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2018年08月31日
御斎峠、果号寺シブナシガヤ
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昭和48年に週刊朝日に連載された司馬遼太郎さんの「街道をゆく」「甲賀と伊賀のみち」 の中で
「路傍から白い煙が湧き出てきた。炭を焼いているのである。
私は「梟の城」を書いたころのこの坂の情景をおもいだした。
下柘植次郎左衛門という人物がこの坂をのぼって行ったはずでった。
ちょうどその情景の中にいるこの老人をみていると、われながら滑稽だ
がはじめて遭ったような気がしなくなってきた。
老人は初老の男とふたりで、ござにすわっている。どちらも無口で
「わしは稲本や」
とある炭窯跡です。
御斎峠石碑
という銘を入れた自然石の大きな碑が路傍にたっていた。碑の裏をのぞくと、
「高旗林道開通記念・施工者上野市長奥瀬平七郎」とある。
御斎峠の名前は鎌倉時代に 臨済禅の高僧夢窓国師が伊賀三田の空鉢山寺に来られたときに、
村人がここで斎(とき=食事の接待)をあげたことに由来するとのだそうです。
天正伊賀の乱の時、織田信長の側近の堀秀政、と多羅尾氏が2300人でここから攻め込みました。その他の五カ所からは平均一万人以上で攻め込んだので群を抜いてすくなかったのは、島ヶ原などは凋落していたからだと思われます。
「多羅尾口、堀秀政率いる二千三百 丸柱、音羽、諏訪、高倉、西山を平定
島ヶ原、増地小源太従う」と「伊水温故」にあります。
弘法の井戸と言われる井戸,水の不自由な土地に弘法大師 (空海) が泉を生じさせたという伝説が、全国にありますが、滋賀県信楽町と三重県伊賀市の県境に近い多羅尾のタカラカントリーの入り口にも、そのひとつがあります。
伊賀盆地絶景展望台からの眺望
果号寺シブナシガヤ
西山地区 果号寺のシブナシガヤ 国指定天然記念物で伊賀市に二本と大垣市に一本の全国に三本しかないそうです。
昭和19年に国の天然記念物に指定された大垣市の「多良のシブナシカヤ」樹齢約300年と言われ
た古木でしたが、現在は残念ながら枯れてしまいました。
種子の胚乳についている渋皮がなく殻を割ると中に白い胚乳があり宝暦年間(1751-1764)の「三国地志」に
とあります1700年代の地誌に記載があるということはその時点で大木だったと思われます。
シブナシガヤ同士で交配しても渋皮が出来るそうです。
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Last updated 2020年06月03日 13時08分15秒
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