花の名前 0
ラ行の花 0
全117件 (117件中 101-117件目)
春から初夏にかけて、こんもりと広がった葉の間から長く伸ばした細い花茎の先につぼみが集まって、一重や八重の赤紫色の花が次々と咲きます。7月28日の誕生花は、2~3段にまとまって咲く可憐で美しい花、リクニス・ビスカリア。花の名(属名)は、ギリシャ語のlychnos(ランプ、炎)で、花が灯火のように見えることから名づけられました。 ベタツキがある赤褐色の節別名のムシトリビランジ(虫取りビランジ)のビランジの語源は不明ですが、花のつけ根や茎の上部の節から分泌した粘液に小さな虫がはりつくことからつけられています。実際に虫がくっついているのを見たことはありません。花言葉「罠」はここからきています。 リクニスの仲間は、灯火のような紅色のセンノウ、リクニス・コロナリアなどがあり、花言葉「望みを達成する」は、鮮紅の花色を現わしたものでしょうか。ナデシコ科シレネ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ別名:ムシトリビランジ(虫取りビランジ)リクニス・ビスカリアの花言葉:罠、望みを達成する。リクニス・ビスカリアの誕生花:7月28日流通時期:鉢花を春に見かけます。リクニスの仲間 夏植え球根 リコリス ネリネ
2012.07.28
コメント(0)
初夏にまっすぐ伸びた茎の葉のわきに、淡いピンクや白、紫などの釣り鐘形の大きい花が斜め上向きや横向きに、たくさん咲きます。7月27日の誕生花は、ふっくらとしたエレガントな花、ツリガネソウ(フウリンソウ)。花の名は、釣鐘や風鈴の花形から名づけられました。花言葉「感謝」は、花の形を教会の鐘になぞらえて、その教えを説いたものだそうです。 花言葉「うるさい」は、賑やかにたくさん咲く風鈴のような形の花から連想してつけられたのでしょう。たくさんの大きい花が強い風にゆれると、にぎやかに鳴らす鐘の音や風鈴の音が聞こえてきそうです。 ツリガネソウは2年草で、春にタネをまき、ある程度の大きさに育った株が冬に低温に合って花芽が作られるので、翌年の初夏に花を咲かせて枯れます。日当たりが悪くても花が咲いていますが、日当たりのよい場所の方がたくさん花が咲いて、花もきれいです。キキョウ科ホタルブクロ属、耐寒性二年草、原産地:南ヨーロッパ別名:カンパニュラ・メディウム、フウリンソウ(風鈴草)ツリガネソウ(釣鐘草)の花言葉:感謝、誠実さ、熱心にやり遂げる、感謝の心、うるさい。ツリガネソウ(釣鐘草)の誕生花:6月3日、6月25日、7月10日、7月27日流通時期:ポット苗を秋に見かけます。プロテア アメリカフヨウ スイフヨウ
2012.07.27
コメント(0)
春から秋に、地上に突き出た節のあるずんぐりとした太い棒状の根茎(貯蔵茎)から長い柄を伸ばして、大きい葉を広げます。7月26日の誕生花は、出世芋のグリーンパラソル、クワズイモ(不食芋)。花(観葉植物)の名は、サトイモの葉に似ていますが、根茎に毒があり食べられないので、食べられないイモから名づけられました。 沖縄のクワズイモ沖縄に自生しているクワズイモは鮮緑色をした大型の葉をつけていて、早春の観光名所のあちこちでゆったりと葉を広げていました。昨秋、お花屋さんでクワズイモの大きい鉢植えをなつかしそうに眺めていたら、出世芋だと勧められましたが、花言葉からは想像できませんでした。 花言葉「仲直り」は、食べられないイモから、夫婦喧嘩は犬も食わないを連想してつけたのでしょう。夫婦喧嘩はすぐ仲直りするから、仲裁などするものではなく、なんでも口にする犬ですら食わないという、口を出すことと犬が何でも口にすることをかけたしゃれ言葉だそうです。サトイモ科アロカシア属(クワズイモ属)、半耐寒性多年草、原産地:日本、中国、フィリピンクワズイモ(不食芋)の花言葉:仲直り、復縁。クワズイモ(不食芋)の誕生花:7月26日流通時期:鉢植えを春~秋に見かけます。フラワーコーポレーション、パキラと観葉植物専門店 Marubun、インターネット花キューピット、観葉植物の専門店 彩植健美、いつもアンのお花屋さん、グラッシーズ 観葉植物と暮らす、癒し空間 One’s Garden&Plants、パキラと観葉植物専門店 Marubunさんにあります。
2012.07.26
コメント(0)
初夏から秋にかけて、黄色のおしべをのぞかせた淡い紫色の花が咲き、夏の強い紫外線を浴びて実がつやつやした濃い紫になる野菜にも花言葉がつけられています。7月20日の誕生花は、縁起のよい初夢(一富士、二鷹)、三茄子の花、ナス(茄子)。花の名は、夏に実がなることからの夏の実(なつのみ)、元々呼ばれていた奈須比から茄子(なすび)、夏味(なつみ)が転化したものなど、さまざまな説があるようです。花言葉「つつましい幸福」は、花が咲けば必ず実がなることからつけられています。 親の小言と茄子の花は千に一つの無駄もないという諺は、ナスの花が結実する割合が高いことに、親の小言をたとえたものです。 ご近所の畑では、次々と花を咲かせて実を結んでいて、花が咲けば必ず中長(長卵形)の実がなっていますが、昨春プランターに植えたナスはあまり実を結んでくれませんでした。 連作障害が起きるため、トマトやピーマンなどを育てた場所にも植えられないのが残念です。原産地のインドから中国を経て、奈良時代に渡来して、今では地域によって長ナス、丸ナス、小ナス、水ナスなどのさまざまな形のナスが作られています。ナス科ナス属、非耐寒性一年草、原産地:インド別名:ナスビ(茄子)ナス(茄子)の花言葉:つつましい幸福、真実、よい語らい、優美、希望。ナス(茄子)の誕生花:6月8日、7月20日、9月11日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ガーデン工房地Q園、クラモチ種苗園、産直でお花をお届け「イングの森」、安心価格はココデス(CCDS)さんにあります。 ツルハナナス
2012.07.20
コメント(0)
初夏から秋にかけて、まっすぐ伸びた茎に向かい合って生えた細長い葉の上に、鮮やかな朱赤のつぼみが開くと、オレンジと黄色のツートンカラーの花が次々と咲き、房になります。7月18日の誕生花は、黄色い花粉塊がユニークな熱帯の花、アスクレピアス(トウワタ)。花の名は、ギリシャ神話の医神Aesculapius(アスクレピオス、アスクラピウス)にちなんで名づけられました。 花言葉「健康な体」は、人間を治療するだけでなく死者を蘇らせることもできたというギリシャ神話の医神に願うものでしょう。花言葉「心変わり」は、根や草に毒があるけれど止血や殺虫効果もあり、民間薬として用いられたことに関連するそうですが、毒が薬になることをたとえたのでしょうか。 別名のトウワタ(唐綿)は、外国から来て、種子に白い綿のような毛があることからつけられました。花言葉「私を行かせて」は、紡錘型の果実が熟すと中から綿毛をつけたタネがはじけて、風に乗って飛び出す様子からつけられています。ガガイモ科トウワタ属、非耐寒性多年草(一年草)、原産地:西インド諸島別名:トウワタ(唐綿)アスクレピアスの花言葉:健康な体、私を行かせて、心変わり、小さな恋。アスクレピアスの誕生花:7月18日流通時期:ポット苗を初夏に見かけます。ACID NATURE 乙庭、渓風園(keifuen)さんにあります。クロサンドラ トウガラシ ケイトウ
2012.07.18
コメント(0)
夏から初秋に、茎の節に細い葉がつき、茎先に花びらの先が糸のようにこまかく裂けたピンクの5弁花が次々と可憐に咲きます。7月15日の誕生花は、万葉集に歌われる秋の七草の一つ、カワラナデシコ(河原撫子)。花の名は、撫でたくなるほどの花の愛らしさを子供にたとえて撫でし子とされ、河原に生えていることから名づけられました。 花言葉「大胆」は、河原の中で目立つピンクの鮮やかな花色からきているそうです。中国産のカラナデシコ(セキチク)と区別する意味で、ヤマトナデシコ(大和撫子)とも呼ばれています。大和撫子は、か弱そうに見えて、心の強さと清楚な美しさを備えている日本女性を大和撫子の花にたとえた日本の美女の意味もあります。 同じ秋の七草の一つのキキョウと一緒に咲きます。花言葉「可憐」は、花びらにこまかい刻みが多く、楚々とした優しげな風情につけられたのでしょう。ナデシコ科ナデシコ属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、中国別名:ナデシコ(撫子)、ヤマトナデシコ(大和撫子)カワラナデシコ(河原撫子)の花言葉:可憐、大胆。カワラナデシコ(河原撫子)の誕生花:7月14日、7月15日流通時期:ポット苗を春に見かけます。ムクゲ ルリマツリ デュランタ
2012.07.15
コメント(0)
夏から秋にかけて、縁にギザギザが入り少し波打った細長い葉のわきに次々とつぼみがついて、蜜腺をのぞかせた緋橙色の5弁の一日花が毎日、横向きに咲きます。7月14日の誕生花は、夏の午後に鮮やかに開く緋橙色の花、ゴジカ(午時花)。花の名は、午(うま)の刻(昼の12時前後の2時間)に花が開くところから名づけられました。 おしべと並ぶ花びらのような蜜腺がひらひらと、変わった形の不思議な花花言葉「優雅の誉れ」は、正午頃に花を開き、翌日の早朝にしぼむ儚く、神秘的な花の鮮やかで輝くような緋橙色を現わしているのでしょう。江戸中期に中国から薬用として渡来したゴジカは、もともとはインドの田んぼなどに生える雑草で、根や果実は薬用に、葉はお茶の代用に利用されていたそうです。花言葉「有能」はここからきているのでしょう。 花がめしべを残して咲いていた形のままぽとりと落ちると、タネがよくできましたが、しぼんだ花があまり落ちなかった昨年はタネを採れませんでした。ゴジカは鉢植えでは草丈が低く、肥沃な適湿地に植えると1mを越すほど大きくなるそうです。アオギリ科ゴジカ属、春まき一年草、原産地:インド別名:ペンタペテス・フォエニセアゴジカ(午時花)の花言葉:優雅の誉れ、有能、情熱、誠。ゴジカ(午時花)の誕生花:7月14日流通時期:ポット苗を春に見かけます。パッションフルーツ
2012.07.14
コメント(0)
晩春から秋に、前年枝の光沢のある葉のわきにつぼみをつけて、淡い紅紫色の小さな花が幾度か咲き、緑の実は赤く熟すとジューシーで甘酸っぱい味がします。7月13日の誕生花は、ビタミンCたっぷりのトロピカルフルーツ、アセロラ。花の名は、スペイン名のAcerolaで、英名のバルバドスチェリーは真っ赤な果実がサクランボに似ていることから、スペイン人がcereza(サクランボ)と呼んだことに由来します。 バルバドスは西インド諸島の島国で、アセロラは西インド諸島の人々が昔から食用にしていて、健康を維持するためになくてはならない神の果物だったといわれています。 アセロラの果実には、コラーゲン生成を促進し、抗酸化作用があり、免疫力アップや疲労回復効果が高いビタミンCが豊富に含まれています。花言葉「健康増進」は、レモンの20~30倍のビタミンCが含まれ、体の健康を維持するといわれている果実に対してつけられたのでしょう。 両性花で自家受粉します。花言葉「愛の芽生え」は、ピンクのかわいい花の形に与えられたのでしょう。アセロラは酸味が少なく甘い品種と、酸味が強い品種があり、甘い品種はそのまま食べられ、酸味の強い品種はビタミンCが多く、実つきがよいのでジュースやジャムに使われています。キントラノオ科ヒイラギトラノオ属(マルピーラギ属)、非耐寒性常緑低木、原産地:西インド諸島、熱帯アメリカ別名:バルバドスチェリー、西インドチェリーアセロラの花言葉:愛の芽生え、永遠の幸せ、健康増進。アセロラの誕生花:7月13日流通時期:鉢花を夏に見かけます。沖縄の陶器とガラス『琉球カフェ』、ジョイフル ガーデン ヤマナオ、日本花卉ガーデンセンター、オオシロ樹木、沖縄サトウキビ畑、e-フラワー、ぬちぐすい沖縄さんにあります。
2012.07.13
コメント(0)
春から秋まで、太い茎を伸ばしながら先がとがった葉の上にこんもりと花を咲かせ、茎の節に新芽をつけて、次々と大輪の花が咲き続けます。7月12日の誕生花は、エキゾチックな魅力にあふれる夏の鉢花、ニューギニア・インパチェンス。花の名は、ラテン語のimpatient(我慢できない)の意味で、成熟した実にふれるとはじけ、タネを飛散させることに由来し、ニューギニアの原種をもとに改良されたことから名づけられました。 アメリカで育成され、1980年代に広まった品種は、ニューギニアの高地に自生する原種の性質を受け継ぎ、直射日光に弱いわりに、日陰に置くと花があまり咲かなかったそうです。花言葉「おしゃべり」「たくさんお話しましょう」は、暑さに負けずに大輪の花が次々と株をおおうように咲き誇ることを願ってつけられたのでしょうか。 それとも、改良品種が暑さに強く、夏も休まず株いっぱいに咲く大輪の花の姿に対して与えられたのでしょうか。赤やオレンジ、白、ピンクなどの花色は華やかで、緑葉や銅葉、斑入り葉など光沢のある葉は美しく、花色と葉色のバラエティーが豊富です。ツリフネソウ科ツリフネソウ属、非耐寒性多年草、原産地:ニューギニア別名:ニューギニアホウセンカニューギニア・インパチェンスの花言葉:おしゃべり、たくさんお話しましょう、正直、輝き。ニューギニア・インパチェンスの誕生花:7月12日流通時期:鉢花を春~初夏に見かけます。テーブルガーデン、はなや、花の王国、ガーデン工房地Q園さんにあります。
2012.07.12
コメント(0)
初夏から夏に、縁にギザギザのある葉の上に丸いつぼみをひとつつけて、長く伸ばした緑白色の花茎の先に、さわやかな青紫色の花が咲きます。7月11日の誕生花は、白っぽい葉と茎も涼しげな夏の淡い瑠璃色の花、ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)。花の名は、瑠璃色の玉のような花が咲き、切れ込みがある葉や茎がアザミに似ていることから名づけられました。 花言葉「傷つく心」は、ハリネズミの針のようにとがった苞(ほう)が集まって、チクチクしそうな花の印象からきています。別名のエキノプスは、ギリシャ語でechinos(ハリネズミ)とops(似ている)の意味で、つぼみや花の形に由来しています。 庭植えで草丈1mほどになります。花言葉「鋭敏」は、球状のつぼみの突き出た鋭いトゲ(苞)にふれると、痛そうなところからつけられたのでしょう。とがった苞が開き、淡い紫色の5枚に細長く裂けた小さな花弁(管状花)が球状に集まった花の姿は光沢があってきれいです。キク科ヒゴタイ属、耐寒性多年草、原産地:西アジア、ヨーロッパ別名:エキノプス、ウラジロヒゴタイ(裏白平江帯)ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)の花言葉:傷つく心、鋭敏、権威。ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)の誕生花:7月11日流通時期:ポット苗を春に見かけます。タネ 夏球根 ネリネ
2012.07.11
コメント(0)
夏から秋にかけて、根ぎわのロゼット状の葉の間からしなやかに細い花茎を伸ばして、上部で枝分かれしたその先に、淡い青紫色や白い鐘型の小さな花が横向きに咲きます。7月10日の誕生花は、細い花茎の先の涼やかで可憐な花、イトシャジン(糸沙参)。花の名は、花茎が細長くしなやかで、淡青色のベル形の花が沙参(シャジン)の花に似ていることから名づけられました。 沙参は漢方の生薬名で、ツリガネニンジンなどの根を乾燥させたものであることから、ツリガネニンジン属の仲間がシャジンと呼ばれていますが、イトシャジンはカンパニュラの仲間です。花言葉「従順」「服従」は、しなやかに伸びた花茎が風に吹かれてベルをふるように見える花の姿につけられたでしょう。 冷涼な気候を好むイトシャジンは、雨のあたらない軒下の涼しい場所に置きましたが、翌年の暖地の梅雨をなんとか越しても猛暑を乗りきれず、花の咲く秋を迎えられませんでした。キキョウ科カンパニュラ属(ホタルブクロ属)、耐寒性多年草、原産地:北アメリカ、ヨーロッパ、シベリアイトシャジン(糸沙参)の花言葉:従順、服従。イトシャジン(糸沙参)の誕生花:7月10日流通時期:鉢花を秋に見かけます。石田精華園 楽天市場店さんにあります。イワシャジン ツリガネニンジン ヒメシャジン ソバナ
2012.07.10
コメント(0)
晩春に、羽状の細い葉がある茎先につけたつぼみから、ふわふわしたシルバーブルーの綿毛がのぞき、綿毛が広がると、花が美しく開きます。7月9日の誕生花は、頬を染めた花嫁のようなブライダルフラワー、セルリア。花の名(属名)は、フランスの植物学者J. Serrurier(セルリエ)にちなんで名づけられたとも、オランダのユトレヒト大学の植物学の教授J. Serrurier(セルリエル)にちなむともいわれています。 ジョーイセルリア カルメン花言葉「ほのかな思慕」は、ライムグリーンの総苞がほんのりとピンクに色づく花の姿からつけられています。ジョーイセルリア ホワイトは、クリームホワイトの花が咲き進むと、中心がほんのりとピンクに染まり、英名のBlushing bride(頬を染めた花嫁)にぴったりの雰囲気をしていました。 セルリア属は南アフリカのケープ岬の近くにのみ分布し、切り花や鉢花はオーストラリアで品種改良され、育成されたそうです。ジョーイセルリア カルメンはセルリアの新品種で、これまでのセルリアよりも暑さ寒さに強く、花つきが豊かで、花色が鮮やかです。ヤマモガシ科セルリア属、常緑小低木、原産地:南アフリカセルリアの花言葉:ほのかな思慕、可憐な心、優れた知識。セルリアの誕生花:7月9日流通時期:鉢花を冬~春に見かけます。夏の浜辺に咲く花
2012.07.09
コメント(0)
晩春に羽状の葉の間から伸ばした長い花茎の先に、切れ込みが入った鮮やかな黄色い花が夏まで咲き続けます。7月8日の誕生花は、今では栽培禁止になった美しい黄花、オオキンケイギク(大金鶏菊)。花の名は、美しい花色や花の姿から、体の黄色い美しい金鶏鳥(天に住む想像上の鶏)に見立てて名づけられたキンケイギクより、花が大きいことから呼ばれています。 花言葉「きらびやか」は、輝くばかりに美しく、華やかな金色の花の姿に与えられています。花言葉「新鮮で華やか」は、次々と新しい花が華やかに咲くことからつけられたのでしょう。オオキンケイギクは明治の中頃に渡来した繁殖力の強い多年草ですが、増え広がることもなく毎年同じ場所で、数株が梅雨空の下、花言葉どおり「いつも明るく」咲いています。 排ガスにも強く国道の路肩などを黄色く染めて、かつては初夏の風物詩だったオオキンケイギクは在来の植物を駆逐するので、特定外来生物に指定され、今では栽培が禁止されています。キク科コレオプシス(ハルシャギク)属、耐寒性多年草、原産地:北アメリカオオキンケイギク(大金鶏菊)の花言葉:いつも明るく、きらびやか、上機嫌、陽気、新鮮で華やか。オオキンケイギク(大金鶏菊)の誕生花:6月25日、7月8日、7月17日流通時期:―元気色のハイビスカス
2012.07.08
コメント(0)
春に黄緑色の萼(がく)が花びらのように見える小花がたくさん咲いて、小さな実が房になって枝にたわわにつき、初夏に真っ赤に熟します。7月7日の誕生花は、ビタミンCたっぷりの宝石のように美しい実、フサスグリ(房酸塊)。花の名は、枝に房になって、酸っぱい実(塊)がつくことから名づけられました。花言葉「あなたの不機嫌は私を苦しめる」は、赤くルビーのように輝く実の美しさに対して、食べるとあまりのすっぱさに顔をしかめることからつけられたのでしょう。 レッドカラントスグリ類はフサスグリとスグリがあり、フサスグリは実が赤いレッドカラント(赤すぐり)、白い実のホワイトカラント(白すぐり)、近縁種の黒い実のブラックカラント(黒すぐり)があります。別名のカラントは、古代ギリシャの都市Corinth(コリント)に産する干しブドウと実が似ていたことからつけられたそうです。 アントシアニンが多く目によさそうなブラックカラントは酸っぱく、かすかに苦味があります。一坪果樹園をつくろうと植えましたが、冷涼な気候を好むレッドカラントは、暖地では房になるほど実をつけてくれず、夏を越さないので残念です。ユキノシタ科スグリ属、落葉低木、原産地:ヨーロッパ別名:アカスグリ(赤酸塊)フサスグリ(房酸塊)の花言葉:目新しい、新しい経験、珍しさ、予想、あなたの不機嫌は私を苦しめる。フサスグリ(房酸塊)の誕生花:7月7日、7月15日流通時期:実つき鉢植えを晩春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、日本花卉ガーデンセンター、花くらす*野菜くらす、ファインガーデン、産直花だん屋、e-フラワー、国華園さんにあります。 スグリ
2012.07.07
コメント(0)
春から初夏の頃、枝がよく分枝して、光沢がある濃い緑の葉のわきから出たつぼみが開きかけると、固まっていた青い小さなつぼみがいくつものぞき、小花が開くと青い花房になります。7月5日の誕生花は、青い小花が円錐形に集まったさわやかな花、カリフォルニアライラック(セアノサス)。花の名は、カリフォルニア州に分布していて、花の姿がライラック(モクセイ科)に似ていることから呼ばれています。 花言葉「初恋の思い出」は、気持ちよく晴れた空のような花色とやさしい香りの美しい花の印象に与えられたのでしょう。カリフォルニアライラックと総称して呼ばれるソリチャ属は、アメリカ先住民が若葉をお茶に用い、アメリカの独立戦争のときには、輸入が止まった紅茶の代わりに飲まれたそうです。 花言葉「温厚」は、穏やかで安心できる青い花色からきているのでしょうか。葉はギザギザして、少し痛かったのですが・・・花色はピンクや白などもあるそうです。セアノサスは暖地の梅雨の高温多湿と夏の暑さをなんとか乗り越えて、落葉はしましたが、冬越しして、春にきれいな花を咲かせました。クロウメミドキ科ソリチャ属(セアノサス属)、半耐寒性常緑低木、原産地:カナダ南部、北アメリカ、メキシコ北部別名:セアノサス、ケアノサスカリフォルニアライラックの花言葉:初恋の思い出、温厚。カリフォルニアライラックの誕生花:7月5日流通時期:鉢花を早春に見かけます。ペットエコ&ザガーデン楽天市場店、e-フラワーさんにあります。 ライラック
2012.07.05
コメント(0)
晩春から初夏に、地際から伸びた細長く平らな多肉質の茎節(葉の形をした茎)についたつぼみが少しずつふくらんで、金属光沢のある赤や白の大輪の花が咲きます。7月4日の誕生花は、トゲのない豪華で美しい花サボテン、クジャクサボテン(孔雀サボテン)。花の名は、花が孔雀の羽根のように鮮やかで美しいサボテンから名づけられました。クジャクサボテンは、原種のクジャクサボテンや森林性サボテン(ジャングルに自生するサボテン)と属間交配して生まれた園芸品種の総称だそうです。 園芸品種のクジャクサボテンは2~3日昼に咲きますが、仲間のゲッカビジン(月下美人)は一夜だけ咲きます。花言葉「儚い美」は、絹糸のように繊細なおしべをのぞかせて、つやのある花びらが重なった美しい花の命が短いことからつけられたのでしょう。 別名のオーキッド・カクタスは、ランサボテンの意味で、花がランのように華やかで美しいことからつけられています。花言葉「あでやかな美人」は、ランのようにあでやかな光沢のある花の美しい姿をたとえたものです。花色は赤や紅紫、ピンク、オレンジ、黄、白など豊富で、花の大きさは8cm~30cmと、種によってさまざまです。サボテン科クジャクサボテン属(エピフィラム属)、非耐寒性多肉植物、原産地:中南米別名:オーキッド・カクタスクジャクサボテン(孔雀サボテン)の花言葉:幸せをつかむ、儚い美、儚い恋、あでやかな美人。クジャクサボテン(孔雀サボテン)の誕生花:7月4日流通時期:ポット苗を春に見かけます。花ひろば高山、千草園芸、ジョイフル ガーデン ヤマナオ、緑の風yamashokuさんにあります。
2012.07.04
コメント(0)
紅バラは、恋人アドニスを喪ったときに、愛と美の女神アフロディーテの流した涙が白バラを赤く染めて生まれ、ギリシャ語のエロス(官能的な愛)にたとえられる花。白バラは、聖母マリアがバラのつぼみの上にヴェールをかけると、下にあった花はすべて純白になったという伝説から聖母のシンボルになり、ギリシャ語のアガペー(神の愛)を象徴する花。7月3日の誕生花は、赤と白の中間のピンク色の乙女の花、バラ(ピンク)。花の名は、イバラ(茨、荊、棘)が転化したもので、学名のrosaはギリシャ語でバラを意味するrhodonからきているといわれています。 バラ(ピンク)の花言葉「恋の誓い」は、ピンク色が初々しい乙女の心情や初恋をあらわすことからつけられたのでしょう。バラ(ピンク)の花言葉「感銘」も、尊敬の念や友愛などをあらわすピンクの花色からきているのでしょう。 ピチカバラの咲き方はさまざまで、この春公園に行くと株の半分近くが更新されていて、ピチカのつぼみから、開きかけ、開ききった花の姿にきれいだなあと、「感銘」を受けました。大輪のピンクのバラの花言葉は「赤ちゃんができました」なので、贈るときはご注意。バラ科バラ属、耐寒性常緑低木、原産地:アジア、ヨーロッパバラ(ピンク)の花言葉:美しい少女、感銘、恋の誓い、上品、気品、しとやか。バラ(ピンク)の誕生花:5月2日、6月1日、6月4日、6月19日、7月3日、7月23日大輪のピンクのバラの花言葉:赤ちゃんができました。流通時期:鉢花を春と秋に見かけます。バラ苗・野菜苗・さいじょう緑花、ザ・ローズショップ、花ひろばオンライン、安心バラ苗の店、バラの家 【バラ苗専門店】、鈴木バラ園芸、広島バラ園、ブルーミングヤードさんにあります。
2012.07.03
コメント(0)
全117件 (117件中 101-117件目)