リタイヤ ガーデニング

リタイヤ ガーデニング

January 13, 2005
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カテゴリ: 成果主義
医療特に看護の分野において未だに、人気が衰えない論文に、「業務量調査」がある。

 看護師の一日の業務量を調査して「業務が煩雑であるから、数値としてこのようになっている、だからミスが減少しないんだ」

 ニアミスが減少しない原因の一つとしては説得力はあるのでしょうが、「業務量」の多い、少ない、を判定することにどれだけの意義があるのだろうか?

 「業務量」に基準があるのならば、一定量を超えたから・・・ということもいえるのだろうが、基準のない数値を作り出して議論の余地があるのか?な

 多くの病院で、過剰労働、オーバーワークは太古の昔から当たり前であり、「この病院は楽だわ」と言っているのは倒産寸前か、本人がよっぽどノー天気な人である。

 医療以外でも、過剰労働、オーバーワークは当たり前、サービス(無償)残業も当たり前。

 第一次産業、第二次産業ぐらいまでなら、労働した対価として賃金を得る、という「労働=対価」の図式が成り立つのかもしれないが、サービス業ではそんな図式は成立しない。

 だから、成果主義というとんでもない雇用者のご都合主義が日本では大手をふっている。

 労働組合がいつまでも、雇用者と馴れ合いの「闘争」をやっているうちに完全に飲み込まれてしまった。







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Last updated  January 13, 2005 06:55:51 PM
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