今日はとても嬉しいニュースが届きました。
もうご存知の方も多いかと思いますが
今年4月から、「動物愛護管理に係る交付税措置」として、
3億5千万円が確保されることになりました。
(宮崎県の場合、350~400万円程度でしょうか?詳しい交付税額はまだ分かりません)
交付税措置の内容は、
「都道府県等が動物を引取ることにより生ずる保管・管理及び譲渡に
要する経費(3日分のフード代及びワクチン代を想定)について
措置を行うこととする」となっています。
昭和48年9月に「動物の保護及び管理に関する法律」として、
議員立法で制定されてから今年で35年になります。
この間、平成11年12月において改正、
「動物の愛護及び管理に関する法律」と名称変更、
さらに、平成17年6月に再改正されましたが、
国が行政に収容された動物の命を守り、
譲渡を推進するための予算を計上したことはありませんでした。
ですから、このたびの「動物愛護管理に係る交付税措置」が実現したことは、
我が国の動物愛護行政における歴史的重要な転換と言えます。
松野頼久議員の環境委員会での質問、交付税措置の詳しい経緯は
kanakoさんの「日本にアニマルポリスを作ろう」に掲載されています。
国も県も変わろうとしている、動物行政の大きな転換期に
この活動に携われていることをとても嬉しく思います。
宮崎県も必ず変わっていきます!!
さてさて、交付税は4月からであります。
とりあえずは、目の前の現実問題から頑張っていきましょう。
市保健所に保護されていたヨークシャテリアは飼主さんが見つからないまま
28日(月)に殺処分予定です。現在は大瀬町の管理所にいます。
会員のゆみさんが管理所に行ったら今日はミニチュアダックスもいたそうです。
黒ラブMIXと思われる子犬は二頭譲渡され、
このまま管理所に置いていたら最後の一頭は凍死してしまうので
本日引き出して来ました。
骨折のプードルちゃんも無事手術が済んで日曜日退院です。
管理所のヨークシャテリア、ミニチュアダックス、
飼主が見つからずに殺処分の場合は来週引き出します。
ゆみさん宅にいる子犬のムクちゃん(とっても可愛いです)、
すみませんスタッフ会員宅はすでに満員状態の為
みんな一時預かりさん大募集中!!!です。
前から会員さんと「都会はいいね、レスキューはみんな小型犬で」とよく話していました。
宮崎の管理所はみんな雑種、中型、大型、猟犬で
その場合、一時預かりも譲渡先探すのも本当に大変です。
小型犬は必ず早いうちに譲渡希望者がいます。
助かる命です、なんとかみんなレスキューしたいと思います。
一昨年は、管理所に純血種の小型犬はほとんどいませんでしたが
昨年から少しずつ増えています。
捨てられたんじゃない、飼主さんは探している!と私達も信じています。
「犬猫が迷子になったら必ず、すぐに保健所に届ける」
もっと迷子の場合の捜し方について広報が必要だと強く感じています。
管理所に直接行かれる方は、
必ずご家族で、散歩や不妊去勢、フィラリアやワクチンなどの医療費をよく話し合って、
犬を最後まで飼える環境か充分に考慮してから行ってください。
二度の飼育放棄はさせたくない、私達の心からの願いです。お願い致します。
宮崎日日新聞、読売新聞より「命の架け橋… 2008.03.11
宮崎市議会 2008.03.06
慰霊祭 2008.02.21