「仕入れ量が増えれば規模の経済で、仕入れコストが下がるのが経済の原則」。
いわゆるGMSの商売のやり方でした。
今年の3月~8月の決算はどうかわかりませんが、
昨年の同時期、IYは初の営業赤字、イオンもGMSは営業赤字で、
GMSの終焉とまで言われていました。
では安くするための別の方法はないのか。
たとえば「ユニクロ」は、
規模と無縁の時代から川上に攻め込む機動力と、
川下の消費者が欲しがる商品を探し当てる嗅覚を培ってきたと言われます。
ある意味でIYらしい「単品管理」かも知れませんが、
地道に「強い商品を1品1品作り上げる」ことが、
「安く提供する」ことにつながっていったのでしょうね。
あるディスカウントチェーンの代表者も
「規模がないと低価格品ができないというのは言い訳だ。
センスと知恵でいい商品はできる。
大きくなれば足腰が強くなるとは考えない。
むしろ、その逆だ」と。
以前から「選択と集中」と言われてきましたが、
まずは「小さなコアコンピタンス」で地盤固め。
それは、結晶ともいえるような小ささかもしれませんが、
その結晶の光を多面体にすることで、強い輝きが生まれるのでしょうね。