YOSSY’S DIARY

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2011年06月15日
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大学院では生化学を専攻した。
生化学ではヨウ素IやリンPの放射性同位体を利用するために、RI(放射性同位体)講習を受けて、線量計(フィルムバッジ)を交付され、毎月1回被曝量をチェックする。
もちろん実験で使う放射性物質はほんの微々たるものではあるが、RI室からも持ち出しは厳禁され、退室時にはハンドフットモニターによって放射性物質を室外に漏出させていないか、厳しく管理されていた。

福島第一原発の事故による放射能の大量放出。
チェルノブイリの15%程度の約100京ベクレルというのだから途方もない。
病院などで「放射線管理区域」などの警告板を見ると、脱力してしまう。
今に「放射線管理区域」の方が外界よりも放射線量が低い、という逆転現象さえ起きてしまいような錯覚にとらわれる。

しかも、やっかいなことに(なぜかあまり報道されていないが)、福井県の高速増殖炉もんじゅでも昨年8月に深刻な事故がおき、かつ現在進行中だという。

たとえば、下記の毎日新聞記事。

もんじゅ:落下した装置 引き抜き作業開始

同装置は筒形で中が空洞になっている。作業に伴い空洞から同容器内に工具や部品などが落下するのを防ぐため、空洞の上部にふたをかぶせる作業を始めた。同容器内のナトリウムと反応しないよう、空気の流入を防ぎながら慎重に機材を据え付けるため、同装置を引き抜くのは6月中旬になる見込み。【柳楽未来】
毎日新聞 2011年5月24日 11時49分(最終更新 5月24日 12時40分)

もんじゅに使われている金属ナトリウムは、空気や水と触れると発火してとても危険な金属だ。
何しろこの事故で、中継装置が脱落してひっかかっているので、燃料棒を抜くこともできない。
運転もできなければ、燃料棒の交換もできず、廃炉にもできない・・・という深刻な状態だというのである。(もちろん莫大なお金もかかっており、現にかかりつつある)

海外では、スイス、ドイツに続いてイタリアも脱原発を決めた。
残念なことだが、核の利用は人類にはムリだったと認めるしかないのではなかろうか。





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最終更新日  2011年06月15日 15時28分47秒
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