山への情熱 音楽への愛

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2026年06月05日
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カテゴリ: 音楽
6月4日木曜日。午前中は船橋整形外科に肩の点検で受診。午後は浜離宮朝日ホールまでデニス・マツーエフのピアノ演奏会を聴きに出かけた。

                   朝日新聞東京本社と浜離宮朝日ホール外観 浜離宮朝日ホール
マツーエフはロシアのピアニストで、私は聴くのは初めてだった。これまで色々なピアニストの演奏を聴いてきたが、マツーエフは何もかも驚くことばかりだった。
いかにもロシア人という巨漢でドシドシとステージに登場し、ピアノの前に座ったかと思うと一呼吸もせずすぐ弾き始めた。こんなピアニスト見たことない!!。厳しく言うと粗野に見えた。
さらに打鍵が強いというより強すぎる。特に重低音はまるで押し寄せる怒涛のようだったし、弾丸でも打つような感じでもあった。

前半のバッハのシャコンヌとベートーベンの熱情は大好きな曲であるが、低音が響きすぎて違う曲のように聴こえた。曲のもつ精神性や内面性はほとんど感じることはできず、聴いているうちに疲れてきたりした。こんなのはバッハでもベートーベンでもないとはっきりと感じていた。
でも高音域は柔らかく優美は音色を出しているので、結局は彼の音楽性なのだろう。


3曲も弾いてくれたのだが、最も良かったのはチャイコフスキーの「秋の歌」だった。最後のプロコフィエフのフィナーレはこれが芸術音楽の演奏で出す音か?と思う程凄まじい音響で異常とも思えた。強靭な演奏=狂人の演奏に思えるほどだった。
聴衆は喝采していたが、私はとうていそんな気分にはなれなかった。
会場にはロシア人と思しき皆さんもかなり見られた。欧米人の美しさとはまた違うロシア人特有に美しさがあるのでわかる。
コンサートに行くと大抵は喜びに満ち、勇気や感動をもらって帰宅するのだが、今日は何か重々しい気分になり、いつもの喜びがなかった。





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Last updated  2026年06月05日 20時47分19秒
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