11月2日に川苔山へハイキングに行った時、こんな実を見つけた。

あまりの毒々しい赤、こぶこぶした実の着き方に異様さを感じた。ひょっとしたらこれは夏にみたあの奇怪な花・マムシ草の実ではないか?葉っぱが似ている。
帰宅して調べたら こうらいてんなんしょう
(高麗天南星)といい、サトイモ科テンナンショウ属であることがわかった。
五月、奥多摩の日陰に緑色をして目立つ姿であそこにもここにもとたくさん生えていた。不思議な形をした花だったが、緑色に白のスジがきれいで何度も写真を撮った。


08.5月奥多摩にて

あのこんにゃくのような葉っぱの上にまむしが鎌首をもたげたようにすまして咲いていた花が秋にはこんな奇怪な真っ赤な実をつけているなんて!!!漢名は、天南星。俗にヘビコンニャクというらしい。名は体を現す典型的な名前だ。
さらに驚いたのは私はこれはてっきり毒草で危険と思い込んでいたが、毒草ではあるが生薬だという。さるのこしかけと同じで買うとかなりの値段である。
いやあ、驚いた。 植物って奥深い。
参考までに 「薬用部と利用法」
根茎を採り、おろしがねですりおろし腫物に貼るとよい。または乾かして粉末とし少し酢と水を加えて練ったものを肩の凝りに貼る。?痰、鎖痛の効あるからのんでもよいが毒草だから注意を要する。なお類以のものに、ムサシアブミ、ヘビノダイハチ、ウラシマソウなどあり、少し葉の出方、形がちがうだけでいずれも効用は同じである。
「成分」
サポニン、安息香酸、デンプン、アミノ酸などを含む。
「作用」
去淡、鎮静、抗痙攣。
「応用」
中風、脳卒中による半身不随、破傷風、小児の熱性痙攣などに応用される。
民間では粉末を創傷に外用して鎮痛効果があるという。
「用法・用量」
煎剤、丸剤、散剤。1日0.5~1.5グラム。