夢みるきのこ

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2019年01月05日
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 かって隆盛を極めたセイタカアキノアワダチソウ。ススキが全滅し、我が国の古来よりの景観がこの帰化植物たちのせいで一変するといわれた嫌われ者だった。


私はススキと同様にセイタカアワダチソウも大好きな野草のひとつで、20歳の頃はじめた俳句の機関紙のタイトルを『あわだちそう』としたくらいだ。

 そんなアワダチソウだが、厳冬期の芯まで枯れた姿にもっとも心惹かれるのは今も変わらない。

​​​ 正月休みのしばしのアワダチソウとの対話に割り込んできたのがコガネ二カワタケ Tremella mesenterica の仲間だ。枯れ果てた雑木林のかたすみでせっせと働く姿はやはり無視できないものがある。さっそく森の新春対談と相成った。​
アワダチソウ ​いわく​ 「棲み分けを選んだおかげで、ススキくんたちともお互いを引き立て合い、僕たちもこの列島の風景に溶け込むことができました」
コガネニカワ ちゃんは「そうね。あなたたちはようやく安定期を迎えたみたいね。私たちはまだまだってとこね。土壌汚染が深刻化し、加えて野山の樹木が高齢化時代の名残りでまだまだ再生力がついていないので、本来春先に活動をはじめるのだけど、ずっと休憩なしの残業ばかりで疲れてしまうわ」
ボク 「なるほど、どうりでちょっと疲れた様子なわけだ」
かくしてぼくたちのお正月も早々と過ぎていきました。
​​​





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最終更新日  2019年01月05日 10時33分13秒
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