PR
キーワードサーチ
カレンダー
弟子えもんさんコメント新着
フリーページ
今日ちょうどスイッチを入れたら
凄腕ドクターのテレビが
子宮温存する慶応大学の
女性ブラックジャック
妊娠をする可能性をなるべく残せるように
手術をするお医者様で
むろんすべての患者がそれに値するわけではないけど
現在日本で46任に1人が子宮がんとか
そんなテレビを見ていて
ふと自分の時を思い出してしまった
38歳の時に子宮頸がんと診断された
全く偶然健康診断で疑わしいといわれて・・・
大学病院へ検査に行った
すると数回の検査ののち告げられたのは
腺癌であるため子宮及び卵巣すべてを広範囲で
とるというものであった![]()
1期後半ということで(それは後から聞いた話ではあったが)
もう反論もなく決定してしまった![]()
ただ仕事をしていたので
手術を2週間ほど待って欲しいとお願いして・・
手術日が決定して即入院の知らせが来た時にも
仕事で無理だと言ったら
大学病院の教授から直々に電話で説得されて
・・・・
今思えば自分の病気を言うものをあまり理解していなかったのだ
それだけ切迫していたことも
本人は全く理解していなくて・・・
土曜に入院して木曜日に手術
さらに抗がん剤など自分には関係ないとすっかり思い込んでいて
切ってしまえばすぐ退院出来るとおもい、
仕事に復帰できると思い込んでいた![]()
当時はこれほど情報もあったわけではないし
笑ってしまうほどの楽天的自分であった![]()
しかし現実は過酷なものであった
術後見舞われた更年期の症状
そして抗がん剤の副作用![]()
異常なほどに嗅覚が発達して
今まできずかなかった臭いを感知して
その都度強烈な嘔吐にみまわれ
胆汁まで出て込み上げてきて・・・
食事など一切食べられずに
食事は来るころにはトイレに逃げていた
あのトイレの臭いは臭いけど吐き気を感じなかったからだ
それから
ず~~~~と点滴で栄養を取っていた
そのうち血管は細くなり
右手の甲の太い血管に針は入れられて
手を使うと針が当たって痛い
さらに膀胱近くまで切っているので
お小水が出ない
まったく尿意を感じない
日に数回管を入れて排泄するのだが
自分が尿意を感じなくても管を入れると
いい音でお小水が出るのである
これも恥ずかしいよりも情けなくて
1回目の抗がん剤の後白血球も500以下になり
面会も売店の買い物もだめで
・・・・
やっと落ち着いた頃にシャワーが許可になった時
さっぱりできると喜び勇んで
シャンプーをしていると
なんだか異様
すると長い髪の毛が手に絡まって
どんどん抜けるではありませんか![]()
それが半端な量ではありません
もう触るのも怖くなって・・・
そっとタオルを頭に巻いて戻ってきて
ナースに
「髪の毛が抜けちゃって・・」
「そうね~副作用でね~」
はじめから抜けるって言ってくれれば
髪の毛もっと短くしたのに
それからは日々抜けて行って
ずっとロングだった髪はいつの間にかショートになって
ショートはあっという間に海坊主になってしまった![]()
枕に落ちる髪の毛が発狂したくなるほど気持ち悪くて
さらに体毛も抜け初めて・・・
地獄のような日々
でも本当の地獄はこんなものではなかった
ひそやかにささやかれる入院患者の情報
そしてある日目撃してしまった
亡くなった方がストレッチャーで連れてゆかれる様を
隣ののベットにいた方です
頭にがんが転移して
入院した時にとても親切にしていただいた方だったのに・・・
さらに同レベルの患者さんが退院後再発して
再入院して助からないと
あ~~~
これが現実
その時初めて自分が死ということを感じた瞬間でした
あの時このブラックジャックのようなドクターがいて
もし子供が生めていたら
今自分の生活は全く違うものになっていたのでは
今更そうう持っても時が戻るわけではないけど
人生のターンポイントだったかな~
子供も生めずに38歳で女性では無くなってしまったというショックより
生きていられたことへの感謝を初めて考えた瞬間でもありました