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人間辛抱 @ Re:私は無事です(;_;)(03/11) どうもお久しぶりです。 この度の東日本大…
お久しぶり@ 12月20日はあなたのお誕生日 東京に居るのかな? 元気なのかしら。 出…
ディマーンシュ @ まだ軽井沢かしら(爆) 夏到来よ。 マリー姫どの。たまにゃ更新…
0ユート・ピア0 @ おぉ  こちらは、黄砂がまっていまして、バイ…
Crespo @ Re:軽井沢にて(^-^)/(05/04) 優雅で良いですね!十分にリフレッシュし…
ディマーンシュ @ Re:軽井沢にて(^-^)/ まぁ!お久しぶり(^^) 連休過ごしやすいお天気だったわね。(^…

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March 1, 2006
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毬猫姫   マリーちゃん

葵徳川の君   毬猫姫の好いたお方じゃ

神無月    毬猫姫のお世話係


神田神保町 猫長屋 大家 お鈴 友人

京都のpipin姫  友人

江戸の魚屋の娘おりん 毬猫姫のライバル

屏風の卿     毬猫姫の父




●最終回●灯台もとくらし。。。


ふて寝も2日たった。。。が、まだ気分の晴れない毬猫姫であった。。

毬猫姫の父、屏風の卿が、姫の部屋の戸をたたく。

「姫や、わしじゃ♪ 姫の好きな、舶来ものの
ぶどうの酒と菓子をもってまいったぞ♪」


毬猫姫はフトンからひょっこり顔をだした。 (^.^)キャキャ 

「どぶろくもよいが江戸は神田の神保町、猫長屋のお鈴さんから
届けられたぞ。



ぶどう酒は毬猫姫の大好きなお酒であり、心配したお鈴からの差し入れだった。

ガラッと戸をあけて、菓子と酒をうばいとろうとすると、


「まあ、姫 まて、話があるのだよ」父


「おとうさま、なんでございましょう?」姫


屏風の卿は姫の部屋にはいり、フトンの脇に腰を下ろした。。。


「実はお前にそろそろ伝えなければならぬことがあるのじゃが。。毬猫姫よ、そなたにはいいなづけが


 おって、もうそろそろ、おまえも年頃であるし嫁に行かねばならぬだろうから。。」



「おとうさま?ワタクシにいいなづけ??が。。。?」




「そうじゃ。 おまえは、よその若君のことで熱くなっていたが
いいなづけのある身なのだから

 慎むように。。3月の終わり。。。桜が舞うころが祝言なのじゃ。

嫁入りのしたくは神無月が用意するから、お前もそのつもりでいなさい。。。


祝言の前に明日、お前のいいなづけとの初顔合わせがある。

明日の着物を用意してあるから袖をとおすように。。」



そう屏風の卿は言い残して、毬猫姫の部屋を出て行った。。。。。



「なあああああんですってえええええ????。。。
そう。。。ワタクシにはそのようなお方が。。。→ケッコーその気♪


 でも、これできっとわすれられるかしら?、それとも急にいやになってあの方を思い出すのではないかしら。。。」


毬猫姫はそういいながらぶどうのお酒をラッパ飲みしていた。。。


そんなみずしらずの殿方と本当にうまくやってゆくことなどできるのであろうか。。。


でもいいなづけねぇ・・。


毬猫姫は葵の君さまのお顔が浮かんだが、明日の着物に袖を通した。


京都のpipin姫からいただいた藤色の辻が花の着物であった。。



そして。。あくる日、毬猫姫は牛車にのって、出かけた。

そう、今日はいいなづけとの初顔合わせ。


牛車の中で、「飛ばせ~♪飛ばせ~♪最速だああ♪」などと、今日は騒がずおとなしくかんがえていた。



ガタゴトガタゴト揺れる牛車はしばらく走り、毬猫姫のこころも揺れていた。    


  「これでいいのよ。これで。。」ふっきるように口にだした。



ちょうどそのとき、牛車は止まった。     どうやらついたようだ。



外をちらりのぞくと、見覚えのある景色がひろがる。


そしてあの朱塗りの柱の前まで牛車はついた。


「ここは、あら?見覚えのある柱、ま、まさか。。。」


お迎えの家来方が、毬猫姫をなかへ案内した。。


「姫さまがご到着でございます!!!!」


障子をあけていずまいをただして両手をついた毬猫姫は顔をあげた瞬間驚いた。




「あ、あ、あ、あ、あ、あなたさまはっっ!!!!葵の君さま。。

 もしやあなた様が。。。」姫




 「先日は失礼した。。そなたが怒って帰ってしまいそのままでどのようにしてはよいかと かんがえあぐねていたのであるが、もうお会いすることもないのだろうと思っていたのだが。。 いいなづけがこの毬猫姫さまだということか。。。」葵の君さま


「でも、葵の君さまはおりんがお好きなのではないのですか?どのようなご関係でござりますか?→いじいじっ

お答えくださいまし。。」(探偵か?)



「あの、おりんちゃんは、病気のおとっつあんの薬をこの私が届けていたのだよ。

むかしはあの店はおとっつあんが威勢よく魚を売っていたのだが病気で倒れてから

おりんちゃんがこの屋敷まで魚を売りにくるようになって


あまりに子供なおなごが魚を売りに来るのでたずねたら

おとっつあんの薬を買うお金を稼ぐために魚を売ってあるいていたらしい。。。


なにか勘違いさせたようだが薬を届けに通っていたのである。。」



(なあああんだよおおっっ、はよいわんかい!!!まぎらわしいい!!二日も寝ちゃったよ!!))姫


毬猫姫は葵の君に言った。。


ワタクシの勘違いでよかった。。。(いつも?)


だってワタクシはあなたさまが蹴鞠を楽しむお姿をいつもあの朱塗りの柱の前で、見つめるのが好きでした。。。(←ストーカー?)



汗をかけば手ぬぐいを(水玉じゃないよ、豆絞りのね、笑)



のどが渇けば、ほうじ茶を、腹がすいたら握り飯をお持ちしとうございました。。


そういえばたしか変わった、ひもをおめしあがりになっておられて。。


なんでもお湯をかけると3分でできるとか。。


葵の君さまはあのようなものがお好きなんでございますね?」姫



 「ふっふっ」葵の君さまはまた笑い出した。



「またお笑いになって。。」    毬猫姫も笑っている。。。


「いやあ、あのときの姫の格好が本当に奇妙でおかしいものがあるのを思い出したのだよ。 

よく、あのような格好が出来たものだと関心しておるのだよ」




「葵の君さま?おなごはみな恋をすればおなじ。。

好いたお方の好みになろう、好いたお方の色に染まろうとするものでございます。

ワタクシもそのような想いからあの格好ができたのでございます。」姫




「ぷっ。。それがあのほっぺた真っ赤かになるのか。。。。」若さま


「葵の君さま、もうからかわないでくださいまし。。」姫



「おお、そうでござるな、さあ、姫よ、そなたは少しは酒がのめるであろうか?」若さま


 「ええ、ほんのたしなむていどでございます。。(嘘をつけえってーのっっ)でもお酌いたしましょう。。(^^)ニヤリ」姫



そうしてたしなむどころかすうっかり、飲みすぎ、扇子をもって、毬猫姫は踊りまくりました。(汗)



楽しいお酒で葵の君も、毬猫姫も満足な1日であった。。。。





●時は3月の終わり。。。●


桜は今にも満開になるという今日の日

毬猫姫は長い間、恋焦がれた葵の君さまといいなづけ同士ということがわかり

祝言のときをむかえることとなりました。

そして、今日。


葵の君さまのお屋敷まで、牛車には白無垢姿の毬猫姫が乗っておりました。。。(^^)


出がけに、侍女の神無月が毬猫姫に話してくれた

この白無垢の意味が毬猫姫にはありがたい 

はなむけのことばとなっていた。。

それを思い出しながら、乗っていた。。


「おひいさま、なぜこの白い衣装を嫁ぐ際におめしになるのか、
お話いたしましょう。。

それは、いかようにも相手のお色にお染くださいという
意味があるのでございますよ。。

だから色がついていないのでございます。。」


「ううっ。。」しおらしっ



毬猫姫はとてもこころが揺れ動いた。

この家から出ることを考えると寂しくてなきだしそうなのだが・・・




「神無月、今までワタクシを面倒みてくださりありがとう。。この白無垢は葵の君さまにお染いただきます。」姫



そういって、牛車にのりここまでついたのだ。


そうして葵の君さまのお屋敷についた。


若さまは衣服の支度をとうにおえ、広い庭先で、蹴鞠を楽しんでるとのことである。。。


「若様は毎日の日課でございます。」葵の君さまのお付の方がそう言う。。


毬猫姫はお屋敷の大きな広い部屋でしばし、待つことになり、フウッとため息をついた。

「葵の君さまはこんな大事なときまで蹴鞠なんて。。。よほどおすきなのかしら?? (昔でいうサッカーね)

でも、好いたお方がお好きなことなら、それも微笑ましいことでしょう。。。」


そう、つぶやきながら毬猫姫はほうじ茶と手ぬぐいを盆にのせ、縁側に出ようとしたとき。。


そのときだった。


グラグラグラグラグラッッ    キャアアアーッ 

盆は空中に浮かんで、毬猫姫は倒れる。

大きな揺れが急に起きた。どうやら地震である。

この屋敷の耐震強度は。。。。などと語っている時間もないほど。

あっとうまにくずれかかり、台所で祝言のお料理をこしらえていた為、

その火があっというまに屋敷中に燃え広がっていった。


ゴオオオオオー(←火が燃え広がる音だべ。。そう簡単に結婚させんのだ♪あ♪よ♪)


「毬猫ひめええええ~  」

「葵の君さまああああああ~」

庭の若さまは井戸から水を汲みざぶりとかぶって炎の中をくぐっていった。

「葵の君さまあああっ、ワタクシはここでございますう~」

ふと炎の中から手をふるのが見えて、若さまが近づくと、火の粉がかかってきた。

「姫、怪我はしてはいないか?」若

「それが、腰のあたりが痛うございます。」姫

「それでは私がかかけながらゆくぞ、さあ、早くつかまって」若

「はい」姫


なんとか火の粉をよけてふたりとも屋敷からやっとの思いで離れた。


「毬猫姫の腰はいかがか?痛みは?」若



地震におどろいた毬猫姫は、逃げ場がわからず、食べ物のおいてある台所へいってしまったため・・・



火がおしりのあたりに燃え移り、少々やけどをしたようである。 着物がまあるくむけていた(笑)




「はっはっはっあはははは」

葵の君さまは大爆笑。「そなたは まことこっけいな格好も似合っているのではないか?」



「もうっっっ!!!笑わないでください!!あら?葵の君さま、ごらんくださりませ、

 桜の花びらが風にくるくると舞って、とても美しゅう(^^)ございますわ。」姫


二人のそばにはちょうど大きな桜の大木があった。。。


毬猫姫は花びらを、追うように、手をかざし桜の木のしたであっちこっちと踊るように


笑って花びらを集めている。

「アハハハハハハ~~♪」無邪気に笑う毬猫姫に、葵の君が言った。


「さあ、毬猫姫よ、祝言をあげるとするか。」若さま


毬猫姫はあまりのうれしさに顔がほころんで(^^)言った。


「食べ物と飲み物がないのですね。でも、ワタクシが桜の前で舞姫となっておどりましょう」姫



葵の君さまは、爆笑のあと毬猫姫と顔を合わせ、笑みをうかべて眺めていた。。。


踊るのが大好きな毬猫姫は

日舞を舞いながら心で思った。。。




これからはワタクシがあなたの影ひなたになって

あなた様を支えつづけます。。。

雨の日も風の日も桜の時期も


栗の時期も。。。


鍋の時期も。。(爆)


いかようにもお染くださりませ。。


それがワタクシの喜びであるのでござります。


・・・・完







原作・脚本・構成 マリー猫ちゃん(Atelier La maison de miel )

江戸時代を舞台に繰り広げるコメディーで~す♪





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Last updated  March 1, 2006 10:49:16 PM
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