システムコンサルタントが飲食店舗を開業しようとするとどうなっちゃうの・・・か?!

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May 19, 2006
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カテゴリ: 本日のメニュー
本日は昼から商工会議所に向かい、加入を申し込みつつ、事業計画書のDraftをチェックしてもらいました。その時の内容に関して綴りたいと思います。

チェックと言っても、まだ概要を軽く読んでもらい、僕らを知らない方に、僕らが考えている事をどう適切に伝えていくかと言う点で補足説明して理解してもらうくらいでした。

正味こちらサイドもコンサルタントであっただけあり、 「あーいわれれば、こう返す」 じゃないですが、口だけは達者でした。ただ、質問は迫られていないものの、 これ聞かれたらキビシーな・・・ といった事もちらほらあったので、 論理武装 をもっとしていく必要性を感じちゃいました。

素直な気持ちで「やりたいから」というのは僕らのモチベーションとしては一番大事なことなのかもしれませんが、お金を貸す方からすれば、 どうしてそれで商売になるのよ? と言うところが重要なわけで、商工会議所の方もおっしゃっていましたが、 「需要予測」 をしっかり立てて、それにマッチした商品を供給できるか?と言ったところが非常に大事との事です。

ニーズ があるか・・・。だと思うんですが、飲食業のニーズって、 「家で食べればいいじゃん」 って考えるとニーズらしいニーズはピンとこないんですよね。
なので逆に考えてみて「家では食べられないもの」→ 「家には無いもの・出来ないもの」 がニーズとして直結するんではないかなぁと。

洋服とかは家で作るって言ってもなかなか出来ませんし、作ったとしても実用的であるかは疑問ですが、食事は安全な食材で結構簡単に安くかつおいしく家で作る事が出来ちゃいますからね。

では 「家には無いもの・出来ないもの」 から発想すると・・・
例えば、大勢で送別会をする時、個人宅の空間容積では無理だから、飲食店へ 空間を借りる 必要性が生まれます。
または、初めてのデート。初めてのデートでいきなり家で食事しようって言って口説ける人は私の中では相当の達人かと・・・。付き合うに至るまでの間は 会う場所 として必要ですよね???。

あとは・・・。んー。財布を気にする必要性とか、健康に対する必要性とか、プリミティブなところを除くと、 なかなかニーズって見当たらない んですよね。

とはいえ、「~したい」という 「ウォンツ」 はかなり多様化していると思います。
おいしいものを食べたいとか、いろんなものを食べたいとか、腹いっぱい食べたいとか、早くすませたいとか、ムードを感じたいとか、持って帰りたいとか、優雅に時間を過ごしたいとか、知らない料理を食べてみたいとか・・・。いっぱい出てきます。

需要 と言うには 希薄 なところがあって、それよりもどちらかと言えば 「そこにあるから」 って要素が大きいような気がしています。
要はそこにあるから何気なく入ってみるといった感じでしょうか。みなさんも経験があるかと思います。1件目のお店と2件目以降のお店。 ワザワザ行く のは1件目で、2件目以降はその時の乗りで フラリと行く って感じですよね。

その時、飲食店舗側から見ると、Opne-Closeが18時-24時とした時、1件目の時間帯が18時-20時とした場合、21時以降その時間だけ2件目になりうる時間帯を過ごさなければならないとしたならば、お客様の 来店動機はワザワザとフラリの2つにキッチリ対応 できるようでなくては経営数字的な観点での売上計画の信頼性は低いものになります。

従って、飲食業における 「需要」 は、ワザワザ行く為の Product (商品)とフラリと入っちゃうような Place (立地)が非常に重要な要素となり、お客様の 絶対的価値観=Price (価格)でその お店が評価 されるんではないかと思ったりします。

特に飲食店舗はWEBの世界とは違い、リアルにハードが存在しているので、そのPlace(立地)には どういう客層が占めいているか 、だからこんな構えの店でこんな商品を出すと、この値段でそんなお客様は満足して帰っていく。そんなロジックを立てるのが 「需要予測」 なんでしょうね。

例えば千鳥足のお父さん方がいっぱいいるような赤提灯街で、まるでファッションブランドショップのようなカフェを出しても、そこにとてつもなく強い商品が無い限り潰れちゃうって思いますよね。普通の女性のお客様はもしかしたらワザワザ行く事はあっても、フラリと入る事は無いんではないでしょうか。
Place(立地)は資金との絡みで人のいない所に出店したとしても、その商品がとんでもなく強かったり、そのPromotion(宣伝)がうまければ、需要は望めると思いますが・・・。Priceで評価された場合、そこまで行く労力を加味するとハードルは高くなりますよね。

詰まるところ、 ターゲット を明確にして、そのお客様に対して提供する Product (商品)と、そのお客様が存在する Place (立地)で、また来てもらえる評価を頂ける Price (価格)を適正に設定し、より多くの対象ターゲットをそのPlace(立地)に呼び込む為の Promotion (宣伝)をどう打ち出していくか。こういった事をロジカルに纏める。 ロジカルに纏めるとは 、なぜそのProduct(商品)を買って頂け、なぜそのPlace(立地)に居る、または来るのか。また、なぜそのPrice(価格)で満足してもらえて、またご来店いただけるのか、なぜ、そのターゲットはそのPromotion(宣伝)にフックされるのか。
銀行からお金を借りる借りないは別にして、ビジネスとして飲食を事業として行う為には、そのロジックを組み立てる事は当たり前な事なのですが、 「です。」と断定するまたは確信する為 には、その 裏付け が必要になります。

飲食業の経験値の無い僕らにとっては、 実地調査や統計値 との地道な戦いになりますが、僕らが納得出来ないことは、少なくとも銀行さんも納得しないはずなので、 「です。」 と断定できる資料を作っていかなきゃでございます。多分損益計画を立てるよりも大変な気がしてます・・・。
いやー、Place(立地)決まらないとホント進まないっすね。

そんなこんなでこの日のお昼はロッシー作のカフェ飯 「塩昆布チャーハン」 でした。
うーん。見た目はぐっとくるものではなかったんですが、結構おいしかったですよ。
とはいえ、カフェで塩昆布やらチャーハンやら、食の多様化って留まるところを知らない感じですね。
DSC00202.JPG

<本日のメニュー:塩昆布チャーハン>
材料: ご飯、塩昆布、お漬物、しらす干し、レタス、ごま油、醤油
調理: お漬物をみじんにし、ごま油を敷いたなべでお漬物、塩昆布、ご飯を炒め、レタスを入れて醤油をたらし、炒め合わせて終了。盛り付けにしらす干しを掛ける。






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最終更新日  May 22, 2006 02:17:03 AM
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毎回、勉強になります。  
showbainin  さん
わかりやすい文章で、いつも勉強になります^-^

それと、このご飯はおいしそうですね^-^
カフェ向きにするなら…オムライスの中身にあいそうですね^-^
(May 22, 2006 03:30:11 AM)

Re:本日のメニュー:需要予測なるもの(05/19)  
zunsan1979  さん
こんにちは。
今日の話しもかなり勉強になりました。
確かに言われてみると、「わざわざ足を運ぶ店」と「ふらっと立ち寄る店」との間には、自分自身、明確に線引きをしています。
僕の場合、よほどその店に行こうという意思が強くない限り、
おしゃれなカフェよりは、汚い定食屋に入ってしまうかも…。
逆の考えの人も当然いるでしょうし。
ウォンツが多様化している業態だと、そこまで詰めて考えなければならないんですね。
僕の職場も、完全に「ニーズ」より「ウォンツ」の要素が強い業態に属しているので、もっと掘り下げて考える必要があるんだと、思い知らされました。
(May 22, 2006 10:27:28 PM)

Re:毎回、勉強になります。(05/19)  
showbaininさん
おむらいすですか。うまそうですね。
オムレツちゃんと作れれば・・・いいんですが。
こんど頑張ってみます。
(May 23, 2006 03:02:45 AM)

Re[1]:本日のメニュー:需要予測なるもの(05/19)  
zunsan1979さん
こんばは。もしかしたら、複雑に考えすぎてるのかもしれませんが、シンプルな考えであってもその裏を自分なりに理解していく事って大事だと思っています。出来る限りですが・・・。頑張ります。 (May 23, 2006 03:06:09 AM)

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