大室公園の民家園の前に、茶畑があり、お茶の花を見つけました。
大きく膨らんだ蕾が、いっぱい付いています。
地元の農家育ちの友人の話によると、昔は、垣根にお茶の木を植え、
五月になると、新芽を摘んで、コンロの上に和紙を敷いたトタンを置き、
その上で、茶を乾燥させ、手で揉んでは、手揉み茶を作ったそうです。
どの時代も、人は丁寧に、ものを大切に生きてきたんだな、と思います。
彼女の実家は、お堀のそばにありますが、家紋がお茶の木で、
昔は、お茶の木の家、と呼ばれていたんですって。
そんな話を聞くのが、面白くて大好きです。
〔お詫び〕 皆さまからご指摘頂き、気がつきましたが、
お茶の花の咲く時期は、秋ですよね。
これは秋に摘まれなかった花が残っていたのかしら。
霜に凍みながらも、開いているのもあったのですよ。
明日、友人に聞いてみますね。 すみませんでした。
昨日、ヨモギを摘んで、お団子を作ります、という
さんさいさんのブログを読んで、今日は、ビニール袋を持って公園に行きました。
落ち葉がうず高く積もる古墳の下の土手の中に分け入ると、
一面に薄青い蓬がいっぱい芽を出していました。
手で摘んで、すこし揉むと、良い香りがしています。
でも、まだ小さすぎて、少し早いようなので、摘んでくるのは延期です。
早く手づくりの草もちが食べたいな。
大室公園には、いろんな種類の古墳がありますが、
この古墳は、一番奥の外れにあって、あまり人が行かないところですが、
この上に上ると、色んな山々や町並みが見えて、私たちは好きな場所です。
上まで駈けて登ってみようかな、と友人が走りだしました。
私は、大笑いしながら、写真を撮っています。
とうとう休まずに上まで走り登ったので、私は感心しながら、歩いて上ります。
上に着いて、撮った写真を見せたら、
「おばあさん走る!」 と言うので、また二人で声も出ないほど笑ってしまいました。
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