10月11日は朝からすっきり晴れて日が暮れるまで一日中さわやかだった。午後は読書の予定にしていたが、あまりに天気がいいので家の中にいるのがもったいなくて、馴染みの公園に出かけた。紅葉にはまだ早いが、休日とあって家族づれがそこそこ集まっていて穏やかな風景が広がっていた。
じゃぶじゃぶ池でパンツ一枚で水遊びする子どもたちを見る時ほど自分の来し方と歳月を考えさせられることはない。これと同じ風景が我が家にも10年間ほどあった。休日にはよくこの池で子どもたち3人を遊ばせてきた。子育ては楽しみでもあり苦労でもあった。あんなに一生懸命取り組むものはこの先もうないだろう。その子どもたちもすでに成人し、家を離れ、この公園に母と一緒に来る子は誰もいない。これが人生というものである。わかっているが何だか一人ぼっちで残された寂しさがある。
ジャブジャブ池で遊ぶ子ども達
芝生の上で本を3冊斜め読みした。初めは座り、次は寝転がった。水色のきれいな空が高く広がっているのをしみじみと見た。運命を切り開いて自分の道を貫こうとした若い日は既に去り、年とともに気弱になりがちな今は、何もかもあるがまま受け入れて生きていこうという心境に近づいている。
でもやっかいなことに、時たま夢と冒険が枯れ野の中から芽を出す。
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