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『マンガ家になる塾』ナレッジサーブ kitano inoco(北乃イノコ)さんの漫画イラストレーションーーーkitano inoco(北乃イノコ)さんの漫画イラストレーションをこう変えれば!というTHE SEIJI の漫画講座3-1ーーーinoco(北乃イノコ)さんの漫画イラストレーションをこう変えれば!というTHE SEIJI の漫画講座03-02ーーー『マンガ家になる塾』ナレッジサーブ
2016年01月06日
『マンガ家になる塾』ナレッジサーブ kitano inoco(北乃イノコ)さんの漫画イラストレーションkitano inoco(北乃イノコ)さんの漫画イラストレーションをこう変えれば!THE SEIJI の漫画講座
2016年01月06日
『マンガ家になる塾』ナレッジサーブ kitano inoco(北乃イノコ)さんの漫画イラストレーションーーーkitano inoco(北乃イノコ)さんの漫画イラストレーションをこう変えれば!THE SEIJI の漫画講座04ーーー
2016年01月06日
ロボサムライ駆ける■第44回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikku.com/ http://www.mangakadata.net/ ● http://www.youtube.com/user/yamadakikaku2009 第五章 機械城(7) 主水は乱戦にて、一人切り放されていた。「主水、この攻撃が受けられるか」 機械城城壁が前に動いた。「何と」城壁の一部が地上少しばかり浮き上がり、動き始めた。地下にはキャタピラが数基、装着されている。 「主水、機械城がただの前衛基地と思うたか。この機械城は、動く地上要塞よ」 「ロセンデール卿め、敵ながらさすが」 「主水、そこを動くな」 主水の左右前後から、接合から切り離された城壁の一部が迫ってきた。圧し潰すつもりだ。 「主水、我が城、機械城の人柱となれ」 機械城城壁の一つ一つの石垣が、ばらばらにあり、浮き上がる。そして花のように舞う、空に舞う石垣の上に、何人かのロボ忍が乗っている。「これは面容な」「『石垣の舞い・天城陣』をお目にかける、土木殿、拙者、花村一去じゃ」ロボ忍の頭が言った。「我らが護衛しておる機械城。ちよっとゃ、そっとのことでは、破られぬぞ、主水」「主水、我らが天城陣敗れるか」 ロボ忍たちの城府が、上水の頭上に自在に回っている。上に向かい、叫ぶ主水であった。主水のそばに、四方の城壁が緩々と追って来る。「花村殿、破って見せようぞ」「まずは、城壁で圧しつぷしてくれるわ」 両手で壁を支える主水。瞬間、主水は双剣を足元に立てた。両足でその双剣を挟み込む。竹馬の要領で乗る。目に止まらぬ早さで回転し始める。地埃が起こる。 数秒後、主水の姿は消えていた。「くっ、主水め。地に潜りよった」「ええい、捜せ」 城石から地上に降り立つ忍者たち。掘り返された地上には埃まみれである。「ぐわっ」バタバタと倒れるロボ忍たち。地中から急に飛び出した主水の刀が、ロボ忍をすべて切り離していた。「見たか、地づりの剣」 地中から土埃とともに、双剣を持ち、主水が現れていた。「皆様のお命頂戴致す」 地に倒れるロボ忍たちは。瞬時に切り刻まれている。主水は片手拝みする。花村だけが浮遊する減石に残っていた。「県怯なり、主水。我が手下の敵」 減石が主水の方へ飛び降りて来る。瞬時、主水は跳躍していた。 上空で態勢を変える。剣先を下にして、花村の天頂目かけて落下する。「ぎゃっ」 花村の体を、頭の笑中から胴体まで、主水の剣が貴いていた。倒れている花村の側に、主水が近寄る。「花村殿、徳川公の行方を教えてくださらぬか」「ふふう、甘いのう、主水。俺が教えると思うのか」 傷ついた花村は、側にいる主水の足をがっちり掴み込んだ。「どうじゃ、私の電子心臓はやがて爆発しよう。貴様も道連れじゃ」 主水は、自らの剣を、花村の死体から引き抜こうとしたが、外れぬ。小刀も失っていた。花村を両手で叩くが動かぬ。 最後の手段だった。主水は自らの右手で、しがみつかれている両足を叩き折った。 「くわっ」自らの足をそのまま残し、体を回転し逃れる。 直後、花村の休は爆発する。傷だらけの主水が転がった後には、花村の残滓が空から散らばり降りて来る。しばらくの間、動くものはなかった。 二つの影が、主水の残った体を抱いた。 「山本どの、すまぬ。知恵もすまぬ」(続く)作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikku.com/http://www.mangakadata.net/ ● http://www.youtube.com/user/yamadakikaku2009
2016年01月04日
謹賀新年!ロボサムライ駆ける■第40回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所山田企画事務所 ナレッジサーブ「マンガ家になる塾」you tube manga_training MangakaData.net ■第五章 機械城(3) 叫んだ主水はまわりの地下洞をみわたす。地平は見えず、あたりは霞が漂っている。ようく、見渡してみた。急に光が射したようであった。 主水の周囲の壁には、石仏が数限りなく並んでいた。いやその石仏は、霞たなびく地平のはてまで続いているようであった。その数は数万、いや数百万もあるように思われた。「ここは…一体」 主水は思わず独りごちた。『化野(あだしの)じゃよ。よくこられたのう、主水よ』レイモンの声が響いていた。 が、レイモンの姿は見えない。「レイモン様、いずこにおわします」『何をキョロキョロしておる、主水』レイモンの声が再び響く。 主水は温度探査モードに、眼を切り替える。が、温感を感じるものは何もないのだ。 無機体のみが、主水のまわり数キロを取り囲んでいる。レイモンの声だけが主水に届いているのだ。『主水、わしがお前をたすけたのがわかったか』「レイモンさまが、私を…」『なにじゃ、わかっておらなんだか。あれほどたやすく大仏を倒せたと思うか』ありありと失望の色が声に現れていた。とすれば、先刻の空母での声も、レイモンに違いないと主水は思った。「どのようにして、おたすけくださったのですか」『この化野の力よ、化野の霊気により、大仏を生身にしたのじゃ』「レイモン様」 レイモンをともかく助けねばならないと考える主水である。『主水、わしを探す前に、空母へ戻れ』 レイモンは冷たく言い放つ。「そう申されましても」『命令じゃ、空母の方が急ぐのじゃ』 大仏ロボットを倒した主水は、ジャンプしてその地下洞穴からはい出る。 空母ライオンの方を、望遠ズームモードで見てみる。 空母の艦橋から火の手が上がっていた。 その時、走り寄ってくる影が二つあることに気付く。身構えるが「主水のおじさん」 知恵だった。「先刻はどうも済まぬ。が、知恵、あの剣ムラマサはどうやって取り戻したのじゃ」「それは、私から答えましょう」 見知らぬ一人のロボットが続いて知恵のそばにきていた。白髪頭のにこやかな穏やかな顔たちをしている。「こちらの御仁は…」 主水は見知らぬロボットを見る。「自己紹介いたします。私は西日本の奴隷ロボット解放の運動の指導者、山本一貫です。以後、お見知りおきを」 深々と山本は頭を下げた。「山本殿がこの刀を」「はい、この知恵に命じ、やつらの武器倉庫から手に入れたものです」「かたじけない、お礼を申し上げる。それで知恵は解放運動の……」「そうでござる。それで早乙女様、我々お願いの儀がござる」「はい、いかような」「既にご覧のとおり西日本においては、我々ロボットは奴隷制の下、人間のくびきの下におかれております。我々は東日本のような自由な世界に生きとうございます。それゆえ、ロボット解放運動を進めております。このことわかっていただいて、我々にご協力を賜りたい」「協力とは、一体どのような。小生とて、現在、剣闘士の身分。自由でありません」「相談でござる。恐らく早乙女殿のお手前をみて、西日本都市連合はある提案をするでありましょう。それをお受けください」「提案ですと…、そうとはいえ」 そのとき、空母上でひとしきり大きな音が響いた。「早乙女殿、空母上にお助け下されい。我々の仲間、力士ロボットがロセンデール側の聖騎士団相手に闘っておりますれば」 一貫が頼んだ。「聖騎士団を相手に…」 その時、主水の頭の中にある考えがひらめいていた。「一貫どの、早速参りましょう」(続く)ロボサムライ駆ける第五章 ■ロボサムライ駆ける■作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikku.com/
2016年01月01日
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