山への情熱 音楽への愛

山への情熱 音楽への愛

2012年07月28日
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カテゴリ: 映画

久しぶりに息子と映画を観に出かけた。息子はダークナイトライジングの先行上映、私は ヘルタースケルター と共に話題の映画を観た。

一言で言うととても面白く考えさせられた。まずあのエリカ様の完璧なバディと美貌、写真家出身の監督蜷川実香さんの華麗でシャープな映像、一筋縄ではいかない人々が入り組んでショッキングでしたたかに展開する筋書き。表面上は美容整形や芸能界の男女関係などスキャンダラスなことが続く反面、検事が事件を告訴するなど社会的側面も加わっていて話に現実感と厚みを出している。

全身整形をして完璧な容姿を手に入れた主人公リリコが確実に崩壊していく様子が実に痛ましく可哀想だった。女はかくも自分が美でなければならないのか、心身ともにあんなしんどいことをしてまで美にこだわるのか、観ていて辛かった。顔や体が壊れていく様には恐怖を感じた。エリカ様のヌードと顔の完璧さは本当に全身整形をしたように見事だった。世の中にはあんな美しい人もいるのだ。

何かと話題になることが多かった沢尻エリカさんだが、彼女自身の言動とリリコが被るようでまさにこの役にぴったり、熱演だった。彼女しかこの役はできないだろう。一方男性陣の中で唯一まともな人間、検事役の大森南朋さんが冷静で渋く魅力的だった。

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音楽は落ち着きがなかったがこの映画の奇抜さにマッチしていた。途中「第九」の4楽章、例の歓喜の歌の合唱部分が挿入されたり、終わりの方で「美しく青きドナウ」が流れたりした。「何でここだけクラシック?」と違和感を感じつつも展開に合っていて場面の切迫感を出していたのでさすがだった。テルマエ・ロマエのオペラの選曲と同じで音楽は大きな力を持っている。






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Last updated  2012年07月28日 10時19分30秒 コメント(6) | コメントを書く


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