とんかのクローゼット

とんかのクローゼット

PR

Calendar

2007.03.18
XML
カテゴリ: 教会の集まり
前奏

頌栄
使徒信条
主の祈り
交読 50
聖書 ルカ22:39~46
祈り
賛美 99馬ふねの中に

   十字架にかかられる前、イエスさまは弟子たちと最後の食事をし、
   ゲッセマネの園で祈られました。
   『ゲッセマネ』は油をしぼる、という意味があります。
   そこで、イエスさまは油ではなく、ご自分の心、いのちをしぼって祈られたのです。
   聖書は「苦しみもだえ、いよいよ切に祈られた。汗が血のしたたるように地面に落ちた」と
   イエスさまの祈りの様子を伝えています。
   そのイエスさまを天使が力づけた、とあります。
   イエスさまは死ぬばかりに悲しいお気持ちでしたから、十字架にかかるまで死なないように
   天使が支えた、というのです。(マタイ26:38)

   十字架につくことはイエスさまにとって避けたいことでした。
   この祈りによって、イエスさまはご自分の思い、願いを天の父の御心に服従させたのでした。


   まず第一にいつも祈る、という祈りの習慣の大切さです。
   39節の『いつもの場所で』という言葉に、イエスさまと弟子たちが場所を決めて
   繰り返し祈っていたことが分かります。
   忙しく雑事に流されがちなわたしたちは時間や場所を決めて祈ることが大切です。
   (神さまのために時間、場所、ものを特別にとっておくことを聖別といいます)


   イエス様との別れの予感におののく弟子、自分に頼ってすがろうとする弟子は
   十字架を避けたい心でいっぱいです。それはイエスさまご自身の心でもありました。
   誰もリスクは負いたくないし、愛する、親しい人との間に波風はたてなくないのです。
   イエスさまは誘惑に陥らないように弟子たちに祈るよう命じ、ご自分はそこから
   離れて祈られました。
   人から、人の思惑から離れて祈られたのです。
   「いやです」と即答したくなる思いから少し離れたところから御心を求められた。
   御心を求め、従うためにひとりで祈っているでしょうか。

   三番目に、祈れないわたしたちの現実です。
   弟子たちは悲しみのはてに眠ってしまった。
   わたしたちもしばしばそうでしょう。
   見たくない現実をまっすぐ見据えて祈るのはたやすいことではありません。
   しかし、イエスさまは弟子たちをお責めになりませんでした。
   ただ、「誘惑に陥らぬよう、起きて祈っていなさい」と重ねて言われました。
   わたしたちができない祈りを成し遂げられたイエスさまは、わたしたちが目覚めて
   祈れるように助けてくださるのです。
   ヘブライ4:5~16、5:7~10を読んで、わたしではなくキリストの御思いが
   なされるように祈りましょう。

   わたしたちが罪赦されて、神のものとなるために主がされたことを心にとめつつ
   賛美の歌をうたいましょう。

   十字架より叫び聞こゆ「彼らを赦し給え」と
   神の御子苦しみ受け 世の罪を負いたもう
   ゲッセマネの暗き夜の その祈り君知るや
   ゴルゴタの丘の上の苦しみは誰がためぞ

   十字架より叫び聞こゆ「すべての事終わりぬ」と
   神の御子血を流して 世の罪をきよめ給う
   木の上に釘打たれし その痛み君知るや
   ゴルゴタの丘の上の苦しみは誰がためぞ

                 (新聖歌120)

感謝の祈り
献金
頌栄
祝祷
報告  今週の祈祷会は定期総会年会のためお休みです。
    年会は一年の方針など大切な事柄を決める集会です。
    御心がなされるようお祈りください。
    寒い日が続き、体調を崩している兄姉が多くおられます。
    祈り深く体調・時間の管理に主のお助け豊かにありますようお祈り申し上げます。
    弱さを覚えておられる方のためにもお祈りください。   





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.03.18 16:22:21
[教会の集まり] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: