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中間テストが終わって、すぐの頃
母がおもむろに私に言った。
「お母さんな~、働くことにしてん。
これやねんけどな。(チラシを見せる)
レジなんか出来るかどうか知らんけど。」
私は、その方がいいと思った。
だって、父の仕事にも一切着いて行かないし、
かといって、家が片付いているわけでもない。
私のお弁当も適当。
母の体は、ほっそりからデップリに変わって来ていた。
そんな母に、心の中で不満もあった。
「それはいいやんか~。
働いたら、また痩せるわ。
外に出たら、綺麗になるで。」
そういう私に、母は続けて言った。
「ほんでな~。
あんた話し変わるねんけど、
苗字の事やねんけど、
今のままの沢村とお母さんの中内とどっちがええ。」
「、、、、、、、。」
「一体何の話?」
「意味がわからん。」
「なんでやの。わからんことないやろ。
今までのの名前とどっちがええって聞いてるねん。」
「どっちが、、、って。。。
そら今のままでええよ。変わるのめんどくさいし、
中内なんて自分の名前と思われへんし、、、。」
「そうか、、、。そらそうやわな。わかった。
もうええわ。」
そう言ったきり、何処かへ行ってしまった。
どういうことや。おじいちゃん、もう危ないんか?
でも、おじいちゃんが死んでも関係ないと思うけど。。。
ようわからんな。
両親が離婚したことを聞いたのは、
次の日だった。
「そやから、昨日聞いたったやろ!
どっちがええって!!
名前は、選べるらしいから!」
そんなことは聞いていない。
どうして急に離婚なのか。
大阪から引越ししてきて、まだ2ヶ月。
ようやく生活に慣れてきて、父も最近は真面目に働いている。
母も、働けば生きていける。
私には、さっぱり意味がわからなかった。
そして、とてもショックだった。
何とかかんとか言いながら、いずれは
末永くやっていくだろうと思っていたから。。。
学校の担任にも、報告した。
なんだか、もう終わってしまった気がして
すごく淋しかった。。。
つづく。。。
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