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私の机の上には、いつもたくさんの石鹸とシャワージェルが並んでいる。サンプルを送ってくれるのは、コンタクトを取り始めてもう3年以上経つ、南仏のソープメーカー。まだ一度も会ったことがないけれど、私の質問にはいつも詳しく答えてくれるし、サンプルを頼めば無償で送ってくれる。郵送費って、すごく高いのに。とても、プロフェッショナル。いつか絶対に彼の工場で、私のオリジナルの石鹸を作ってほしい。今はまだ、とてもオーダーできるほどの資金も売り先もないのだけれど。今年の夏は、工場を訪ねてみようかな。
2007年05月30日
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私が初めてフランスに行った頃は、まだインターネットもメールも出始めたばかりの頃だったから、今の留学生とは違って孤独感が強かったように思う。初めての留学先はリヨンで、大学には何人か日本人学生はいたけれど、日本の情報を得るのは難しく、日本人向け新聞OVNIにちょこっと載っている日本の記事を読むのがとても楽しみだった。今は世界中どこの国にいても、ネットで日本の情報が得られるんだから、本当に便利になったと思う。それに、メールがあれば家族や友人と毎日連絡が取り合えるから、孤独感なんてあまり感じないんじゃないだろうか。私の旦那も、仕事から帰ったらまずネットを開く。その日のフランスのニュースに目を通し、食事中はTF1のニュースを流す。だから、私は日本のニュースよりもフランスのニュースの方がよく知っているかもしれない。日本に住んでいるのに...。私の留学時代はそんなことができなかったから、意味が分からなくてもフランスのテレビを見るしかなかったのよっ。全く、うらやましい...。私がリヨンに住んでいた頃は、ひとりぼっちで暇でさみしかったりしたら、街に散歩に出かけた。ローヌ川のほとりを、一人でゆっくりゆっくりと歩きながら、「自分は将来何がやりたいんだろう。」と何度も考えた。ふと気がつくと街の終わりに来ており、街には終わりがあることに初めて気がついた。日本にいる時は、歩いても歩いても、街が終わることなどなかったから...。*****************************************そんなことを思い出していると、シンガポールからメールが入る。「質問受け取りました。すぐにフランスの工場に伝えましたが、今日はフランスが祝日なので回答できません。今週中には返事ができることを願っています。」って、また今日も祝日?あーあ、こんなことしてたらまた今年も終わっちゃいそう...。
2007年05月28日
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私の義の姉、つまり旦那のお姉さんはフランスの産婦人科医。昨今のフランスの出生率の増加もあって、去年だったか一昨年だったか、彼女はフランスで一年間に一番多く出産を取り上げた産婦人科医だった。確かに、私も長女をパリで妊娠・出産した時は、わざわざ女の先生を探したっけ。二人目は男の先生だったけど、やっぱりかなり抵抗があった。多くの女性は、女医さんに診てもらいたいって思うんじゃないかな...。お義姉さんが忙しいのも、理解できる気がする。またフランスでは、イスラム主義者の女性達が、男性の産婦人科医に診察を受けるのを拒否することがあるらしい。いざ出産となり、男性医師がかけつけた所、「おまえは妻に手を出すな!女医を呼べっ!」と叫ぶイスラム主義のだんな様もいるらしい。さらに大変なことに、彼女は外科手術の結果のことで、よく患者さんに訴えられるという。「だからもう手術はしたくない」って。日本人だったら、よっぽどのことがない限り、手術をしてくれた医者を訴えることはないのではないか?女性産婦人科医って、本当に大変そう。だけど、女性のためにもぜひもっと増えてほしいと思う。体に気をつけて、今日もがんばってね、お義姉さん。
2007年05月24日
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フランスから石鹸の全成分表が届いたけれど、思っていたよりもナチュラルではなく、ちょっと落ち込んでしまった。やっぱり化粧品の輸入って難しい。特に色素はEUと基準が違うから、ヨーロッパでは化粧品に使えても、日本ではだめな場合がある。同じ人間の肌なのに、どうして???他の仕事で、最近アメリカやヨーロッパのオーガニック&ナチュラル化粧品ばかり見ているから、ちょっと法定色素が入っていたり、合成香料が入っていたりするだけで、「えっ!ナチュラルじゃないのっ!?」って思ってしまう。よく考えてみると、通常の化粧品には法定色素が入っているし、合成香料だってたくさん入っている。私も今まで何も気にせずに、平気で使ってきた。でも世間のトレンドはやっぱり、「ナチュラル&オーガニック」なのよね...。いったい、自然成分の化粧品にこだわる女性ってどれぐらいいるのか、聞いてみたい!!!
2007年05月23日
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今日は母の日であり、私の誕生日でもあった。ちょうど一年前、会社を続けようか辞めようか迷っていて、とある起業塾に通った。あれからもう一年。起業塾で立てたビジネスプランの通りにはいっていないけれど、石鹸を売ろうと決めた。会社をやめてフリーになって約9ヶ月。起業準備を始めて約4ヶ月。準備は順調に進んでいる、とは言えないけれど、海外との交渉があるから仕方がないか...。先日テレビで、「自分のペースで仕事をしたいから自分の会社をたてた。」というお母さんが紹介されていたけれど、私も共感した。自分のペースで、子育てをしながら好きな仕事を思いっきりできたらどんなにいいだろう。両親が近くに住んでいない私にとって、それはほぼ不可能な願いだと思っていた。でももし自分の会社をたてることができたら...?時々、独身や、既婚でも子供のいない女性がどんどん仕事で成功しているのを見ると、心がモヤモヤしてしまう。他人と比べてもしょうがないことはよく分かっているけれど、やはり比べてしまう。私がここに留まってもがいている間に、みんな成功していってしまうようで...。子供を産んだことに全く後悔はしていないけれど、仕事の面で思い通りにいかないと、子供がいなければ私だって、と思ってしまう。この間だって、ちょうどお迎えの途中で仕事の電話がかかってきて、しかも下のチビが泣きだした。「すっ、すみません、ちょっとかけなおしてもいいですか?」「...大変だねぇ。」タイミング悪すぎ。仕事と子育ての両立は、いつの時代でもどこの国でも、女性の最大の問題だと思う。働く母親達は、みんな、悩みながら仕事をしている。いったいどうやったら、両方とも納得のいくようにできるのだろうか。そんなことを考えながら、またひとつ歳をとった。
2007年05月13日
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知り合いにフランスの大学のことについて聞かれたので、久しぶりにパリで通った大学のノートや資料を引っ張りだした。あのころはよく勉強したなぁ...。点数ギリギリの科目もあったけれど、留年せずにディプロムをとったのは、エライ。で、Commerce Onternationel(国際貿易、ビジネス)学科のDESS課程(修士号の後に、一年間で専門的知識を習得するコース)の時間割を発見したので紹介してみたい。月曜日:10:00-12:00 外国語(中国語)18:00-21:00 外国語(ロシア語)火曜日:9:00-10:30 商法、国際商法13:00-14:30 外国語(日本語)水曜日:8:30-10:00 商法、国際商法12:00-15:00 ビジネスに関する講演会木曜日:15:00-18:00 ネゴシエーションのための英語金曜日:9:00-12:00 国際税法、輸送、税関土曜日:9:00-12:00インターナショナルマーケティング外国語は英語(必須)+もう1外国語が必要だったので、私はもちろん日本語選択。この大学はアジア言語が専門だったことが、私がここを選んだ最大のポイント。日本語が選択できない大学でCommerce Internationalをやろうと思ったら、英語+スペイン語、ドイツ語、等々が必須でしたから...。どれも聞きなれないフランス語の授業で大変だったけれど、一番苦労した科目は商法と税関だったかなぁ。5月の試験では点数が足りず、夏休み明けの追試でようやく合格できマシタ...。大変だったけど楽しかったのは、インターナショナルマーケティング。英語の戦略マーケティングのケーススタディをもとに、2グループが経営戦略会議でプランを発表し、他の人たちが評価するという授業内容だった。同じグループになったオレリー、キャリーヌと一緒に、夜遅くまでパワーポイントでスライドを作り、戦略をプレゼンしたっけ。この授業のおかげで、フランス語でプレゼンをする力がついた。他の仏人学生みたいに即興でプレゼンなんてできないから、事前に台本を作ってそれを暗記してプレゼンにのぞんでいたけれど、いい練習になったと思う。プレゼンも、レポートも、試験も、卒論も、すごく大変だったけれどもすごく良い経験だった。これからフランスの大学で勉強したいって言ってたMちゃん、ぜひがんばって下さいね。
2007年05月10日
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先日、展示会でイタリア人の通訳をした。「こんど展示会でイタリア人の通訳するんだよ。」とフランス人の旦那に言うと、「え、イタリア人?気をつけろよ、イタリア人はすぐにアソコを見せたがるからな。」なにそれ~、何変なこと心配してるの!!! でも、ほんとかなぁ...。とちょっぴり不安に。幸いにもエクスポートマネージャーとアシスタントの女性の二人だったので、そんなことは起こらなかった。(あたりまえか)まったく、フランス人ってすぐに近隣諸国の人々をおちょくるんだから。特にベルギー人に対するジョークはものすごく多い。ベルギー人をすぐバカにする。でも、ベルギー人の同僚の前で平気でおちょくるんだから、もう挨拶みたいなものなんだろう。私なんか、旦那が日本人をばかにすることを言ってたら、すぐにカチーンとくるんだけど。そんなに真剣に受け止めなくてもいいのかもね。ヨーロッパの人々はいろいろな国が密接して生活しているから、そんなジョークも友達感覚でとばせるのかな。日本も中国や韓国ともそんなジョークを平気でとばせあえる関係になればいいのにな。
2007年05月09日
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フランス大統領選挙は、サルコジ氏の勝利。よかったよかった、これでわが家庭内も安泰。もうサルコジ演説をBGMに夕食をとらなくてもすむ...。フランスでは、サルコジ氏の提案する厳しい移民政策に反発してすでに暴動が起こっているよう。彼の提案は厳しいように聞こえるけれど、正しいと思う。ロワイヤル氏はサルコジ氏との討論の際に、仕事帰宅途中に暴行された女性警察官の例をあげ、彼女達全てにガードをつけるべきだと提案したけれど、どうしてそこでまた税金をつかって、公務員のボディガードを雇おうと思うのかわからない。暴行事件が起こらないよう社会を取り締まるのが先じゃないの?いかんいかん、私まで頭の中がサルコジ調になってきている。でもがんばれ、フランスの新大統領!いいフランス社会を作ってくれ!と、こんな風に日本の首相も応援したくなればいいのに。フランスは83%の投票率だったそうだから、すばらしいし、うらやましい。日本にもこんな選挙が、政治家が出ればいいのに。***************と大統領選挙について考えていたら、娘が学校の討論の授業で「擬似選挙」をやったらしい。2クラス合同の授業で、男の子二人と女の子二人が大統領候補に立候補したらしいが、なんとうちの娘も立候補したという。すごいぞ、わが娘!もしかしたらゆくゆくは初代女性大統領...?でも残念なことに、彼女は一次投票で落ちてしまったそうだ。「私の名前は三票しかなかった。」だって。いいのよ、立候補しただけで。「どうして立候補しようと思ったの?」と聞くと、「え?別に。大統領って選ばれても何もしなくていいんだよ。」ただの目立ちたがり屋さんなのね...。
2007年05月08日
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フランスの大統領選挙もいよいよ明日最終投票。ここ約三ヶ月間、旦那の影響で毎晩いやというほどサルコジ氏の選挙活動や演説を聞かされてきたので、明日が終わればしばらく静かになるかと思うとホッとする。旦那が夜遅く帰ってきて、やっと静かに食事がとれるかと思うまもなく、ネットでサルコジ氏のサイトを開き、その日の演説を流す。サルコジ演説をBGMにしての夕食はもううんざり...。フランス国内の人達も、このうるさい選挙報道にかなりうんざりしているらしく、早く終わって欲しいと思っている人も多いのではないだろうか。それでも先日のロワイヤル候補VSサルコジ候補のTV討論対決は、ついつい見てしまった。フランスから初の女性大統領が選出されれば、同じ女性として嬉しいことは確かだけれど、議論を聞いている限り、サルコジ氏の方が大統領にふさわしいと感じた。ロワイヤル氏はちょっとヒステリックに映ってしまったし、具体性にかける提案ばかり。サルコジ氏の方が落ち着いていたし、信念と確信を持って話をしていたように感じたのは私だけではないはず。そうは言っても、結果は実際に投票が終わってみないと分からない。アメリカでは、現地駐在員の投票がすでに始まったという。結果はいかに?
2007年05月05日
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このところフランスの休みや日本の祝日等も続き、なかなか石鹸プロジェクトが進まない。どこで止まってしまっているかというと、全成分表示がなかなか送ってこない。研究所が自社工場にあり自社薬剤師がフォーミュラを組んでいる工場ならば、すぐに全成分も分かるはずだろうが、送ってこない所を見ると、どこかに委託していると考えられる。100種類以上も製品があるから、全部の全成分を送るのは大変かもしれないけれど、自分達の製品の成分表ぐらい自分達で持っていないものなのかしら...。日本の薬事法はかなり厳しいというけれど、他の国から輸入の際に全成分表を頼まれたことはなかったのだろうか??? まあ、海外の大手化粧品メーカーでさえも、日本進出の際には輸入禁止成分等でかなり手こずると聞くので、こんなことはあたりまえと考えるべきだろうけれど。まだまだこれからも必要な書類はたくさんあるんだけどなぁ...。
2007年05月04日
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