なぜ市場は思考を裏切るのか(バリュー投資に騙されるな)

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MEANING @ Re[3]:供給停止(04/23) 103さんへ 確かに、あまり自分の投資手法…
103@ Re[2]:供給停止(04/23) MEANINGさんへ 能天気に上げてるけど実際…
MEANING @ Re[1]:供給停止(04/23) 103さんへ 株価は絶好調ですね。 不思議…

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2014.09.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
従来の日本の会計方式では、利益を決めるのは売上と経費です。
売上と、売上から経費を引いた数値の割合が、売上利益率です。
売上利益率の高い企業は付加価値の高い企業という評価を受け、市場から評価されます。
利益率が高いと赤字になり難く、不況時でも強いと一般の投資家に思われます。

僕の手法は業績についての変化を重要視するものです。その為、利益率の高さそのものではなく、利益率の変化をとても重視します。
利益率の変化は複数年の経費の中身を確認ことなくしては分かりません。(もしこれに異を唱える人が居るなら是非その分析方法を教えてもらいたいです)
僕は経費がどれだけかかっているか、経費の内訳は何か、それは今までどのような変動をしているか、を確認します。
そして、その変動によって、今後の売上と経費がどのような変動を辿るかを推測します。

推測については精度を上げても意味がないと考えています。

重要なのは、今後どのような方向に変化すると自分が考えるのか、そしてその可能性はどの程度高いと自分は考えているのか、です。

僕は先に述べたように、将来の業績を推測する為の材料として四季報業績の外し方を活用します。
(その投資にはどの程度のリスクが隠されているのか?)


特定の企業の複数年に亘る損益計算書を羅列してみると、経費がどれだけかかっているか、そしてどのような変化をしているかが分かります。
これは誰にでも分かります。
ここで重要なのは、「誰にでも分かる」ということです。
全く頭の良し悪しは関係ありません。理解力も必要ありません。実際に起こった変化が事実としてそこに出ます。10人居たら10人が分かる筈です。そこに解釈により違いが生じる余地はありません。事実を捻じ曲げるような想像力はない方が良いです。

大事なことなのでもう一度言いますが、ファンダメンタル分析に頭の良さは全く必要ありません。
僕はインターネット上で多くのファンダメンタル分析家の分析手法を見てきました。僕より多くの分析手法を見た人はほとんど居ないと思います。居たら変態です。その僕が断言します。ファンダメンタル分析に頭の良さは全く必要ありません。
義務教育を修学した人が理解できないような内容であるなら、それは分析方法の方が間違っていると断言できます。
理解できない人が居た場合、それは理解できない人の頭が悪いのではなく、教え方が悪いのです。
優れたファンダメンタル投資家でも、その人の頭が良い訳ではありません。




さて、ハードルを上げた所で、僕の分析手法の続きに戻ります。

僕は一気にまとめて経費を差し引くのではなく、順を追って掘り下げていく分析手法を取ります。

売上が最初。そこから様々な費用が経費として引かれます。人件費だったり、設備投資の減価償却費だったり、借金の利息だったりします。

経費は少なければ良いというものではないと僕は考えています。
売上に対して人件費の割合は企業によって大きく異なりますが、それが良いとか悪いとか言う話ではなく、今までに対してどうなったかの変動が重要だという考えです。
設備投資も、土地購入や在庫増加も、支払利息も同様。単体で論じるべきではなく推移をみるべきだと考えています。


僕は損益計算書から個々の経費の推移をみて、会社の方向性がどのようになっているかを推測し、未来を推し量る。
未来を知るのはこの方法しかないと僕は思っています。


経費が増加している場合、僕はその経費を使う事によって今後どのような影響を及ぼすかを推測します。
例えば、設備投資であれば生産性向上に繋がるだろう、社員増による人件費増加であれば事業拡大の布石となるかもしれない、特損であれば一時的なものか持続するものかの調査が必要、といった感じです。
これらは推測に過ぎません。あくまで八卦予想です。八卦予想はよく外れることを認識しなければなりません。
よく勘違いされますが、この業績予想の精度を高める事がファンダメンタル投資家の目的ではありません。
分からないことは分からないで良いのです。
分かっていないことを分かったような気になるのが問題なのです。
先にも述べましたが、長い時間をかけて分析すると、徐々に自分が分かっていないことも分かっていると思い込んでしまいます。これでは駄目です。駄目駄目です。


閑話休題。

広告宣伝費の増加については、僕はネガティブに受け取ります。
増加した広告宣伝によりブランド力が向上し、恐らくは売上増加に繋がるでしょう。
しかし、広告宣伝によるブランド力向上はそれ自体の維持が難しく、広告宣伝費の増加は一時的なものに終わらず、長期的に利益を押し下げる要因になりうるからです。成長力鈍化に繋がる場合が非常に多いです。
多くの場合、業種に関わらず、広告宣伝費は一時的な増加に終わらないことが多いです。これは僕の経験則です。


会社の方針によって計上する経費は大きく変わります。
経費を視る上で、会社の方針は重要です。
会社の進もうとする方向がどのようなものであるかは、色々なもので推測するしかありません。
発表済みの財務諸表であったり、社長インタビューであったり、中期計画であったり、市況であったり、国策であったりします。
僕は財務諸表の他に、社長インタビューや中期計画で会社の進もうとする方向性を知ろうとします。
会社のHPにあるIRの他にも、株式投資サイトで調べます。

基本的にはインターネットのみで調べますが、投資した後は自宅に送られてくる決算報告書のコメントを確認します。送られてくる決算報告書はかなりの量になりますが、全て一通り目を通します。気になる決算報告書は捨てず、保存しています。



しかし、結局のところそれらは全て分かっていることです。
発表済みの分かっている材料を幾ら知っても、それらは株価に織り込まれています。
織り込まれている材料の先 が重要なのだと僕は考えています。
重要であると考えていますので、僕のトレードの判断に大きな影響を及ぼします。

織り込まれていない材料については、
・財務諸表
・決算報告書の文章
・決算説明会や社長インタビューのニュアンス
・インターネット上にあふれる雑多な記事や掲示板の書き込みなどのゴシップ情報
から判断します。
ここで羅列したものは、下に行くほど正確さに欠けます。
しかし全て株価に織り込まれている可能性が高いと僕は感じています。
またそうであるなら事実と違っていた時にサプライズとして株価変動に繋がる可能性が高いと考えています。
僕が非常に注意していることは、織り込まれているのかいないのか、事実が違った場合にどちらの方向にどれだけ株価が動くのか、です。
事実かどうかの八卦予想はその次です。


これだけしつこく書けば分かって頂けたと思いますので、次にいきます。



もう少しだけ続けます。





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Last updated  2014.09.05 12:31:52
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