現在朝ドラ「ばけばけ」で取り上げられている小泉八雲先生(へるんさん)。
父が松江方面の建設現場の現場監理で単身赴任していた時期、お土産に「ヘルンさんのカエル」(灰皿)を買ってきてからは我が家では馴染みの人物。
夏目漱石は松山では「坊っちゃん」で有名な文豪。

小泉八雲と夏目漱石は、明治時代に熊本の第五高等中学校(現・熊本大学)で前任者・後任者の関係で教鞭を執った関係でした。
また、東京帝国大学でも英文学の講師として前任者・後任者の関係でした。八雲の持つ高い独創性と日本文化への深い理解を漱石は熊本時代から意識しており、八雲の解雇後にその後釜に座った漱石は、重いプレッシャー(八雲の解雇反対運動)を感じながらも独自の英文学講義を確立しました。
漱石は日記や書簡の中で、八雲の文学を「あれほど日本を美しく描ける者は他にいない」と高く評価していました。一方で、自身の「日本人としての視点」を貫くために、あえて八雲のスタイルを否定し、乗り越えようとしたライバル心にも似た敬意を持っていたようです。
朝ドラ「ばけばけ」で、こうした二人の「見えない絆」や、2人の関係がどのように描かれるのかがいっそう楽しみになります。
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