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カテゴリ: スポーツ医学



長時間の運動後のダメージは個人差が大きい。適切な競技後の管理が出来なければ回復が遅れるし、危険な状態になる事もある。

競技後最低限チェックすべき項目3つ

(1)尿量
(2)体重
(3)体温

(1)長時間のスポーツ後は脱水状態になる。脱水になった場合は不足した水分の倍の水分を補給しなければ脱水状態は改善しない。まずは脱水状態の改善が優先する。脱水状態が改善しなければ重要臓器の血流が不十分になりその後の回復が遅れる。競技後の尿の量と色を観察する。

(2)ダメージがあれば、細胞と細胞のすきま細胞間隙(さいぼうかんげき:3rd space)に水分が貯留する。身体はむくみ体重が増える。体液は3rd spaceに逃げる。充分な量の水分が補給されると体重はピークに達する。その後ショック状態を脱し正常化すると体重は元に戻る。身体の回復の具合を判断する指標として体重の推移はとても重要。通常は2~3日後にピークになり、5~7日で元に戻る。体重増加が5%までは自己管理でよいが5%を超える場合は診察を受けた方がよい。特に10%近い体重の増加は生命の危険がある。スポーツに詳しい病院にいき酸素飽和度などを調べるべき。補助呼吸が必要な場合は入院となる。

(3)競技直後の高熱は脱水熱中症による体温上昇を考え速やかな点滴治療が必要。また長時間のスポーツの後は免疫機能が低下する。数日後の体温上昇は色々な感染症が考えられる。医師に相談する必要がある。


2009.09.22のブログ 「長時間行うスポーツに役立つスポーツ医学:はじめに」
2009.09.27のブログ 「長時間行うスポーツに役立つスポーツ医学:競技前」
2009.10.01のブログ 「長時間行うスポーツに役立つスポーツ医学:競技中」
を参照して下さい。





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最終更新日  2009.10.05 07:09:42
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