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マンネンタケ テラツツキの痕跡
高取城では霊芝(マンネンタケ)、琢木鳥(テラツツキ)の痕跡、ヒメカバイロタケ、ツガサルノコシカケ、リョウメンシダ、トウダイグサ、オドリコソウ、まだ花をつけるに至っていない青木の群落などが、顔をのぞかせ、無言の語り部となって私たちの前に次々と出現。

ツガサルノコシカケ リョウメンシダ
ひたすら感動して、声を失い小雨のふりしきる本格的な城址を行き来したひとときはそれぞれの心に何かを刻み込んだようだ。


高取への往還路
おとなう人とて無いこの山頂に、壮絶な人力を尽くして城を築き、無常の思いを石に刻みつけた人たちの妄執とも言うべき夢の跡。その情念の底に立ち尽くし、人はどう生きても悔いの残らぬ人生なんて望むべくもないことを私は深く心に刻んだことである。

光永寺の人面石 香高山の石仏群
ウグイスの声を堪能しながら土筆たちのちらほら見える農道を下り、高取は土佐町の町家をのぞき雛めぐりをして立ち寄った光永寺の人面石(左)、そして京の清水寺とゆかりの深い小嶋寺まで歩き、20年ほど前に友人と連れだって手の荒れの治療に来た皮膚科の高名な医院がたしかこのあたりにというSさんの言葉にいざなわれ土佐町をくまなく歩き、ついにみつけた石川医院も健在であった。


子嶋寺 石川医院
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