2004年10月09日
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カテゴリ: 音声反訳
またしても音声反訳の話。
今日も聞き直し進行中。途中で不明語の検索にはまると、なかなか進みません。
でも、難物がヒットするたびに「アタシって天才!」と、誰も言ってくれないので自分で叫びながら、がんばってます。あ~あ、ムナシイ。

反訳での取扱い媒体についての話ですが。
ちょっと内輪の話、昔話などいたしましょう。
当時はテープを主に扱っていたので、タイトルはかっこつき「テープ起こし」です。

うちは基本的に、なんらかの方法で再生できるニホンゴ音声であれば、何でも起こします。(「録音されてない音」やら「外国語」は勘弁ですが^^;)
まあちょっと(相当?)手間はかかりますが、オープンリールでもソノシートでも、その気になれば対応できるのです。>ん? 何それ、って?

べつに大きなことを言っているわけではありません。

わたしは「音」にかかわる勉強をずっとしてきていて、所長はパソコン、つまりデジタルデータに関する技術の側で暮らしてきてた。だから、二人分の知識と機材を合わせれば、とりあえずなんとかなるかな、と。(^^;

まあ、もう一つの理由としては「採算度外視」に近いことができるということ。
常に「技術研究」の視点を持ちながら仕事をする気持ちがありますので、つい時間がかかってもできることならと、引き受けてしまうのです。
それが、反訳の仕事を始めた当初、「難聴録音専門」になった理由なんですけどね。
「このテープ、録音失敗してるんやけど、なんとかならへんやろうか」と持ち込まれるテープたち。それを音声処理したり、様々な手持ちの機材にかけてみたりして、かすかにでも聞き取れる状態にまで持ち込みます。(ここまでは所長の担当。無報酬)
それで終わりならばいいのですが、そのまま「起こしといて」と。(^^;;;;;
いきおい、そういうのばっかりやらせていただくことになったのでした。
通信教育でもここまでキビシクないのでは~(T_T)

あのころは、音声データをネットでやりとりすることは現実的ではありませんでした。
けれど、そんな時代は近いと、みんなで慰め合い(笑)ながら、ネコの首にカセットテープをくくりつけて送っていたのです。
どこの業者が信頼できるとか、どこからどこには何日で届くとか、そういう話題も興味の対象でしたね。>ああ、トオイメ・・・


当時、直受けのための営業はせず、師匠のお手伝いをしていました。
すべての業務が未経験で、どれもこれも師匠にかじりついて習得しながらの受注、という世にもムチャでムボウな時代でした。





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最終更新日  2004年10月09日 22時52分29秒
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