地球は暴走温室効果の瀬戸際

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2004.09.14
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カテゴリ: 新文明



歴史にもし~だったらはないが、もしマルクスの時代にコンピューターがあり、そして私が提唱する相対通貨制度があればマルクスは利子制度を否定する必要はなかっただろう。あの時代ではマルクスは、利子制度を否定する精緻な理論を構築する以外に、貧富の解消する方法は見つからなかったのは確かだろう。


革命がロシアので起こった事が、その後に続く悲劇の連鎖となった。もしアメリカあるいはイギリスで起こっておれば、革命の性格は全く異なるものとなったかも知れない。またあれほど暴力的なものとならなかっただろうし、革命は世界的なものとなったかも知れない。ロシアで革命が起こるとして、コンピューターが発明され、ME革命あるいはネット社会以後に、あの革命が起こっていれば、世界は容易に革命を受け入れられ、貧富の格差の解消や環境問題の解決に繋がる革命に繋がったかも知れない。

私のような浅学な者が、マルクスのような大思想家を、批判するなど恐れ多い事だが、私が日頃、軽く感じている事について、考えを列挙して見ましょう。ロシア革命と同じくマルクス自身も早く現れすぎた思想家でしょう。彼がもしアインシュタインの相対性理論やハイゼルベルクの量子論以後に現れた思想家だったら、その世界観も変わっていただろう。

マルクスはその当時としては、最先端の世界観と思想を持っていたのは間違いないが、現代の我々から見るとその世界観は受け入れがたいものがある。マルクスが提唱した千年王国である共産主義社会にしても、社会構造を完全に詰めきっておらず、本質的な部分で迷いがあったのではないだろうか。その迷いが後の悲惨な暴力革命へと繋がり、革命後の社会も社会構造についての詰めを欠いたために強大な官僚機構とその指示なければ何もしない国民を大量に生み出し、資本主義国家との生存競争に敗れてしまった。それはやがてその革命国家ロシアの崩壊へとつながったのではないか。
歴史にもし~だったらはないが、もしマルクスの時代にコンピューターがあり、そして私が提唱する相対通貨制度があればマルクスは利子制度を否定する必要はなかっただろう。そうすれば社会は、ダイナミックな活動を自立的に行う事が出来る、資本主義的な部分を残す事が出来、社会は自律的な活動を出来ただろう。しかしあの時代ではマルクスは、利子制度を否定する精緻な理論を構築する以外に、貧富の解消する方法は見つからなかったのは確かだろう。

革命の必要性はロシア革命当事と、質はちがってもそれほど変わっているとは思えない。それどころか南北問題や環境問題だけでなく、都市における犯罪の増加や、貧富の格差の拡大など当事より酷くなっている面もあるのではないか。現在のわが国でも貧富の格差は拡大し階級の固定化も進んでいる。金持ちの子弟は自由に親から金を借りたり、あるいは遺産として譲渡され、あるいは人脈やその運用のノウハウを、親からこへこから孫に子々孫々伝えるられる結果として階級の固定化という事が起こる。

社会主義国家の中国でさえ、改革開放経済の下で貧富の格差の拡大とその固定化が進んでいる。開発が遅れた内陸地域との格差が拡大し不満が鬱積している貧しい階層の中国でこそ私の提案する相対通貨制度の絶好の実験場かも知れない。ただ問題になるのはこの制度導入にあたって通信インフラ等の社会資本の蓄積が十分でない事だな。

本来は社会主義社会は資本主義社会の後継となる筈の社会だったのだか、マルクスの時代の不完全な世界観では、その後にその後進化する世界認識や理論そして産業経済に、追いつけなくなって結局は崩壊してしまったのです。社会主義との競争に勝ったはずの資本主義社会はいずれ崩壊する事は避けられそうもない。私達人類は資本主義社会以後の社会をどの様な社会にすればよいのだろうか。どの様な社会にすれば環境破壊を防ぎ、現在のような貧富の差を解消し、世界の南北問題を解消する事が出来るだろうか。




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Last updated  2004.09.14 11:15:55


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