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北野天満宮のあとはスイ―ツラリーのリーフレットにいざなわれ、嵐電の嵐山駅へふたたび車上の人となる。
嵐電嵐山本線と北野線の分岐駅の帷子の辻は、MOOKきのこ9巻に掲載した荒井良さんの張り子作品(写真下)の通り、嵯峨天皇の妃であられた檀林皇后が禅の無常の教えを知り、多くの人が悟りの道に目覚めるよう、自らの遺骸を人の目につく辻に捨てさせたという説話から。
余談になるが、荒井良さんの張り子は、水に湿らせた紙を貼り重ね、乾燥させた後に型から抜くという単純作業のかぎりない繰り返しから生まれるが、その作品は、完成後も人の手で簡単に握りつぶすことができてしまうあやうさが生命だ。僕は神戸のギャラリー島田で彼の作品と出会い、その場で釘付けになってしまった。これぞ究極のきのこアートだと思ったからだ。
掲載の写真は彼の2003年75cmの張り子作品「帷子が辻(かたびらがつじ)」である。興味のある方はMOOKきのこ9号か、木耳社の荒井良の妖怪張り子「化けものつづら」2500円+税をどうぞ。
嵐山駅での楽しみは今日をかぎりに改修工事のためしばらくお休みになる駅構内の足湯だ。さて足湯場へ行くとガッキ―ちゃんがいない。山口親子に聞くと、「おねえちゃんは更衣室に入ったよ」とのこと。以前水着姿で足湯に横たわって温泉気分を味わう話しを聞いたことがあったので、用意の良い方だな。しかし、あの人ならやりかねないなと楽しみにして待つこと3分。着衣のまま更衣室から出てきたのでがっかりしながら聞くと、ストッキングを脱いだんだって。まあそうした期待はずれもありましたが、座る位置によってかなりな温度差のある足湯で訥々と爺々婆々の会話を楽しんで熱い順番に退場。嵐山駅を出て、琴線に触れるスイ―ツ・スポットを探りながら少し歩いて天竜寺の外周道路のふれあい地蔵(写真上)にご対面。そしてまもなく本わらび餅で意見は一致し、入ったところがカフェ・稲。ここの本わらび餅を用いたパフェ(写真下)にはじまり、ぜんざい、あんみつ、アイスクリームなどなど思い思いのスイーツを楽しみとりあえず現地で流れ解散しました。といっても全員大阪方面まで一緒だったのですが、それから後の楽しみはな・い・しょ。

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