2004年10月12日
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カテゴリ: 音声反訳
15時間分(実際にはもっとあったぞ)の聞き直しをなんとか終えて、直接納品に行ってきました。
昨日の夕方までに仕上げて、宅配便で送るつもりだったのが、思いの外、修正が多いものが最後に残っていて、どうしてもあきらめることができなかったのです。
たいへん感情的なしゃべり方をされる話者で、それに引きずられるように、「!」「?」を多用、しゃべりコトバのままで起こしてくださっていたのが一本。
これは、所長に聞き直しを頼んでいたので、調べ物などはしなくて済んだのですが、言葉尻を変えていくだけでも、ずいぶん時間がかかってしまいました。
それと、たいへん丁寧にリライトをかけてくださっているため、他の同話者の原稿との整合性が取れなくなっていたものが一本。
これは、原稿を見た時に、ほんの少し違和感を持っていたのですが、出来の悪い原稿ではなかったため、音を聞くまで気づくことができず、作業が遅れたのでした。
こういうのは、はじめて。盲点でした。反省。



よく「ヘルプ」といわれている「外注さんへの発注」について、そういうことをやってる現場の話をちょっと書いてみようかな。

とりとめない話になりますが、そんな世界もあるのねってことで。

ぜんぶ自力でできれば、それに越したことはないのですが・・・ということが前提です。
「自分のできる範囲でしか受けない」という方を否定するものでは、決してありません。そこんとこ、事情の違いをどうぞご理解くださいませ。

わたしの仕事のやり方は、もともとすべて分業を前提にしています。(受注しているすべての業務がまず「分業可能かどうか」を基準に選ばれており、分業できない仕事はしていません。反訳も当然そうです)
それは、うちの職場が最初から「できることだけをできる人がして、無理や負担のかからないように」というやり方をしているからです。
ですから、ほんとうに音を取るのがせいいっぱいの人が、荒起こしをすることもあります。(いまは、そこまでのことはありませんが、ほ~んとソラミミアワ~なのよ)
報酬はもちろん安くなるけど、無理して身体をこわすより、少しでも実務経験を積んで欲しいという理由からです。

最初の荒起こしを誰かがして、最終データを作成することだけを担当する、ということ自体、わたしにとっては当然のことで、なにがなんでも自分で起こさなくては・・ということを思ったりはしないのですが。
でも、やはり修正しやすいデータと、そうでないデータというのはあるのですね。
一番やりやすかったのが、所長のデータです。表記や句読点、気に入らないことは多々あるんだけど、それでも一番血が濃いと感じました。
(相手のクセもわかってるから、修正もしやすいんです)


1.起こし作業を行う人(メンバーさんか外注者さん。時間があれば、わたしか所長)
2.スタッフ(データ修正者。たいていわたし)
3.スタッフ(最終校正・校閲者。たいてい所長)
という流れです。

最初の1.2.の出来がいいほど、3.の人の負担とストレスは、時々たいへんなものになります。

1.の原稿の出来が良ければよいほど、その傾向は顕著です。
わたしが途中で「も~めんどうくさいっ!調べ物はまかせたっ!」となることもありますが、たいてい意地になって調べていますからね~。わははは~。
逆に所長が2.を担当した分は、まだまだいじる余地があって、それはそれでたいへんなんですけどね。

今回も、わたしが一番信頼している外注さんの原稿、最終的に少しだけ不明点が残ってしまったのを、所長が調べて、その達成感のなさにキレてました。わははは。
「乾いたタオルを絞るようなもん」だと評されますが、ほんとそのとおり。
辛い仕事だと、お察ししますわ。>所長

仕事が終わる前、はじめてお手伝いいたたいた外注さんがデータを納品くださった際、「よかったら、参考までに納品原稿をお送りしましょうか」とお尋ねしたら、「送ってください」とおっしゃっていたので、お送りしようかなと思っていますが。
終わってみると、見る影もないほど修正してしまったので、ちょっとお尋ねしたことを悔やんでいます。(^^;
どうでしょ、変わり果てた姿になっていても、完成原稿って見たいですか?

それにしてもね。
機材の違いって、ほんとうにしみじみ、あるんですよ。
いい機材を使えば、ふつうに聞こえない音も聞こえるんです。
そりゃあ、耳の良さや語彙の豊富さがなければ、どんなにいい機材も役に立ちませんがね、人体のほうの条件が同じなら、機械で補強できる部分は多いのです。

さ~て、今度は化学の図版だ~。
「ボンブ熱量計」を「ポンプ熱量計」と、ハズカシイ間違いをしていました。
(しかし、うちの直のクライアントも気づかなかったみたいだぞ? 版元校正でなおしてあったんだもん)
やっぱりちょっとでも知らない単語は、検索かけないとね~。





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最終更新日  2004年10月15日 05時41分27秒
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