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2026.06.29
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カテゴリ: ライトノベル



『異次元世界の出入口じゃ・・・違ったの?』





「あの梅の木は」   第 17





マスターが人差し指と中指をくっつけて、顎の先端をなぞる。

考えをまとめながら、口を開く時のいつもの癖だ。


「うーん、違うとも言えないし、そうだとも言えない・・・」

「どっちなんでしょう・・・」


やや不満そうに少し口を尖らせたのは、香織だった。


「あ、ごめん。否定したわけじゃないよ、ただパラレルワールドが

仮にその場所で交わっていたとしても、常に同じ位置だとは考えに

くいと思う。だから『出入口』と言えないかな・・・と」


「なるほど・・そういう事なんですね。分かりました」

「そういうこと。それにマスターはまだ現場を見ても無いから」

「・・・・・・・」


「そうだ!」

「そうだ!」裕也と香織は顔を見合わせた。

「なんだよ、俺が先だろ」

「何言ってんの同時でしょ!」


マスターが咳払いを一つ・・・。


「仲がよろしいようで・・・」


「マスター、落語じゃないですから」


頭をかくマスター。


『自分のダジャレを笑わないと機嫌悪くするくせに、他人には

厳しいんだから・・・』


香織の裕也を見る目が『よく言うよ』と言ってる、確実に。



マスターは待てなくなった。


「えーと、『そうだ!』のその先は何なのかな?」


「そうでした!マスターに『あの梅の木』を見てもらおうって!」


マスターは自分で手を叩いて、同意を表した。


「それは、いい!何時にしようか?」


「ちょっと待ってもらえますか?」


裕也と香織が日程を調整し始めた。











いつも有難うございます。(^^♪

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最終更新日  2026.06.29 22:18:56
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