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”悪夢なんて見たことがない”などと先日書いた所為かこの頃
その悪夢を見させられているようです。
全く不条理な世界でした。
どこか、中南米かの国を日本を代表しての旅のようでした。
ところが気が付いたらわたし一人だけが車の中で乗り込んできた
5人の男たちが暴走を始めました。
後部座席の男がピストルを出して後ろから来る人間を次々に撃つ。
濛濛と立ち上る土埃の中を車内の男たちの哄笑が爆発する。
言葉がわからない、無言のままの異国人(目撃者)をこのままに
しておくわけがないと撃たれる恐怖感が襲ってくる。
やがて車が急停止すると男たちはサッサと降りて立ち去ってしまった。
呆然と虚脱してると若い男と目付きのよくない女の子が乗って来て
車を動かす。
密林の中の土の道を一散に走っている。
細い道が人間の痕跡を印して延々と続いている。
やがて一見して農家と思う家に着いた。
老人が出てきて、やにわに腰紐を結ばれて畑に連れて行かれた。
そのときはまだ気付いていなかったのだが、わたしは奴隷となった
のだ。
毎日、辛い過酷な労働が続く。
いつも看視しているのは狡猾で意地の悪い5歳くらいのその女の子
であった。
ついに逃亡する、が相手は地理的な知識がある上に足が速い。
何故か知らないが、多分夢の所為でしょうが無数の猫が追って
来るのだ。
それも、見たことの無い距離を物凄い速度で追って来る。
猫が怖いなんて思うとは信じられないと思いながら駆けて行く。
結局、逃げ切れないで老人に鞭打たれ折檻される。
耕す畑は絶望的に広大である。
牛馬に代わってその土地を這いずって耕さなければ食事も
与えられないのだ。
その過酷な運命から救出されたと思ったのは目覚めてからだろうか。
夢の中だったのだろうか定かでは無いのですが、郵便配達の人間に
発見されて保護されたような記憶もありますが。
ここで、はっきりと記しておきましょう。
「わたしは悪夢を何度も見ました」
と。