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2024.06.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
優維香。

悠里、顔をコクリコクリと、
「うんうんうん。」

「…で、私も、別に予定もないし。いいよ~~って。…でも、私の方は、とにかく、ダイレクトに。ドン。まっ、そりゃあね。私の場合は、タイミングも…。確かに。ん~~~。あったんだ…、よね。ま。でも…、おかあさんもにすれば、そりゃ、ビックリするわ。」
一拍置いて、
「けどさ。私だって…。そりゃあ~~。驚くでしょ。レストラン入って。しかも、何も前触れもなく、いきなり目の前にズド~~ン。心の準備も何もありゃしない。それこそ、ドッキンドッキンよ。」

悠里、ただ、ただ、
「うんうんうん。」



悠里、
「わ~~~お。遂に、優維香~~~。相棒よ~~~。…で…???…プロポーズはどっちから…???」

瞬間、優維香、悠里を見て、
「へっ…???」

悠里、しかめっ面をしながらも、
「もぅ~~。だから~~。プロポーズの言葉~~。台詞だよ~~、セ・リ・フ~~。」
ニコニコしながらの悠里。
「ねね。どっちよ、どっち。」

思わず優維香、素早い瞬き。
「え…???…えぇぇぇぇぇぇ。え~~~。」

悠里、いきなり眉間に皺を。


優維香、顔を傾げて、目をパチクリと。そして、舌をチロリと。
「…して…、ないかな…???」

悠里、目を真ん丸に。
「うそ。」

優維香、またまた素早い瞬き、

目を右に左に。また顔を傾げて…。
「…言って~~。…ない。…し。…言われて~~。ない。や。」

思わず変顔。悠里、
「い゛~~~~ぃい…???」








小埜瀬のスマホにライン。佐津香から。

お昼休み。

小埜瀬、既にビルのエントランス。近くのコンビニで弁当を買おうかと…。スマホを見て、
「うん…???…休憩ブース。ふん。…まっ。仕方…ないっか。」
振り返ってまた来た方向に。





菜帆子と愛結美、
「いやいやいや。とにかくビックリだわ~~。優維香ちゃんがぁ~~。」
「へぇ~~ぇえ~~。課長の息子さんと~~。いやいやいや。」

佐津香、
「んもぅ~~、ビックリよ~~。何々、出掛けで倒れて脳震盪…???いきなりジョエルの課長さんから電話で。」

菜帆子、マイボトルのお茶を飲んで、
「うんうん。」

佐津香、
「…で…???…家に帰っ来た、と思ったら、何と、玄関に。男性と一緒。いきなり何っ!!!…って。体全体がビクン。うそ。」

菜帆子、思わず、
「かかかかか。」

愛結美、おかずをスプーンで、
「いやいやいや。そうなっちゃうわよ~~。うんうんうん。」

「…で…、リビングに通して。」

菜帆子、愛結美、
「ふんふんふん。」




小埜瀬、マーケティング事業へ。

順平、
「あれ…???…課長…???…お昼じゃ。」

小埜瀬、休憩ブースに顔を。そして指を…。

順平、
「あぁ。はいはい。なるほど。」
が、そこまで言って、
「何か…、ありました…???」

そんな順平に小埜瀬、顔を傾げて、
「いや…。」


休憩ブースのドアを。

菜帆子、愛結美、
「あ。来た来た。」

佐津香、弁当を。
「はい、これ~~~。」

菜帆子、
「奥様、作ってきたんだって~~~。早くも愛妻弁当~~。」

愛結美、
「かかかかか。」

佐津香、
「…ってか、瑛士さん。…課長。」

その声に小埜瀬、佐津香に、
「あ、はい。」

「あなた、隆英さんに私との事、まだ、話してないって。」

いきなりの話に小埜瀬、目を丸く、
「はっ…???」

「んもぅ~~。話を聞いてび~~っくり~~。」

菜帆子も愛結美も聞きながらにして口を真一文字に。そして目をパチクリと…。

小埜瀬、
「えっ…???…あ。…はっ…???」
思わず頭を掻きながら…。

「とにかく、これ。」
佐津香、小埜瀬に弁当を。

それをペコペコしながら受け取って小埜瀬、
「あ、あ。…すみません。わざわざ。」

菜帆子、小埜瀬に、
「ビッグニュース~~~。」

愛結美、ニコニコと。
「佐津香さんの娘さん。優維香さん。課長、ご存じでしょ。」

佐津香の隣に座りながら小埜、
「え。えぇ~~。みなさんもご存じの通り。」
佐津香を見て、
「先日、娘さんにはお会いして、佐津香さんと結婚の事。」

菜帆子と愛結美、その声に、
「うんうんうん。」

菜帆子、
「でね。」
小埜瀬を見て、
「課長~~。とにかく愛する妻のお弁当~~。」

小埜瀬、
「えっ…???…あ、あ~~。はいはい。」
そして、包みを解いて弁当を。蓋を開けて…。

菜帆子、愛結美、
「お~~~~。愛妻弁当~~。」
「かかかか。美味しそう~~。まっ。自分のはね~~。いつもの~~。かか。課長のは、まるでキャラ弁だわ。」
笑いながら。









好きになれない。   vol,292.    小埜瀬のスマホにライン。佐津香から。

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最終更新日  2024.06.18 05:15:44 コメントを書く


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