がびっしり茂った間から、次々花茎を伸ばしてかわいい花は、茎の先に丸く集まってかんざしのようです。アルメリア(=海に近い)は海岸の乾燥した場所に自生しているそうで、暖地では夏越しがむずかしく、最近では一年草とあきらめています。 090502 091031 昨夏は涼しかったので、高温多湿に弱いアルメリアが珍しく、雨のあたらない明るい日陰で夏越ししました。葉の下の方が黄色くなって、草姿が乱れていますが、春に咲いてくれそう?と、ちょっと期待。(芝生のように刈り込みたくなります) ↓ 091204株元が見られないほど、短い茎に葉がたくさんついて、地際からわさわさと。花色と花茎の長さが違う品種があります。夏越しできずに、残ったタグは、赤花の高性アルメリア、銅葉のアルメリア、斑入りのアルメリアなど。寒さに強いので、晩秋に花つきのアルメリアのポット苗を連れ帰って、日当たりのよい軒下で、春まで花を楽しんでいます。株が小さくまとまっているので、春(3~4月)に花壇にポットのまま植えて、花が済んだら、またポットを引き上げて、涼しい雨の当たらない場所で夏越しを。昨年のように、天候次第では暖地でも夏越しできるようです。アルメリアの育て方 イソマツ科アルメリア属、耐寒性多年草、原産地:欧州、北米原産別名:ハマカンザシ(浜簪) ●置き場所:日当たりのよい場所に。庭植えは、西日を避けた風通しのよい日向に、真夏は日よけをします。鉢植えは夏、半日陰の風通しのよい場所に。●水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと。蒸れや過湿で根腐れして枯れることが多いです。●用土:水はけのよい土に。鉢植えは、赤玉土小粒4、川砂4、腐葉土2の混合土などに。庭植えは、水はけが悪いようならバーミキュライトなど水はけをよくするものを混ぜ込みます。酸性土を嫌うので、庭植えは、植え付け前に苦土石灰で中和しておきます。●肥料:緩効性化学肥料を土に混ぜ込んでおきます。花後と秋に、数回液体肥料を。花言葉:思い出、思いやり小さなピンポン玉のように集まって咲く花。背が高くなるので切花にも。[アウトレット]アルメリア ローズジャイアント(高性種)アルメリア フォーミュラミックスArmeria pseudarmeria Joystick-Formura Mix棚 アルメリア 2ポットラック
2010.01.19
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晩春から初夏に、葉のわきに大きな淡いピンクの花が次々と咲いて黄緑色の実をたくさん結び、熟して赤から黒く変わる実が房になってたわわに垂れ下がり、夏の終り頃まで楽しめます。4月26日の誕生花は、酸味が強くてほんのり甘い味のする果実、ブラックベリー。花の名は、黒い実をつけるベリー(小さい果実)から名づけられました。花言葉「あなたと共に」は、古くからヨーロッパでは風味のよい野生種を垣根作りにして、生食やジャムなどに利用してきたことからつけられているのでしょう。 花言葉「嫉妬」は、人目を避けるように生え、ひとたび口に含むと苦さだけが残ることからヨーロッパでつけられたそうです。以前初めて庭に植えたブラックベリーはトゲがあって、実がたくさんなりましたが、黒くなった小さな実はとても酸っぱく、えぐ味がありました。 鉢植えのブラックベリーはトゲがなく、房状になっている一番先の実から一粒ずつ熟し、ジャムにするほど収穫できないので、水やりのときに、酸味の少ない実をつまみ食いをしています。品種によって、枝がつる性から半つる性、直立性、半直立性タイプ、秋にも実がなる二季なりタイプがあり、実の酸味が少なく生食向き、生食と加工向きなどがあります。バラ科キイチゴ属、耐寒性落葉低木、原産地:ヨーロッパ、北アメリカ別名:セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)ブラックベリーの花言葉:人を思いやる心、あなたと共に、素朴の愛、孤独、嫉妬。ブラックベリーの誕生花:4月26日、11月23日流通時期:ポット苗を秋と春に見かけます。園芸ネット プラス、緑の風yamashoku、産直花だん屋、e-フラワー、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、お返し カタログギフト ee-choice、トオヤマグリーン、日本花卉ガーデンセンター、グリーンロケットさんにあります。
2013.04.26
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春から秋まで、コンパクトな樹形のバラが小さな葉をつけた枝先に、赤やピンク、黄などカラフルで極小から中小輪の大きさの花を次々と咲かせます。5月4日の誕生花は、華やかな神話に彩られたバラのミニチュア、ミニバラ(ミニチュア・ローズ)。花の名は、小型のバラのことで、バラはイバラ(茨、荊、棘)が転化したもの、ローズ(rose)はギリシャ語のrhodon(バラ)、ケルト語のrhodd(赤色)からきているといわれています。ミニバラは原種のロサ・キネンシス‘ミニマ'(チャイナ系オールドローズ)の小型の性質を受け継いでいるそうです。 花言葉「特別の功績」は、樹高が低く場所をとらないので、ベランダなどで鉢植えや寄せ植えにして、バラ園のバラのようにさまざまな花形や花色を楽しめることからつけられたのでしょう。ずっと前にクリームイエローにピンクがのった覆輪で巨大輪のピースなどを庭いっぱいに植えていましたが、外壁の塗り替えや屋根のふき替えで足場を組むため、泣く泣くあきらめました。 真夏に咲くと極端に小さくなる花でも、ミニバラは鉢を移動するだけなので、フェンスやフラワースタンドなど、どこにでも置いて、楽しんでいます。花言葉「果てしなき愛」は、古代から人の歴史とともに改良されてきたバラが鉢植えでも手軽に育てられるようになり、人の心にとけこんで咲き続けていることからつけられたのでしょう。バラ科バラ属、耐寒性常緑低木、原産地:アジア、ヨーロッパミニバラ(ミニチュア・ローズ)の花言葉:果てしなき愛、無意識の美、特別の功績。ミニバラ(ミニチュア・ローズ)の誕生花:1月22日、5月4日、10月7日、10月22日流通時期:鉢花を春~秋に見かけます。日比谷花壇、テーブルガーデン、バラの家 【バラ苗専門店】、Green Box (グリーンボックス)、バラの家 【バラ苗専門店】、ブルーミングヤード、土っ子倶楽部さんにあります。
2013.05.04
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早春に、葉に先だって枝一面に、鮮やかな黄色い花火のような小さな花が20~30輪ほど放射状に固まって咲き、秋になると葉のわきに赤く熟した実が鈴なりになります。3月17日の誕生花は、春に可憐な黄花が咲いて秋に赤い実がなる果樹、サンシュユ(山茱萸)。花(木)の名は、漢名の山茱萸の音読みで、山のグミ(茱萸)で、果実が茱萸(中国ではサンショの意)に似ていることに由来します。別名のハルコガネバナ(春黄金花)は、早春に枝いっぱいに黄色い小花を咲かせることから、アキサンゴ(秋珊瑚)は、秋に実グミのような赤い実を珊瑚にたとえてつけられています。 花言葉「持続」「耐久」は、1.5~2cmほどの赤く熟した楕円形の果実が薬用になることからつけられたそうです。江戸時代以降に薬用植物として中国から渡来したサンシュユは、つややかに赤く熟した果実からタネをとって乾燥し、滋養強壮などの漢方薬や疲労回復に効果のある薬用酒などに用いられています。花言葉「気丈な愛」は、美しい花をたくさん咲かせて鈴なりになる赤い実がおいしそうに見えるのに、苦い味がすることからつけられたのでしょうか。苦しみをこらえ(苦味を隠して)明るくふるまう(赤く実る)?植物園のサンシュユは実が多くついていますが、手の届くところにはなく味見ができませんが、苦いそうです。 鉢植えの大実ショリコセイヨウサンシュユはサンシュユを海外で実を食用に改良したもので、赤や黄色の実がなるコーネリアンチェリー(西洋山茱萸の英名)や大きい実のなるショリコなどの品種があります。鉢植えのショリコはまだ木が小さいので、実の数が少なく実も小さく、甘酸っぱい味がしました。ミズキ科サンシュユ属、耐寒性落葉小高木、原産地:中国、朝鮮別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)、ヤマグミサンシュユ(山茱萸)の花言葉:持続、耐久、気丈な愛。サンシュユ(山茱萸)の誕生花:1月18日、2月14日、2月15日、2月21日、3月17日流通時期:苗木を秋~早春に見かけます。産直花だん屋、花ひろばオンライン、遊恵盆栽 楽天市場店、園芸ネット プラス、ガーデニングショップ四季の里、ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、花き直売センター、トオヤマグリーンさんにあります。
2014.03.17
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春に、よく枝分かれした細い枝の楕円形の葉のわきに、赤い2唇形の花が2輪ずつ並んで咲き、花後についた2個の球形の実はふくらみながらくっついて、初夏に赤いひょうたん形になります。6月15日の誕生花は、花と実を楽しめる赤花のヒョウタンボク(瓢箪木)、アカバナヒョウタンボク(赤花瓢箪木)。花(木)の名は、赤い花が2輪ずつ咲き、果実が2個ずつくっついて、ヒョウタン(瓢箪)のような形をしていることから名づけられました。 花言葉「忍耐」は、寒冷地で冬越しして、よく目立つ赤い花をたくさん咲かせることからつけられたのでしょう。アカバナヒョウタンボクの実の形はきれいなひょうたん形だけでなく、同じ大きさの球形の実が2個くっついたものや1個だけのものなどさまざまな形が見られます。 小さな鉢植えについていたネームタグの表には赤い花と実の写真にヒョウタンボクとあり、品種名や学名などはありませんでした。アカバナヒョウタンボクは白い花が咲き進むと黄色に変わっていくヒョウタンボクの仲間で、白~紅い花を咲かせるアルタイヒョウタンボクの園芸品種だそうです。スイカズラ科スイカズラ属、耐寒性落葉低木、原産地:中央アジア、シベリアアカバナヒョウタンボク(赤花瓢箪木)の花言葉:忍耐。アカバナヒョウタンボク(赤花瓢箪木)の誕生花:6月15日流通時期:鉢花を春に見かけます。植木生産販売専門店 芝樹園さんにあります。ソラナム ルリヤナギ
2013.06.15
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初夏から晩秋にかけて、縁にギザギザ(鋸歯)があるくさび形の葉のわきに、花弁の基部が濃い赤紫色の白い五弁花が早朝に咲いて、夕方閉じます。11月25日の誕生花は、よく動くめしべの花柱を真っ直ぐにつきだしたかわいい花、タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)。花の名は、タカサゴ(高砂)とフヨウ(芙蓉)で、フヨウは中国ではハス(蓮)の花の別名とされる漢名の木芙蓉の略で、フヨウがハスの花が似ていることから名づけられた。タカサゴ(高砂)は、渡来した時期も琉球経由であるかも不明ですが、高砂(台湾島の呼称)からきているのでしょうか。別名のヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)は、花がボンテンカ(梵天花)に似て鏃(やじり)のような葉をもつことからつけられたそうです。 花言葉「繊細な美しさ」は、ムクゲやフヨウと同じ花言葉で、薄く和紙を漉いたような透明感のある花びらの印象からつけられたのでしょう。花言葉「愛らしい」は、別名でミニ芙蓉とも呼ばれる小さな花の可憐な美しさからつけられたのでしょう。 初夏の頃、次々とつぼみをつけているのに花を咲かせず、つぼみが割れてタネがのぞいたので、いつ咲いたのかと驚きましたが、閉鎖花をつけ自家受精するのだそうです。タカサゴフヨウは花を咲かせて他家受粉し、めしべが動いて自家受粉し、閉鎖花でも種子を作る仕組みを持っています。アオイ科ヤノネボンテンカ属、半耐寒性常緑小低木、原産地:南アメリカ別名: ヤノネボンテンカ(矢の根梵天下)、パボニア・ハスタータ、ヒメムクゲ(姫木槿)、ミニフヨウ(ミニ芙蓉)タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)の花言葉:信念、繊細美、繊細な美しさ、愛らしい。タカサゴフヨウ(高砂芙蓉)の誕生花:11月25日流通時期:ポット苗を秋~春に見かけます。日本花卉ガーデンセンター、四国ガーデン楽天市場支店さんにあります。 フヨウ ムクゲ
2013.11.25
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アジサイの観光名所やご近所の見える範囲などで、「枝代わりの所有権は生産者にある」とタグにあるような枝代わりを見たことがなく、そう簡単に枝変わりは出るものでないと思っていました。4年前にお花屋さんで、ヤマアジサイのクレナイ(紅)に、斑かどうかはっきりしないほどの他の葉とちょっと違う小さな葉が、3枚出ていたポット苗を連れ帰りました。 090819 100505 ↑ 100520 大きな斑の入った葉は日差しに弱く、すぐ日焼けします。3枚の葉は大きくなると、葉に黄色の斑がはっきり入っていたので、斑入りクレナイに仕立てようと、斑のない枝を見つけしだい、せっせと切り取っていました。クレナイは大きくなった今でも、斑のない枝が出てきて、枝を切り続けるので、なかなか花を咲かせられませんでしたが、今年は斑入りの枝と斑のない枝の両方に、花が咲いています。 斑入りの枝を挿し木すると、斑入りの葉と斑のない葉が出てきました。 ↓ 100508 100516 ↑ 花の部分も斑の色のあるものと斑の色ない緑に、はっきり分かれています。斑入りのクレナイ(紅)は、既に紅錦(紅の錦葉)という品種としてあり、斑の無い枝を残しておくと、この枝に勢いを取られ、斑のある枝が枯死して、斑の無い株になるそうです。ヤマアジサイのクレナイ(紅)は白い花色が咲き進むにつれ、花びらの縁からほのかなピンク色へ、そして濃い紅色へと変化します。 090601 090609クレナイニシキも咲き始めは白い花で、少しピンクが入ってきました。 100510 100527 100530 斑入りのクレナイは、今年初めて花が咲くのに、小さな挿し木苗も1年で花が咲くのは、花芽のつく8月中旬以降に、花芽がついていそうな枝を挿し木したからです。ヤマアジサイ(山紫陽花)クレナイニシキ(紅錦)の鉢植えでの育て方アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属、耐寒性落葉低木●置き場所:明るい半日陰で。●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。夏の水切れに注意します。●用土:市販のアジサイ用の土に。赤玉土6、鹿沼土4の混合土に植えています。●肥料:月1回、緩効性肥料を置き肥します。●剪定:開花後、7月~8月中旬までに、花から1~2節ほど下の大きな芽の上で切り戻しします。株が大きくなったら、古い枝を短くし、新しい枝は少し切って、全体を小さく仕立てなおします。切った枝を挿し木しています。●植替え:芽が大きくなる前の3月頃に、一回り大きな鉢に。アジサイの花言葉:移り気、無情、あなたは冷たい綺麗な斑入り葉品種ヤマアジサイ“恋路ヶ浜”4号ポット苗斑入りの珍しい あじさい 五年ものですあじさい レモンウエーブ
2010.06.01
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晩春から初夏に、剣状の葉の間からすっと伸びた花茎に、紫や青紫の垂れた花弁(外花被片)の中央に白~淡黄色の筋のある花が咲きます。4月17日の誕生花は、いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若といわれる見分けがむずかしい水辺の花、カキツバタ(杜若)。花の名は昔、花を布にすりつけて染めたことから呼ばれたカキツケハナ(書き付け花)が転化したもので、古くはカキツハタと清音だったそうです。カキツハタは伊勢物語の在原業平(ありわらのなりひら)が東下りの途中、三河の国(愛知県)の八橋で、カキツハタの5文字を頭に入れて、都にいる妻をしのんで歌を詠んでいます。唐衣(からごろも) 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ 花言葉「幸せはあなたのもの」「幸運が必ず来る」は、カキツバタに寄せてなかなか来ない恋人を待つ心情が詠まれた歌が万葉集にあることからつけられています。待てば「幸運が必ず来る」のだそうです。住吉(すみのえ)の 浅沢小野の かきつはた 衣に摺りつけ 着む日知らずも花言葉「贈り物」は、花が咲き終わったあと大きな実がつくことからきているのでしょうか。 火鉢を鉢代わりに植えつけたカキツバタは初めての花がつぼみのとき虫にかじられて、花弁の中央の模様がはっきりとわかりませんでしたが、もう一花咲きました。翌春には、四花も咲いて、つけた実はタネを放出したあとも枯れて長く残っていました。カキツバタの園芸品種には白や絞りなどの花色があります。アヤメ科アヤメ属、耐寒性多年草、原産地:日本カキツバタ(杜若)の花言葉:幸運が必ず来る、幸せはあなたのもの、気品、贈り物、音信。カキツバタ(杜若)の誕生花:4月17日、5月13日、6月10日、7月3日流通時期:ポット苗を早春から見かけます。charm 楽天市場店、園芸ネット プラス、日本花卉ガーデンセンター、e-フラワーさんにあります。
2015.04.17
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晩春から初夏に、大きな切れ込みがある葉をひろげた枝先に、下向きについたつぼみが淡いグリーンの花を咲かせながら上を向き、大きな円錐形の花房になって、花色が真っ白に変化します。5月24日の誕生花は、豪華で清楚なピラミッド形の花、カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。花の名は、アジサイの仲間で、5~7裂に切れ込みの入った葉の形が落葉樹のカシワ(柏)の葉に似ていることから名づけられました。 花言葉「汚れなき心」は、花房にたくさんついた白く清楚な装飾花のイメージからつけられています。花言葉「皆を引きつける魅力」は、四方八方にたくさん突き出した30cm以上にもなる巨大で印象的な円錐形の花房からきているのでしょう。 カシワバアジサイは暖地では花が咲きそろうとすぐ梅雨に入って、雨を含んだ花房がうなだれますが、花は長い間咲き続け、終り頃になるとピンク色に染まり、秋の紅葉もきれいです。庭植えのカシワバアジサイはフェンスや隣の花木があって窮屈そうですが、周辺が広いご近所の庭ではこんもり半球形になって、どの角度からもたくさんの美しい花が見えます。四季折々、目を楽しませてくけるカシワバアジサイには装飾花が八重のスノーフレーク、丸弁の一重のスノークイーン、ほとんどが装飾花のハーモニーがあります。アジサイ科アジサイ属、耐寒性落葉低木、原産地:北米カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の花言葉:慈愛、汚れなき心、清純、皆を引きつける魅力、元気な女性、優美。カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の誕生花:5月24日、6月9日、8月20日流通時期:鉢花を春に見かけます。石田精華園 楽天市場店、千草園芸、植木組合、園芸百貨店何でも揃うこぼんさい、日本花卉ガーデンセンター、ソムリエ@ギフトさんにあります。
2015.05.24
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晩春から夏に、横に広がった枝先に白い軟毛の生えた萼(ガク)に包まれたつぼみが集まってつき、たたみじわのある白い5弁花が次々と咲きます。8月4日の誕生花は、ソロモン王の雅歌に詠まれた美しい半日花、シスタス。花の名(属名)は、ギリシャ語のkistosで、古いギリシャ語の花の古名からきているそうです。別名の午時葵(ゴジアオイ)は、午時(うまどき)の正午頃に咲く花がアオイ科の花に似ていることから名づけられました。 花言葉の「人気」「注目のまと」は、聖書に登場する花で、ヨーロッパでは数多くの品種が栽培されるポピュラーな花であることからつけられたのでしょうか。それとも、葉や枝から抽出された聖書に登場する精油が深みのある強い香りで、芳香浴やアロマバス、化粧品の香料などに使用されていることからつけられたのでしょうか。 鉢植えのシスタス スノーホワイトは枝につぼみをたくさんつけて、朝11時頃に花を次々と咲かせては散って、散っては咲きます。夜の窓の明かりに浮かぶ花は翌朝、まだ咲いているように見えますが、ちょっと枝を揺らすと、5枚の白い花弁がはらはらと散っていきます。白い花弁の基部に赤い斑点のあるCistus ladaniferはビクトリア時代に半日花であることから速やかな死を象徴して、花言葉「私は明日死ぬだろう」がつけられていたそうです。花色はピンク、紫、赤などカラフルな色もあるそうです。ハンニチバナ科ゴジアオイ属(キスタス属)、耐寒性常緑小低木、原産地:地中海沿岸別名:午時葵(ゴジアオイ)、ローズオブシャロン、シストローズ、ラブダナムシスタスの花言葉:人気、注目のまと。シスタスの誕生花:8月4日、8月9日流通時期:鉢植えを夏に見かけます。ハッピーガーデンさんにあります。ゴジカ クランベリー
2015.08.04
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初夏から秋に、波状になった細長い葉をつけてつる状に伸びた若枝の先に、花弁の先が五つに裂けた漏斗形の鮮やかな黄色い花がまとまって咲きます。8月13日の誕生花は、華やかに夏を彩るトロピカルフラワー、アラマンダ。花の名(属名)は、18世紀のスイスの植物学者Frederic-Louis Allamandを記念して、カール・フォン・リンネ(分類学の父)が名づけました。別名のアリアケカズラ(有明葛)のアリアケは由来が不明で、カズラはつる性であることからつけられています。 花言葉「恋に落ちる前」は、満月のように黄色い花色と別名のアリアケ(有明)から、月が残っていながら夜が明けようとする空を、恋に落ちる前の心情にたとえたのでしょうか。花言葉「楽しい追憶」は、照りつける夏の強い日射しを楽しむように次々と鮮やかな黄花を咲かせることからつけられたのでしょう。 アリアケカズラは一重咲きと八重咲きがあり、花径10cm以上のオオバナアリアケカズラ(大花有明葛)、赤紫色のビオラケア、花径5cmほどのヒメアリアケカズラ(姫有明葛)などがあります。キョウチクトウ科アラマンダ属(アリアケカズラ属)、半つる性の非耐寒性低木、原産地:ブラジル別名:アリアケカズラ(有明葛)アラマンダの花言葉:恋に落ちる前、隠された美、楽しい追憶。アラマンダの誕生花:8月13日流通時期:鉢花を夏に見かけます。TAHITI MARCHE ータヒチマルシェーさんにあります。秋植え球根
2015.08.13
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夏から秋に、縦脈が幾本か入ったビロード状の葉をつけた枝先に、淡い紫紅色の花が5~7輪、咲きます。9月25日の誕生花は、ボタン(牡丹)のように美しい野に咲く一日花、ノボタン(野牡丹)。花の名は、野に咲く花がボタンのように美しいことから名づけられました。ノボタンの学名はMelastoma candidumで、属名はギリシャ語のmelas(黒い)stoma(口)で、果実を食べると口の中が色素で黒くなることからつけられています。 花言葉「自然」は、ボタンのような華やかさをもつ野の花の美しさからつけられたのでしょうか。花言葉「謙虚な輝き」は、ひときわ目を引く美しい花でありながら、一重の5弁花で物静かな感じがするところからきているのでしょう。 鉢植えのノボタンはピンク、白、紫の三色組物で、紫はオシベが紫色のシコンノボタン(紫紺野牡丹)です。ノボタンは属名の異なる仲間が多く、開花期の違うので、シコンノボタンやシダレノボタン、ブータンノボタン、ヒメノボタンなど春から初冬まで楽しむことができます。ノボタン科ノボタン(メラストマ)属、常緑低木、原産地:東南アジア、ブラジルノボタンの花言葉:自然、素朴、平静、謙虚な輝き、ひたむきな愛情、あなたと踊ろう。ノボタンの誕生花:9月25日、10月8日、11月16日、11月30日流通時期:ポット苗や鉢花を早春~秋に見かけます。e-フラワー、園芸ネット プラス、緑の風yamashoku、charm 楽天市場店、日本花卉ガーデンセンターさんにあります。
2015.09.25
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秋から春まで、縁が浅く切れ込んだ葉の間から伸びた花茎に、赤やピンク、白、黄などさまざまな色や形の花が咲き続けます。1月16日の誕生花は、寄せ鉢で冬の庭を彩るかわいい花、プリムラ。花の名は、属名のPrimulaの音読みで、ラテン語のprimus(最初)に由来し、春一番に花を咲かせることから名づけられました。英名のPrimroseは、「最初に咲くバラ」の意味で、バラの花のように美しく春に他の花よりも早く咲くことからつけられています。プリムラは種類が多く、サクラソウ属(Primula)の花の総称として使われています。 花言葉の「青春のはじまりと悲しみ」は、寒い頃に咲きはじめ、夏前に枯れてしまうことからつけられています。花言葉「青春の恋」は、厳しい冬をおずおずとかわいらしく乗り越えて春を謳歌するように集まって咲く花の姿からきているのでしょう。 プリムラの草姿は、株元から花茎をいくつも伸ばして咲くアコーリスタイプと、茎を立ち上げて花茎をいくつも伸ばして咲く茎立ちタイプの2つに分けられます。鉢植えを見るときアコーリスタイプのジュリアンやポリアンサなどはプリムラ、茎立ちタイプのマラコイデスやオブコニカ、シネンシスなどはサクラソウの仲間と区別してしまいます。プリムラの仲間にはそれぞれ花言葉と誕生花がつけられています。サクラソウ科サクラソウ属、半耐寒性または耐寒性一年草(多年草)、原産地:ヨーロッパ、アジアプリムラの花言葉:青春のはじまりと悲しみ、青春の恋。プリムラの誕生花:1月16日、1月18日、1月25日、2月1日、2月3日、2月13日、2月19日流通時期:初秋にポット苗を、晩秋から花つきポット苗、冬に鉢花を見かけます。花うるる〜花でうるおう毎日、花アトリエ サムシングブルー、ディノス楽天市場店、フラワーショップ「パレット」さんにあります。
2019.01.16
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