農哲@ロンドン・バーネット農苑の日記

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農哲@ロンドン

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2011.08.07
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カテゴリ: 心の窓



いただき膳レストラン2号店がオープンする場所であるオーバン、
そして我々のメンバーである?樵さん・一静さんが住むカルディーズ。

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そしてそのカルディーズにて、
?樵さん手作りのコンポストトイレに入りながら思ったこと。

「同じだな。」

それは、今から4年前、福井の山小屋に住んでいた時、
同じく?樵さん手作りのコンポストトイレを使っていた時と形は違えど、全く同じ。

同じことを繰り返している。


より大きなうねりになっているということだ。
あの時は、まだほんの一回転くらいの小さな流れにすぎなかったことが、
今はだんだんと遠心力をつけて大きなうずになってきているようだ。

僕たちは形や行為は違えど、
おんなじことを繰り返しているんだなと思う。

一見、無駄に見えるようだったり、
はたから何をしているかわからないようなことも
それでも「実践する」という行為によって、
静かに、静かにそれが蓄積していって、
気が付けば大きなうねりとなっている。
どうだろう、あの時とやっていることのスケールの違いに気づく。


自分の心、ほんとうの心と体、
そのレベルによって
今この現実となって表れてくるものは、
一見するとおんなじようにみえて
中身は全く違うのだ。



何故、僕たちがスコットランドに行くべきだったのかが
すぐにわかった。

「力」が強いのだ。
特に大地の生命力が。

色濃い木々、恵みの雨、きびしくそそり立つ岩壁…

ここに住んでいれば
人間が本来持っている力を発揮できるようになるはずだ。
彼らからうまくその生命力を分けてもらえれば。

ここで力をうまく蓄えれば、
将来日本に戻った時にも
何か一つのうねりというか、
日本の危機に立ち向かうことが
できるかもしれない。

そんなことを感じた。

もう、目先のことを追うのは止めにしよう。
常に流れというものを考え、感じ、それになるべく沿った生き方をする。
目に現れる事象というものは
一つの流れの中に現れる単なる一点であり、
それは流れを判断する大きな要素ではあるのだが、
ただのそれだけにすぎない。

この流れをうまくくみ取って、利用されるのではなく、利用できるようになれば、
どんなことが起きても平気になっていく、
そして何より、人間本来の力を発揮できるようになるだろう。

僕がここにいる、
できる限りここにいて、さらには何年という期間でここにいる、
というのは今の流れに沿っているという確信はある。

ただし、流れは変わるということは確か。
あくまでも現時点での「流れ」ということではあるのだが。


by Yasu





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Last updated  2011.08.08 00:47:40 コメントを書く
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