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息子が小学一年生になってから、一番心配だった給食も、思ったより楽が出来ている。除去は完璧。代替えは自由。クリスマスケーキなども、アレルギー用のが出て、「そっちの方がおいしそうなんて、羨ましがられた。」との報告も。同じ県内でも、地方によってはだいぶ対応が違うようで、全部コピー食弁当を持って行っているY町のアレルギーっ子ママからは、大変羨ましがられている。またお隣のN市では、食育に盛んなのは良いが毎年味噌作りを恒例としているので、来年その小学校に入学する米や大豆アレルギーを持つHちゃんのママは、ため息の毎日だ。市内でも、別の小学校では「牛の乳しぼり体験」なんてのがあり、乳アレルギーでなければ面白そうだと思うが、うちの子は「死んじまう~」なんて言いそうで、その学校でなくて良かったと、胸をなでおろしている。とはいえ、うちの息子は他の子と少しでも違うと気になる体質で、これはこれで少々困りものだ。というのも、「パン」だけは、どうしても前日に家で焼いたものを持って行かないと気が済まないのだ。同じ学校でも、2年生のSちゃんは、パンの代わりにおにぎりでも何でもオッケーなのに、息子は眉間にしわを寄せて泣きそうになるので、仕方なくパン作りなどに挑戦させていただいている。なんて言ったものの、今まであんまりパンなど作ったことがなかったので、初めはいうまでもなく大変だった。発酵しすぎてボールからあふれ出したり、なんでかカチカチになっているのをむしって、みんな無言でムシャムシャ食べたこともあったっけ。「味はいいんだけどね…」などと慰めてくれて、ありがとう(笑)。ある日、学校からの献立表に「自由献立」なるメニューを発見。なんじゃこりゃ。そこには、子どもの好きそうなメニューがずらりと並んでいる。どうやら、子どもたちが主体で、好きな食べものを選んだりする日があるらしいことがわかった。そして、パンの項目に「メロンパン」甘くておいしい…の字を見つけ、驚愕。もしかして、メロンパンを作るわけ?この私が?そして、息子からの容赦ない台詞「メロンパン楽しみ。」…、いつものように、コッペパンじゃだめ?丸く作ってやるから。「えーーーーー。」また眉間にしわだ。クラクラ…。解った。わーかった。で、レシピを探し一生懸命作った。クッキー生地?なんじゃこれ。カロリー高すぎ。おかず食べれるのか?それは、上皮がぼろぼろとこぼれ、これはパンか?というような出来だった。甘過ぎて、一個食べると他になーんにも入らない。(笑)その後たまたまアレルギーの定期検診で、先生にコツを聞くことが出来たが、霧吹きを拭いたらいいよというくらいのことで、解決できるようなものではなかった。もう2度とメロンパンの日が来ませんようにとお祈りするも、2学期になるとまた「自由献立」なる字が。嫌な予感。「帽子パン」いやいや、帽子パンって、高知が発祥のあの帽子パンですかーーー???…レシピがあるかどうか、だって発祥は高知だし…と…、インターネット時代に生きてて良かった。卵や牛乳を使っているレシピなら有った。数年前なら挫折しているところだが、ここは「失敗は成功の母」。失敗なら、今までに一杯してきている。収穫アリ。材料はメロンパン一緒じゃん。卵の代わりにタピオカ粉を使ってみよう。上にグラニュー糖が乗ってないだけで、形を帽子に整えれば…。で、以前失敗した点を改良、パンそのものを帽子に仕立てることで、形も解決。砂糖を半分はちみつにして、ザラザラ感を除去。そして手に水を付けながら形成することで、うまく張り付いたのでこんどは崩れず。サイトに「高温で短い時間」の方がうまく焼けるという、ラッキーなコツを見つけ、210度で12分(前は190度で18分)焼く。やったー。上の写真は、その時のもの。後日、帽子パンについて「給食室の職員一同、感激しました」との連絡があり、なんだか苦労が報われた気がして、涙が出た。自分で言うのもなんだけど、母の愛。すごいなー。私でも作れるんだー。アレルギーの子どもを持つお母さんたち、大変だよなー。でも、こうしてお料理の腕が上がるんだから、頑張ろうよー。以前私は、お料理大っきらい人間でした。今も、あんまり好きではないけどね。(笑)
2010年12月27日
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