今回の旅で私のミスでスムーズに事が運ばず戸惑うことがいくつかあった。そのすべてが電車・地下鉄・航空機と乗り物ばかりである。
まずスイスカードの失敗。スイスカードがどのようなカードなのか取説をきちんと読まず、フリーパスのような切符だと早とちりした私はグリンデルワルトからベルンに行くのに気軽に使った。車掌が来てそれに最終使用日を記入したため、カードの効力はその日で終了。最後にローザンヌに移動するためのカードだったのに、結局再び切符を買わねばならず、かなりの損失になった。無知は罪!!無知は損!!
次にベルン駅で電車がわからなかったこと!!ベルンで一日街探検して夕暮れになり、グリーンデルワルト行きのホームに行ったが、今ひとつ確信がもてない。ベルン駅は東京駅のような大規模な駅なので私の如き日本の駅ですら迷っているような者がすぐわかるはずがないのだった。どうも来た時と電車が違う。不安になって近くの女性に尋ねたら全く違うといわれ困惑。親切なその女性に教えてもらってやっと正しい電車に乗れた。
ベルン駅
ローザンヌで地下鉄で迷った話はすでに記したが、再度書く。大聖堂から下り、レマン湖畔のウシー駅まで地下鉄で行こうとしたら、切符を地区の番号で買うようになっている。眼鏡無しで細かい字が見えないし、例え見えても土地の位置関係が全く把握できてないのでどの地区なのかわからない。困ってしまい、近くにいた青年に聞いたら11だと教えてくれてやっと乗った。しかし途中で何だか元の駅に戻っているような気がして青ざめた。フロン駅で乗ったと思っていたがどうやらそれが違っていたようだ。またもや車内で女性に尋ねたら、乗り換えが必要だといわれ、結局その女性に乗り換えホームまで案内してもらったのだった。


ローザンヌの地下鉄 駅の表示板
その駅で表示板を見たらM.ベジャールと出ている。ひょっとしてモーリス・ベジャールバレエ団の場所かなと思い、降りてみたい誘惑に駆られたが、ますます混乱すると思って我慢。何とかウシー駅にたどりついたのだった。
最後はスイスエアラインでの話。液体の土産を買ったところ重量が増えてしまった。スーツケースは20キログラム、機内持ち込みのザックは8キロまでなのでザックに重いものからどんどん入れたのだが、うかつにもアイゼンまで入れた。空港の安全チェックで引っかかり「クランポン、ノー」ということでもう一度チェックインカウンターに戻って預けなおしと指示された。このときはかなり困惑した。だってスーツケースはとっくにコンベアに乗って進んでいるだろうし、どうやって?とか追加料金がかかるのでは?などど考えてしまったのだ。しかし親切なスイス人がクランポンだけ手持ちの袋に包んで再度預けてオーケーとしてくれたので助かった。この係員は最初の手続きの時、スーツケースの重量が22.8キロ位だったのを「本当はだめだけど今回はいいでしょう。でも次回からは20キログラムまでにしてね」とはじめから優しい男性だった。
旅全体を通じて感じたことは 「スイスの皆さんは親切だった 」 ということである。
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