nontitle それでも・・・

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2023年06月04日
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街で、自分を虐めた中学時代のクラスメイトを見かけたことで、登校できなくなる ​ハル​
​〈教室に行ったら、自分の席がないんじゃないかとか、いるはずのないあの子たちが、いるんじゃないかとか・・・グルグルとイヤなことばかり考えてしまう〉​
いわゆるトラウマだろうな。
それだけ深く深く 深く 傷ついているのだ。脳裏に沁みついているのだ。「また同じ目に遭うかもしれない」と思ってしまう・・・傍から見ればバカげているが、恐怖心と不快感に支配されてしまうのだろう。
回想シーン
ハル(教師に)『大丈夫です』

〈本当は、大丈夫じゃないくせに…〉
あー…わかる。なんでもないですって顔をして、平然を装う。本当は、問題は深刻で大いに困っているのに。
〈本当は、怖くて怖くて堪らないの。でも、そんなこと、絶対に言えない。だって私りっちゃんが、優しいこと知ってるもん。だから、私・・・あの時みたいに、りっちゃんに甘えてしまう自分が、一番怖いの〉
また同じことで迷惑かけてしまう という心苦しさ。また同じことを繰り返す弱い自分・変わっていない自分の情けなさ。せめて「大丈夫」と返事しておくしかない・・・どう解決すればいいのかわからない状況が辛い。
*   *   *
​律子​ は昼休みもバイオリンの練習!いや、ゆっくりしなよ昼休みくらい・・・友達と雑談する時間も大事だろう。凄い気力体力だな。

​立花​​ ​​「いい加減にしてよ!」 ​​​
出たよ、暴言ヒステリー女。ギャンギャン喧しい!注意するのはいいとして「言い方」ってのがある。
これは立派な`虐め´だろう。ここまでひどく感情的だと、明らかに 精神異常 。表情も声色も異様だもの。誰が見ても普通じゃないでしょう、この子。

私が 米沢 なら、立花を叱るわ。
「ここはヤクザ映画の撮影場所ではない。先輩として・パートリーダーとして、人として、仲間をそうやって怒鳴りつけ、罵ることを受け入れるわけにいかない」と。
周りの生徒たちだって、凄くイヤな気分になるでしょう。あんな狂乱を見せられては。
顧問にも言いつけるわ。「立花は、気に入らないことがあると激昂して手がつけられない。かんしゃくを起こし、怒鳴り散らす。場の雰囲気が悪くなって迷惑」と。

音楽学校に行くべきだよ、彼女は。そんなに完璧を求めるのなら。居場所を間違えていることに、早く気づけよ。
*   *   *
山田 、めっちゃ細い!体に厚みがない!チェロを弾く体格と思えない。 (・o・)!

ハル、ああ見えてホラー映画好きか(笑)

律子とハルは「猫つながり」で仲良くなった。
ペットのことなら、色々と話せるからな。
律子がバイオリンを弾くようになったのは、ハルの影響。やはり、どういう友達とつきあうかが
大事だな。
​​​ 律子「嘘つき!何が大丈夫よ?!たとえハルが
大丈夫でも、私が大丈夫じゃない!」

​​
「ハルは、言葉を呑み込みすぎ!」
これは、私が言われているみたいで胸に刺さるわ。
「うぁー!違う!この言い方は違う気がする」
ん?ど、どうしたの?
「本当の気持ちを言ってほしかったら、まず
自分が言わないといけないよね」
なに?
​「私、ハルにずっと、謝りたいことがあったの」​
えっ・・・
​「中学の時、私、ハルを追い詰めてたよね」​
ん?!仲良くしていたが・・・
「あの頃は私、わからなかった。ただガムシャラに、抵抗すればいいと思ってた。でもそれが
ハルを追い詰めてたんだよね」
​回想シーン
ハルが酷い嫌がらせを受け
​『あいつら絶対許さない!このままやられっぱなしでいいわけ?!』​ 激怒する律子。
しかしハルは 『いいの。だって、このままじゃ、りっちゃんまで…』
優しい律子を巻き添えにしたくなかった。

「ハルが転校してから気づいた。私、余計なことしてたのかなって。ごめん」
​正義感の強さゆえ。
全て性悪女子のせい!

ハル転校後、今度は自分が虐めの標的にされた とそれとなく話す律子。ショックを受けるハル。
「私のせいで、りっちゃんが。逃げてごめんなさい!」 号泣。
「私はべつに、謝ってほしいんじゃない!逃げたっていいじゃん!」
いい子だなぁ、本当に。
「心のどこかで気づいてた。私がこのまま学校を去れば、今度はりっちゃんが傷つけられるって。でも、怖くて気づかないふりをしてたんだ。
つくづく、自分がイヤになる。」
わかる…逃げたのだよね、考えたくないことから。心配で心配で。
それが卑怯だと思うから、さらに`気づかない
ふり´したいのだ。
「りっちゃんと友達になる資格ない」
「りっちゃんは、私以外も友達いっぱいいるじゃん!」
自分の発言にハッとするハル。心の奥底に留めていなければ と思っていたことだね。
​「うん…でも、ハルは私にとって一人だけだよ」
か、感動・・・​
「ありがとね。私、ハルがいなかったら、こうしてバイオリンもやってないし、オケ部にも入れてなかったよ」
ハルによって律子の人生が動いて(開けて)いった。

律子は【中学時代、思ったことをすぐ口にする/自分がやる気になると、周囲に構わず猛進 で
実はクラスメイトから煙たがられていた】と打ち明ける。
「自分は正しい。そう思っていたけど…わからなくなった」
学校を長期欠席していたハルに、授業のノートを届け​ると 『いつも、ありがとう』​ と言われた。
​「その一言が、どれだけ私を救ってくれたか。私、ハルが友達になってくれてうれしかった。
ハルが、私の居場所を作ってくれたんだよ」
​実は律子も苦しかった。そして、ハルの存在を
支えに堪えていたのだった。
〈この想いはずっと、私だけなのかと思ってた。でも、違うんだ〉
ハルだけが律子に支えられ、`弱い立場´にあったのではなかった。当時も、今も。

お互い、口にせず心にしまっていたことを伝えることで、関係が前進。よかったね。
ここまで、なかなかできることではないでしょう。

二人の思い出の曲はバッハ「G線上のアリア」 親友との大切な曲がある…すてきなことね。 






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最終更新日  2023年06月05日 10時11分54秒
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