書評/藤巻健史「100年に1度のチャンスを掴め!サブプライムローン後のマーケットはこう動く!」
4点/5点
藤巻氏の著作「藤巻健史の5年後にお金持ちになる資産運用入門」を読んだ後にこの本に手を伸ばしました。
以前書いたレビューでも触れていますが、この本で藤巻氏は「資産インフレ」(株や土地などの値上がり)が来ると予測しておられました。
この本が書かれたのがサブプライムローン問題が起こる前。
そして今回読んだ「100年に1度~」は08年9月~09年1月に書かれたものを大幅に加筆・修正したとあります。よってサブプライム・リーマンショックを織り込んだ上で書かれたと考えて差し支えないでしょう。(当然、ギリシャ発欧州信用危機は起こっていませんが)
さて藤巻氏は「資産インフレ」になるという予測についてどのように思っていらっしゃるのでしょうか?
サブプライムローン問題が起きたせいで、資産インフレの到来が遅くなったことは認めます。しかし、この危機のせいで、より一層すさまじい資産インフレが起きるのではないか?と思いはじめたのです。(p19)
と言うことで時期については後ろにずれこんだけれども、「資産インフレ」が起こるというお考えに変更はないようです。
むしろ規模で言えば大きく「資産インフレ」が起こるとお考えのようです。
ちなみに藤巻氏は「資産インフレ」に関してはかなり思い入れがあるらしく、景気回復には「賃金up」よりも「資産インフレ」が効果的との持論を展開しておられます。
気になる方はこの本を手にとってその理論構成を読んで頂きたいのですが、私のような素人にとっては「(少なくとも私のようなど素人から見れば)専門家が経済・金融に対してどのよう思考をするのか」を読むことが大事なのではないかと思います。
そして彼らプロ並みとはいかないでしょうけど、自分なりの考え(仮説)を持てるように勉強していく。
このような姿勢で臨むのがベストなのかなぁと思っています。
私はまだ自分なりの考え(仮説)を持てるまでには至っていませんが。
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