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カテゴリ: ミステリ
 オースティン・フリーマンの『 ペンローズ失踪事件 』を読み終えました。
 まず内容を簡単に。ペンローズというのは人の名前です。彼は、奇妙な収集癖を持った人物です。物の価値もわからないで集めているようであり、整理方法もめちゃくちゃに見えます。そんな彼が、奇妙な失踪を遂げて、それが犯罪につながっているかもしれない・・・というストーリーです。
 奇妙な男がいきなり出ていなくなるわけですから、序盤の怪奇性は十分です。地道に証拠を追う展開は堅実です。終盤は、クリスティーなんかと比べてしまうと意外性にかけるかなぁというのが正直な感想です。
 また、この作品の特徴として、考古学・歴史の知識が多く登場するということがあります。フリーマンの作品というと、薬物や科学用語というイメージがありますが、歴史関係の知識もよく出てくるのです。たとえば『オシリスの眼』ではエジプトのうんちくが、『31番新館の秘密』では楔形文字の知識が披露されます。『ペンローズ・・』では骨董品の知識が扱われます。
 そのほかに思うのは、ソーンダイク博士シリーズには、レギュラーメンバーが多いこと。この作品では、いつものメンバーであるソーンダイク、ジャーヴィス、ポルトン、ミラー、ブロドリブ、などが登場します。したがって、探偵が犯人、あるいは・・・などということは(おそらく)考えられません。そして、ああ、また会えたなという感じになります。このあたりが、フリーマンの作品を穏やかに読める理由なのでしょう。
 トリックについては言及はしませんが、それほど珍しいものではないと思います。彼の長編ではしばしばバリエーションを見かけます。
 そのほか、暗号も登場。ただし解けないよなぁ・・・と思いました。ポルトンのちょっとした出番もあり。フリーマンはこのころからポルトンを活躍させようともくろんでいたのでしょうか?ポルトンの顔は非常に特徴的らしいです。





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Last updated  2007.10.15 22:51:22コメント(0) | コメントを書く
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